レッスン。お仕事多忙でお疲れながら、マニアックにハーモニカを楽しんでおられる。見ていて元気になる。ミッチ・カシュマーのトリッキーなのにオーソドックスなフレーズ研究。キム・ウィルソン、ビッグ・ウォルター、サム・マイアーズの映像を観ながら、主としてフォーム(ハーモニカの角度、くわえ方、上唇と下唇の位置・力関係)を研究。いやあ、面白い。フォームという言葉を好んで使った作家、色川武大。最も敬愛する日本人作家の一人だが、生きることにせよ、ハーモニカにせよ自分のフォームを確立すること、または崩すことの困難と喜びについてあれこれ考えた。