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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2010年 12月 22日

JOURNAL

レッスン。環境の変化に関する嬉しい知らせがレッスン直前にもたらされたようで(まどろっこしい言い方です)小さなワインなど買って来られてびっくりした。でもウォーキングベースから始めて通常通りのレッスンをした。サニーボーイの曲ではハンドビブラートの弱点が目立った。唇の当て方、ハーモニカの角度などいくつか変えて音は良くなったし、確率は低いがスロートビブラートも時々綺麗に音が波打つようになった。スロートとハンド、タンギングによるものも含めてビブラートは難しいのです。Harpin' Jo氏はハンドこそが一番の難関と書いている。人によって全然違いますからね。僕がよく感じるのは、ハンドビブラートが一つの「方法」であることを忘れていつでもどこでも無意識に手を開閉してしまう人がとても多い。テレビやコンサートで見るフォークやロックの歌手が、ホルダーではなくハーモニカを手で持って吹いたら殆どが上記のようになる。自覚はなくてもみんな影響を受けているのかも知れない。今日の人はそうではなく、単に技術としてこなれが悪いということです。余談だが、ハーモニカを吹くロックの歌手の中ではヒューイ・ルイスが抜群である。スタートはハーピストでクロマチックもお手の物なのだ。クローヴァーというバンド(エルヴィス・コステロのデビューアルバムのバックをやっていた)在籍時のあるばむでは、素晴らしいクロマチックも聴けます。
紙コップに1杯半くらい?ワインというものを飲んだのは10年振りくらいではないか。良かったな、と思うが良いことばかりの筈はないから、悪いことにも備えて最初から浮かれないようにね、などと余計なことを言ってみたが、この生徒さんは元来浮かれない人だった。日頃は口数も少ないのだが、今日はちょっとだけ饒舌に感じた。あれは生徒氏なりの浮かれ方だったのかとも思う。ともあれおめでとう。

by nogioh | 2010-12-22 23:27


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