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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2017年 01月 08日

JOURNAL

今日はシカゴロックでライブだった。加藤南部スタイル&大野木&中村藍子というメンバー。昼間遠方より若い方がレッスンに来られていて、京都に住む同じくミュージシャンの弟さんも一緒だったのでレッスンだけでなく色々と話も弾んだ。若い人と話すとこちらも若返る気がして良いものです。昨日の夜半からずっと雨が降っており、予報では夕方にはやむという事だったが、家を出る時間になっても全然やまなかった。気温は少しも上がらずとにかく寒くて冷たい。
ちょっと遅くなるという加藤さんからのメールが来ていたので、僕は早めに大阪に入って藍子ちゃんと合流、近くの居酒屋に入るとほどなく南部君もやって来た。軽く乾杯をした。リハを始めると加藤さんがやって来て、リュックを背負ったまま一緒に吹き始めた。演奏のリハはごく軽め、曲順を決めて本番を待った。今日の天気は、僕なら人のライブを見に行くのは躊躇うかもな、と思えて実に不安だったのだが、見事大入り満員になった。
いざライブ。加藤さんとは付き合いも長いし、お互いのプレイもよく分かりあっているが、阿吽の呼吸、というスムースなやり取りにはならない。凸凹している。それが人肌を感じられて心地良いのだ。南部君は今日はエレキだった。加藤さんとの絡みでしか南部君のギターを聴く機会が最近ないので、アコギのイメージが強くなっている。久しぶりの彼のエレキ、これが良かった。南部君のウォーキンベースと藍子ちゃんのドラムのコンビネーション、これもまた実に良かった。リハは要らないくらいだな、とも思った。加藤さんのあけすけなようで繊細なハーモニカに刺激されて僕も感情を出して吹いた。ちなみに今日も僕はTalk To Me Babyを歌った。エルモアのこのナンバー、ガッコガッコのギターも最高だし、ずっと大好きなのだが、今まで歌ってこなかった。結構有名な曲なので何となく敬遠していたというのもあるが、心の中ではずっと歌いたかったのだ。きっかけは去年。京都左京区のザックバランに江上君のライブを観に行き、そこで彼がこれを歌っているのを聴いた。それが良くて、よし俺も解禁しようと思ったのだ。江上君、影響されました。
藍子ちゃんのシャッフルは前回一緒にやった時よりぐんと良くなっていた。二人でジミー・リードの「I Don't Go For That」をやったが、彼女のリズムだけで十分楽しく歌えたし、ソロも吹けた。加藤さんも褒めていたが、「I Got To Go」の2ビートも素晴らしかった。もうすっかり安心して聴けます。
 ミュージシャンの方々、お疲れ様でした、シカゴロック、お客様、ありがとうございました。
 

by nogioh | 2017-01-08 23:30


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