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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2014年 11月 30日

JOURNAL

昨日今日は、ロッキン・ジョニー2デイズだった。昨日は西院ウーララで一緒にライブをやり、今日はシカゴロックに加藤さん、江上君、タカギマン、水野君がバックをやるライブを見に行った。
日本食が好きで、ものすごくブルースを聴き込んでコピーもいっぱいしていて、染み付いたリズムが素晴らしい、ジョニーは正真正銘のブルースマンだった。リハと全然違う曲になったが、揺るがずに何とかやれたと思う。知らない曲がほぼなかったのも有難かった。ジョン・レンチャー、ヒップリンク・チェーン、サン・シールズなど、普段あまりやる機会がない曲も多かったが、聴く方では愛着のあるものばかり、とても気持ちよかった。愛着して、聴き込んで、コピーしまくって何ぼ、というのを改めて実感できて、元気になった。
そういうことなのだ。そうでないとお客さんの心も掴めない。ジャンル、または音楽そのものに縁の薄い人の気持ちも動かす力がブルースにはあり、ちょっと良いな、と思ってもらえれば、そのうちまた聴いていただけるだろうし、やがてはお客さんの耳も自ずと肥えてくる。そこで漸くこちらの愛着度合いというか、聴き込みの深さが試されるのだ。そうしたプロセスへの意識抜きにミュージシャンとは言えない。当たり前ではないかそんなこと!・・・そういう諸々を今日は頭の隅でずっと考えておりました。演奏は各地とても良かったそうで、内容的にライブツアーは大成功だったようだ。でもその陰に見える苦労、見えない苦労もたくさんあったはずだ。主催のYさんの情熱と行動力に敬意を表し、我々に演奏の機会を下さったことに感謝したい。全ての出演者の方、お疲れ様でした。無理を色々聞いてくれたウーララ、会場を満杯にしてくださったお客さま、本当にありがとうございました。

by nogioh | 2014-11-30 23:27


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