人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

nogioh.exblog.jp
ブログトップ
2009年 11月 27日

JOURNAL

ごちゃごちゃあってリハには間に合わず、6時前に磔磔へ。服田洋一郎氏のライブに参加するのは3回目。ずっと共通している曲もあるが、毎回全く違う仕上がりになるので同じ曲をやっている気分には全然ならない。今回は3回の中で一番ブルースロックっぽい、重心の低い爆音が轟く内容となった。あなたは70年代、何してましたか?というメッセージが、2009年の冬に生々しく響く。生きている音だ。僕は70年代は幼稚園と小学校に通っていた。服田さんや多田さんとご一緒すると(ゴマちゃん、僕のバンドのジーさん、Fiverippersドラムの田原さんなんかと話していても)、自分は新人だと思う。たいしたことないなあ、と思う。服田さんとの演奏や、ヘンリー・マックロー氏との絡みにおいては、自分のバンドや、たとえば先日東京でやった飯村君達など、シカゴブルースを基調にしたバンドでやる時のような細かいニュアンスは一切役立たず、吹き消されてしまうので、また違う技術と心構えが必要だ。素晴らしいブルースを吹くKOTEZ氏だが、今やってるブッチャーなんかだとロック色が濃く、いわゆるブルース特有のニュアンスに富んだ陰影たっぷりのハーモニカを吹くのは難しいだろう。でも別なニュアンスでちゃんとブルースの味を出す、それが難しく、また面白いのです。今日のようなハーモニカの方が良い、いやいや違うと思う・・・評価も結構真っ二つだったりして参考になります。
服田さん、多田さん、コーへイさん、叉焼バンドのみなさん+ゲストの大谷さん、キンベさん、お疲れ様でした。代わりにサウンドチェックをお願いした叉焼ばんどの山ちゃん、水島さんはじめお店の方々、お客様、ありがとうございました。

by nogioh | 2009-11-27 23:59


<< JOURNAL      JOURNAL >>