大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

nogioh.exblog.jp
ブログトップ

<   2006年 12月 ( 29 )   > この月の画像一覧


2006年 12月 31日

JOURNAL

朝、やっと掃除をし、部屋をややすっきりさせる。午後はひたすらだらだらと過ごし、DVDを観たり、K-1を思いがけず熱中して観戦したりする。須藤は引退宣言、桜庭は何だか後味の悪さを残して負けた。蹴りを見ているとまだやれるなとは思ったが、どうか。
 東大寺へ。参拝、屋台での買い食い、夥しい人群れ、時間の感覚がなくなるようなこの年の更新の瞬間が好きだ。さらば2006。
[PR]

by nogioh | 2006-12-31 03:37 | Comments(0)
2006年 12月 30日

JOURNAL

新幹線の自由席券を買って、連結部らへんに、寿司詰めになって帰ってきた。指定席の客が、トイレにやってくる、ゴミを捨てに来る、電話をかけに来る、その度に我々は床の荷物を移動させ、身を寄せ合って端に固まっていなければならない。惨めだ。ほんの一足違い、もしくは、ほんの数千円の違いで生じる、この大きな貴賎差別、明確なヒエラルキーの感覚の何たる不条理な事!ほうほうのていで帰宅、荷物だけ解いて、そのまま駅に取って返し何十年の付き合いの友人達の忘年会。古すぎてお互い無遠慮の度が過ぎがちだが、やはり肉親に近い感覚がある。文学と音楽両方でつながる最も古い友人に、「愛蔵版 まんが道 三巻」(中央公論社)をやっと借りる事が出来た。誰に借りパク(確証もないが)されたものか、四巻組のうち三だけがいつからか欠けていた。満賀と才野の二人が上京してトキワ荘の面々と出会う、まさに最も迫力があり盛り上がる部分で、来たる正月はこれを丁寧に読み返し堪能できる。加藤ヨシヒロさんから、マラソンに関して優しいアドバイスのメールが来ていた。ハーモニカはほぼ変わらぬキャリアだと聞いたが、走る方は大先輩だ。この日記を覗いてくださっているのも嬉しい。感謝します。地元の約束、外すわけに行かず本日のライブ行けずすみませんでした。膝痛むので深夜の散歩(怪しまれそう)をして、風呂にて落語「かけとり」を読む。歳末に相応しいネタ。
[PR]

by nogioh | 2006-12-30 03:13 | Comments(0)
2006年 12月 29日

JOURNAL

早朝につき、ネットカフェで仮眠。寒くてどうしようもないが、疲労感に勝てず寝てしまい、腹を壊す。昼過ぎ、二年くらい顔を見ていない友人に会う。話していて飽きない、好人物で、長い事会ってないが奥さんも面白い、いいキャラ。彼がカラータイマーが点滅し出したみたいに突然帰らねば、などと言い残して去り、「ブッダ最後の旅」(岩波文庫)ゲーテ「親和力」(講談社文芸文庫)を古書店で買って。さらに僕はうろつく。夜、一泊。糖分オフの発泡酒を呑んでマッサージを受けたらおっさんは一たまりもなく、買った本を開いてブッダの姿を空想し始めるや否や朝まで気を失う。
[PR]

by nogioh | 2006-12-29 00:11 | Comments(0)
2006年 12月 28日

JOURNAL

近い世代、ちょっと先輩のレッスン。心地いい音を出す人。色々話もしたくなる人なのだが、今日は結構根を詰めて真面目にレッスンした。これにて今年の仕事納め。若干の開放感もあり、夜から小さな旅に出る。金欠で、一泊だからちゃんとは読めぬだろうと予想しながらドゥルーズ「ニーチェ」、田中小実昌「海辺でからっぽ」持参。(予想的中)夜行バスは廉価だけが取り柄で、体中が痛くて大変だ。
[PR]

by nogioh | 2006-12-28 00:04 | Comments(0)
2006年 12月 27日

JOURNAL

時間見つけて図書館に本を返しに行く。田中小実昌「バスに乗って」は、暑さと寒さの盛りには外国に出かけて、居候生活をするというスタイルを、ほぼ生涯貫いたこの作家の最晩年のエッセー。「どこかに辿りつくなんてことはない。書いて、生きてるけだ」と言う、控えめで、ちょっと酒も入った呟きの格好良さ。色川武大「寄席放浪記」は、浅草を中心に東京の古い芸人の姿が活写されているが、小説とは違い、マニアの秘蔵メモの開陳といった風情。談志との対談が、記憶力較べみたいで迫力がある。しょうがないことだが、上方の芸人にも、この稀有な見巧者が、もっと触れていたら、と思う。
 新たに三冊借りる。ヘミングウェイ「われらの時代に」(読んだが持ってないし忘れた話もあるので)、田中小実昌「海辺でからっぽ」(昔借りたが、今僕の脳が、この作家の周期なので全部読み返したい)、ミシェル・トゥルニエ「夜ふかしのコント」(未読だがこの作家は外さないはずで、タイトルからして面白いに決まっている)。
 夕方散髪屋に行き、かみそりに負けて(下手?)顎から首にかけて血だらけになる。その後介護的(何にもしていなくて楽しんでいるのだが)時間。相棒は腰だが、僕は膝がどうもまずい。今夜も一応走ったが疲労骨折しそうで怖い。この日記に度々登場する、酒処に住まう古い友人は高校時代、ある日突然松葉杖をついて登校してきた。陸上部の活動を終えて、体がなまったところへ、地域のマラソン大会に出て、甲の骨を疲労骨折したのだった。当時僕らは残酷にもその痛々しい姿を見て笑ったが、あれはたまらかっただろう、と今更ながらの忖度。

  
[PR]

by nogioh | 2006-12-27 00:54 | Comments(1)
2006年 12月 26日

JOURNAL

電車で、ドゥルーズ「ニーチェ」(ちくま文庫)を読む。昔、一人で温泉旅行した時持参し、難しすぎて旅の情緒どころではなくなり後悔した本だ。こんなに難しいのに面白いとは一体どういう事だ。若き研究者、レッスン。大雨の中やって来て、低いキーと高いキーのハーモニカではベンドの感触がまるで違う事に悩み続けているが音は来るたびに良くなっている。
 その後、古くからの生徒氏がCD奪還にやってきた。いいのを一杯貸してくれる人だ。ハーモニカについてあれこれ喋り、意外にも持っていないと言うから、「アメリカンフォークブルースフェスティバル」のDVDを観る。スキップ・ジェイムス、格好いいな。
 雨上がったのでひとっ走り。膝痛む。風呂で、「伊勢参宮神賑」読む。この大ネタ、二十歳くらいの時覚えようとした事があるな、と懐かしく思い出す。覚えてどうするつもりだったのか、それが思い出せない。
 
[PR]

by nogioh | 2006-12-26 05:15 | Comments(1)
2006年 12月 25日

JOURNAL

不測の事態を契機に、夜、車で出かける日が続いている。おかげで、というのは気が退けるのだが、大きな充実感がある。今日カーステレオで、岩崎宏美が和洋問わずカヴァー曲を歌うアルバム(与えられればこういうものも聴くのです)を聴いていて、八木(のぶお)さんのハーモニカソロに出くわす。曲の、潜在する詩情まで引き出すような仕事だ。
 マラソンのあと湯船にて落語「地獄八景亡者戯」二日がかりで読了。いよいよ膝が痛い。湿布して寝る。健康法で健康を損ねる、本末転倒の見本なり。
[PR]

by nogioh | 2006-12-25 05:01 | Comments(0)
2006年 12月 24日

JOURNAL

昔、キリスト教系新宗派の少年が薄い冊子を携えて何度か部屋を尋ねてきていた頃があり、ある日僕は彼に部屋に入ってもらって、聖書についてさんざん質問し、僕が読んだ聖書と、少年の属する宗派の出版している聖書はどこがどう違うのかをしつこく問うて、高校生だったその子を困惑させ、ついに沈黙させてしまった事があった。聖書とかその周辺書物を気にして生きていたのだなと思う。
 イヴである。のんびりと、ゆるやかに時間が流れる日だった。常住何を恐れ、何を脅威に感じて生きているのか、忘れてしまえる日があることは有り難い。
 キリスト繋がりということとでもないが、先日新しいエッセイ集を本屋で立ち読みした勢いで、小川国夫「ハシッシ・ギャング」を読み返す。「学校嫌い」「オディル」の2篇、どちらも雑誌の時点で読んでいるが、しみじみ傑作と思う。おおっ、と声が出る一節などなかなかめぐり合えません。「学校嫌い」の最後の1行はその稀有な例の一つだった。
 僕の書いた下手な英語のFAXに対して、ヘンリー・マックロー氏からクリスマスFAXが届いた。2007年もロックンロール、だそうです。元気が出る。
[PR]

by nogioh | 2006-12-24 04:33 | Comments(0)
2006年 12月 23日

JOURNAL

イヴイヴというらしい。最年少生徒氏、年内最後のレッスン。来年の発表会でやる曲も決まり、音も出るようになって、ちょっとハーモニカ奏者の雰囲気になってきた。今まさにその瞬間の、感覚をひとつひとつ音に込めて頑張って欲しい。そんなことができるのは青春のさなかにある人の特権で、何しろ絶望すらも歌えてしまう。「フェスティバルエキスプレス」の、若いデッドやバンドのメンバーの姿を観ていると、ロックが青春を生きた日々の、どうしようもない輝きを感じる事ができる。荒ぶる若い魂を、ロックがあのように釘付けにした、その求心力は、彼らが絶望を歌うことを畏れなかったからだ。
[PR]

by nogioh | 2006-12-23 03:19 | Comments(2)
2006年 12月 22日

JOURNAL

晩飯は回転寿司。そのあとネットカフェで調べもの。共に訪れた腰の痛い相棒は初めてのネットカフェに興味深げ。ハウリン・ウィルフの1stアルバムがだるまやさんより届く。20年近い関わりで、とにかく思い入れの強いミュージシャンだ。
 マラソン、素人の浅はかさで、いい加減に闇雲な事をしていたら、膝が痛くなってきている。米朝さん、風呂で読み継いでいる。これは思いがけずはまっているなあ。本日の演目は「天狗裁き」。
[PR]

by nogioh | 2006-12-22 03:19 | Comments(1)