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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2011年 12月 03日

JOURNAL

用事も少しあったのと、違う土地で過ごす時間に一刻も早く逃げこみたかったのとで、昨日の日暮れ時に東京に着いた。夜はカプセルホテルに泊まった(週末なので飲んだ後のおっさん達で結構混んでいた)。マッサージを受けへろへろになり、サービスでもらったバーのドリンク券でグラスビールを飲んだらほぼ意識がなくなってしまった。未明に地震があって目が覚めた。すぐに緊急メールが来た。このメールを受け取るのは初めてだ。阪神淡路大震災の頃は携帯自体、今のように普及していなかったので、つながりにくい家の電話で親しい人の安否を確認していた。すぐにまたメールが来て、また緊急メール?と思ったら伊丹のMHKさんだった。ライブの成功祈る、という内容だった。ありがとうございます。それにしても早起きなミュージシャンだ。
起きて土砂降りの中、ちょっとだけ付近を歩き回ったが鞄が重すぎてジーパンもびしょ濡れになり、ライブの体力がなくなりそうだったので、土日の宿を提供してくれることになったハーピストAくんの家に荷物を置いて一休みさせてもらう。夕方リハに行く。ルースターは2年振り。マスター佐藤氏、KOTEZ氏、飯村氏、野間氏、ナベ氏、それぞれと再会を喜び合いリハを始めようとしたらまだ買って間もないシールドが断線していた。安心しきっていて予備を持って来なかったので大いにあたふたした。結局KOTEZ氏が家まで取りに戻ってくれることになり、大変恐縮する。リハを良い雰囲気で終え、先に行っといて、と言い残して立ち去ったKOTEZ氏を除くメンバーと居酒屋で過ごす。関東と関西のブルースシーン(そういうものがあるとして)の情報交換などして楽しく過ごす。一杯だけビールも飲んだ。
久々に会うハーピストの方などお客さんも集まりだした。聞けば結構遠い所から来てくださっていたハーピストE氏とは何度か顔も合わせ、セッションもしたことがあるのにちゃんと話した事がなかった。今日は話せて良かったです。ほぼ定刻にライブスタート。
途中マスターのマジックタイムを挟んでたっぷり2時間、セットリストはこんな感じ。KとOはKOTEZ、OHNOGIの略です。

1st Stage
・Walter’s Boogie(Big Walter)K&O
・ Blow Wind Blow (Muddy Waters)K&O Vo.O
・ Hoochie Coochie Man (Willie Dixon)K&O Vo.K
・I Don’t Know(Sonny Boy Ⅱ)O
・California Woman (Pee Wee Crayton)O
・Big Boss Man(Jimmy Reed)K
・Rainnin’ In My Heart (Slim Harpo)K
・Someday (Robert Nighthawk)K&O Vo.O

2nd Stage

・My Daily Wish (Robert Jr.Lockwood)K&O Vo.K
・Everything Gonna Be Alright (Little Walter)K&O Vo.O
・Go Go Train(Smoky Wilson)K
・Ain’t Got You (Billyboy Arnold)K
・You Got Me (John Brim)O
・You Can Do(K.Ohnogi)O
・Creeper(James Cotton)K&O

アンコール
WEE BABY BLUES(Big Joe Turnerですか?)K&O Vo.K

お集まりいただいたお客様、お店の方、ありがとうございました。文句なしの鉄壁サウンドで気持ちをどんどん高揚させてくれたバンドのみなさん、緩急自在、正確無比のブローで煽りまくってくれたKOTEZちゃん、お疲れ様でした。KOTEZちゃんにはシールドまでお世話になってしまった。ごめんなさいね。また是非一緒にやりたいです。

by nogioh | 2011-12-03 23:33


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