2016年 09月 10日

JOURNAL

筋の通らない義憤、根拠のない嫉妬にかられて文句ばっかり言う人はいつの時代もどこのコミュニティにもいた(いる)。不充足感を他人を使って解消しようとするなんて、実に愚かしい。自分以外は何も苦しまず、つるつるっと世渡りしているとでも思っているのか馬鹿者。とまあ、そういう苛立ちを少しでも霧散させたくて(急に何だ、という話ですが)堺筋本町のTeasin'までTAKAGIMAN、アイパー大西、OKBの生音ライブを聴きに行った。腰を傷めた松田ゆうきくんがゲストだった。和気藹々として、でも演奏に妥協はない。本当にハイレベル。ブルースへの深い理解と惧れが音になる瞬間を感じさせる。良い企画です。僕も1曲ステージ呼んでもらった。ところが、それを予想してちゃんと持参したケースに特殊なキーのハーモニカしか入っていないという格好悪い事態になってしまった。いくつかあるケースを取り違えたのだ。

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# by nogioh | 2016-09-10 23:22 | Comments(0)
2016年 09月 04日

JOURNAL

よんどころない事情が重なり、とある大学に行った。用事を済ませた後、院生の方とちょっと話す時間もあって、気も遣ったがなかなか珍しい体験だった。休日で人気のないキャンパスを歩いていると、いつの間にか森田童子の「いつか寂しい季節の風を頬に知っていた」という一節と、柴田翔の「されど われらが日々」のことを考えていた。不意に、自然と思い出したのだ。
午後にはそこからタクシーをちょっと使い、あとはJRで摂津富田に向かった。なこみさん、木村さん、落合さんのユニットにゲストでお呼ばれしたのだ。会場はHideaway。ミュージシャンに対してもお客さんに対しても、物凄く細やかな気配りをされる良いお店だ。ロケーション的に僕など結構遠いが、行くとまた行きたいと思う店だ。ライブは和やかに、ゆったりと進んだ。なこみさんが僕のバックで弾いてくれたスライドギターが印象に残っている。呼んでいただいてありがとうございました。お客さま、ハイダウェイ、ありがとうございます。お客様の一人に歌も褒めていただいた。楽器の印象が先行してしまうようで、もちろんそれはそれで有り難いことなのだが、歌にも自分なりに力を入れて臨んでいるので評価されると非常にうれしい。
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# by nogioh | 2016-09-04 23:43 | Comments(0)
2016年 09月 03日

JOURNAL

都雅都雅ライブ終了。叉焼中島さんのBlues Showにゲストで呼んでいただいた。僕の出番は中島さんのバンドと酒井ちふみ&静沢真紀のデュオ。演奏も勿論楽しかったが、真紀ちゃん、多田さん、四宮さん、ダンカンさん、そしてゴマさん。懐かしい顔ばかりで彼らと色んな話が出来たのが一番嬉しかった。客席でゴマちゃんのハーモニカをじっくり聴くのもおそらく10年以上なかったことで、とにかく過ぎ去った事象の記憶、遠い日々の断片が縺れ合いながら脳内に噴出するので溺れそうであった。少年ギャングが闊歩する木屋町とか、バブルの終わりとか、昭和が終わる時とか、そういう時代にゴマちゃんと僕はしょっちゅう会って、ああでもないこうでもないと言いながらハーモニカを一緒に吹いていた。年こそ違うが、僕にとってはハーモニカを軸にした初めての友だ。我がバンドのベーシスト、ジー氏はゴマちゃんに紹介されて知り合った。22年前のことだ。「ジーとノギオは長くやってるなあ…。引き合わせた甲斐があったわ」と呟いてゴマさんは昔と全然変わらない顔で笑っていた。ごりごりのロッカーだったジーさんが今ではフロイド・ジョーンズの曲でウッドベースを弾いている。本人はそれは変節ではないと言うだろうが、一緒にやり始めた頃を振り返って今とを比べるとやはりなかなか感慨深い。ゴマちゃんはジーさんのウッドベースを聴いたことがあったっけ。
年とって良い事なんてほぼないに等しいが、今日みたいに、寂しいような侘しいような、それでいてどこか幸福な気分は若い時には絶対に味わえないものだ。みなさん、お疲れ様でした。
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# by nogioh | 2016-09-03 23:27 | Comments(0)