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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2007年 05月 07日

JOURNAL

大阪のウェッティ・ジョー氏より、キャリー・ベル逝去を報せるメールが入った。昨日、書き仕事を割と頑張ったので、くたびれて熟睡中の早朝のことだ。打ちひしがれた様子の文面で、ミュージシャンとリスナーの関係性というものについてしばらく考えをめぐらせていた。返信にも書いたのだが、身の回りの(近在の)ハーモニカ奏者に、キャリーー・ベルの強い影響を感じさせる人はあまりおらず、僕自身もとことん、と言えるほどの熱心な聞き手であった事はない。エディー・C・キャンベル、ウィリー・ウィリアムスのアルバムでのバックワークは愛聴盤で、それは回数的にも相当聴いたが、自己名義のアルバムには未聴のものもあるのではないか。しかし、シカゴブルース全盛期の熱を、肌で知っている貴重な存在だったことは確かで、マーク・ハメル主催のイベント、ブルースハーモニカメルトダウンの、一番新しい録音でも元気そうだったのでとても残念だ。

by nogioh | 2007-05-07 23:01


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