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2007年 03月 29日

JOURNAL

なかなかしんどい陽気になってしまった。途端に体調を崩して、へこたれている。春到来の効果覿面である。Wetty氏大推薦の「Crush」という映画を観た。なるほど、よく出来た脚本であります。同じポール・ハギスの本だが、僕は「ミリオンダラーベイビー」肯定派ではない。あれは、レモンパイだか、レモンケーキだか、クリントが大好物という設定が、ただそれだけで、もの凄く効果的に悲劇を際立たせている点は「おおっ」と感じ入ったが、全体としては僕の好みではなかった。ヒラリー・スワンクが好きなので観ましたが。でも「Crush」は良かったわ。筋立てがとてもナイス。アメリカでしか生まれない物語というのをちゃんと意識している。Wetty、いいもの観ました。夜、じゅんちゃんが来て、日曜のライブの練習。いい曲のオンパレードで、うまくやれれば、自分が観てみたいライブの、ある意味理想的なものになるだろう。悪だくみもふくめて、同い年のディスカッションは深夜に及んだ。皆様、おいしいアメリカンフードと、お酒を呑みに癒しのマニアックカヴァーライブにお越し下さいませ!
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by nogioh | 2007-03-29 16:48 | Comments(4)
2007年 03月 27日

JOURNAL

河原町から丸善が消え、元々少ない、洋書を立ち読みできる本屋が減った。嘆いていたら丸善跡(?)から少し下がったBALビルにジュンク堂ができた。メガ本屋はいくつあってもいいと思うので、嬉しい。糞陽気と呼びたい忌々しい暖かさに精神は荒廃しつつある。逃げたい。北へ北へ、どこまでも旅をしたいと思う。布団を蹴り落とし、少しばかり肌寒くなった明け方、フィヨルドの夢を見て目覚め、朝から悲しみに暮れる季節だ。夕方アバンティに寄って、カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」のペーパーバックを買う。電車でぱらぱらやったが、読みやすそうだ。印象であって、読めた、訳ではない。夜、友人来たりて、アントンズのDVD観せる。スー・フォーリーって懐かしい。デビー・デイヴィスはどうしてるのか。
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by nogioh | 2007-03-27 23:50 | Comments(1)
2007年 03月 25日

JOURNAL

生徒さん結集ライブは、準備不足な面が多い企画で、不安を残してスタートしたが、和やかで、本当に心地よい時間になった。それぞれのブルース、またはハーモニカへの思いが刺激しあって生まれる親和力というのか、求心力というか、ともかく相当な良いエネルギーが会場に満ちていたと思う。まさき君、小川君、ガクさん、ゆうちゃん、続木さん、山本さん、畑君、大ニチ、あ、間違った、大西君、宮G、神代君、菅野さん、ウェッティ教室から参加の安村さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。観に来ていただいたお客さんにも心からお礼申し上げます。催しを褒めてくださった植村さん、歌まで歌ってくれたタツヤさん、感謝です。大野木バンドのメンバー、三島さん、ZEEさん、急遽のトラ要請にも関わらず真剣に対応し、いい仕事をしてくださったドラマー、田原輝男兄、ありがとうございました。
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by nogioh | 2007-03-25 21:44 | Comments(7)
2007年 03月 25日

JOURNAL

今日の生徒さん結集ライヴ、僕は、あとは観戦(?)するだけと思っていたが、あれこれ用事は残っていて、朝、忙しなく動いていたら、ぐらりときた。眩暈だと思ったが蛍光灯のスイッチ紐が揺れていて地震だと判った。日頃鈍臭い局も含めて各テレビ局が一斉即座に反応するほどの規模の大きな地震が、北陸を襲っていたのだ。阪神淡路大震災の時、僕は机の上の本の山が崩れた程度だったが、それでも根源的な地震への恐怖が植え付けられた。もう大人の年齢だったが、魂に影が出来る体験というのは辛いものだ。子供の場合さらに痛ましい。戦争は愚昧な小数の手による明白な人災だが、地震は違う。明らかな責任者が不在だから、怒りの燻り方が心身に堪える。だが、天災と書く時の、「天」とは何か、それは人ではない「誰か」を指すのか。その誰か、に人の怒りは届くのか、相手に届く事を信じて怒る、などということが可能なのか。根本的に信じることと怒りは、反する二律ではないのか。だがもし可能だとして、その信じて怒るという行為をどう名付けよう。それがもしかして「祈り」なのか。考え出すと、阪神淡路の地震の数年後、東京駅八重洲口で、募金を求めてきたNPOの女の子との対話の記憶や、当時読んでいたエリアーデや聖書、さらに時が経って、村上春樹が、「神の子はみな踊る」の連作において行った「鎮魂としての文学の試み」にまで思いが飛び、あっという間に時間が経ってしまう。と云う事で、ライブの記述とは分けて記したいので、同じ日付けでもう一つ書く。
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by nogioh | 2007-03-25 21:18 | Comments(0)
2007年 03月 21日

JOURNAL

祭日だが働いた。25日のライブが近づいて焦りと緊張が高まる若い人二人レッスン。何とかなるものだし、キャリアは全然違うが、バンドの方も相当焦っております。何せ日頃ないほどの長丁場だし、曲の手配も遅かった!(すみません)朝の人は、ハーモニカを一人で、ひっそりと楽しみたいタイプ。多忙な人でもあるので、積めこまないように気を付けている。午後の生徒氏は、ビートルズのコードをとったり、オアシスを聴いて曲を分解したり、何のレッスンか判らなくなりそうだが、総合的に音楽を学びに来ている人、という風に受け止めている。「NOEL」のDVDに関心を示していた。ぺネロペ・クルスのファンか?内容もなかなかだったぞ。スタジオにて25日のリハ。丸々ではないが、とりあえず、さわりだけのも含めて全24曲、吹いて歌った。いやあ、大変だわ。夜、落語「つぼ算」。
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by nogioh | 2007-03-21 01:07 | Comments(0)
2007年 03月 20日

JOURNAL

夕方会った人に、鬱屈の海から陸地に引き上げてもらった。家に帰ると、東京のだるまやさんから、注文の品が届いていた。ジェフ・マルダーの初のソロライブ盤である。沈黙を経て、発表された前2作は、身を殺ぎ落としたシンプルさが、ブルースの豊穣さを最良の形で伝える結果を生んだ大傑作で、その後の2度の来日公演も素晴らしかった。サインをもらった時、僕の名前の響きを面白がって「クール!」と云ってくれたのも良い思い出だ。そのライブの感動を何とかアルバムにパッケージしてくれないかな、と思い続けてきたところに、このドイツでのライブ録音。堪らない。知的さと、泥臭さの極め付けのハイブリッドである。夜、訪れた友人と、ジョー・カーターとカンザスシティレッドのカップリングCDと、このジェフを続けて聴いたが、なんともいい気分に浸れた。遅がけにレッスン。僕も生徒氏も眠くて疲れるが、なかなか充実した内容。苦手なところばかり突いてフレーズ練習させるのは意地悪なようで気がひけるが、無理やりでもやらないと、自分ではいつまでも手を付けないだろうとも思う。様々な外的作用、施しを受け、ついには楽に眠れそうな気分になれた日。感謝。反省。寝しなに、落語「牛の丸薬」。
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by nogioh | 2007-03-20 01:30 | Comments(1)
2007年 03月 19日

JOURNAL

荒む心を、少しでも宥めようと、「NOEL」という、如何にもロマンチックなタイトルのクリスマス映画を観た。イヴのニューヨーク。独身中年のキャリアウーマン、結婚間近の警察官と、絶世の美女のカップル、虐待のトラウマから逃れられず奇行を繰り返す若者。彼らが、それぞれの形で累積する寂しさや、失望をなんとかやりくりしながら過ごす前半の描写は、都市生活の影をリアルに掬って冷徹。今は違うが、こんなクリスマス、僕も知っている。そう思いながら観た。辛い、ひりひりする部分での共感が、嬉しいような、不愉快なような感慨をもたらす。後半、タイトルが迫り出してくるように、それぞれの物語に何かが起こる。孤独が人を強くするというのは迷信だ、度を越すと人が壊れる、と大いなる声が囁くような、何か。スーザン・サランドン、ロビン・ウィリアムスらばりばりの実力派に混じって、若いポール・ウォーカーの演技も泣かせる。あらゆる意味で自信をなくした事のある男誰しもがぐっと来るであろう台詞を吐くのだ。フォークナーから、南米の作家達、K・ヴォネガット、更には大江健三郎や、村上春樹に受け継がれ確立されてきた、文学における複数の物語の継ぎ接ぎ手法は、A・ゴンザレス・イニャリトウ監督の「21g」などに代表されるように、映画にも定着しつつある。「NOEL」の場合、それぞれのストーリーは、具体的にはニ場面でしか交叉しない。にも関わらず、それぞれの関係の緊密性は損なわれず観るものに迫る。
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by nogioh | 2007-03-19 20:01 | Comments(0)
2007年 03月 18日

JOURNAL

昼のレッスンは、MDに録音したレッスンのポイントが消えてしまうというアクシデントに戸惑い気味。何度でも取り直しますよ。アドリブに関しては2度と同じものが吹けなかったりしますが。映画が好きな人で、色々話すうちに、いいなあ、沢山観たいなあと思う。前向きな方向付けで会話にすぐに影響されるのは、良い事だろう。夜、友人に会う。英国BBSの音楽番組「THE OLD GREY WHISLE TEST」と、ジョージア・サテライツの原型、キース&ザ・サテライツの再結成ライブ、2本のDVDを借りる。ジョージアサテライツの、「キープ・ユア・ハンズ」のプロモーションフィルムをMTVで観た時の驚きは忘れられない。常に、自分が小さかったり生まれてもいなかったりする時代の古い音楽を遡って聴いてばかりいた僕が出会った数少ない「同時代に進行形で存在する古い音楽」の一つだったのである。二十歳の日への郷愁をかき立てられながらじっくり観ることになるだろう。
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by nogioh | 2007-03-18 00:36 | Comments(1)
2007年 03月 17日

JOURNAL

一期一会にてライブ。北風の吹き荒ぶ僕にはこの上ない日和で、重い荷物にめげそうになりつつも気候に励まされた。三島邸に着いて一休みさせてもらい、相棒共々、出来たての揚げ入りの豚汁をご馳走になった。二人だけで約半分、あとは店のオーナー、タカ君のドラム入りで、リラックスした選曲ながら、なかなか緊張感ある演奏になった。初めてゆっくり話せた人もいて、嬉しかった。たくさん集まっていただいて盛り上げてもらったので、成功と云える仕上がりになりました。ありがとうございました。
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by nogioh | 2007-03-17 03:36 | Comments(1)
2007年 03月 16日

JOURNAL

明日の、一期一会でのライブは、初めて三島さんと二人だけでやるので、いつもにない緊張感がある。昔、二人でスタジオに入ってあれこれブルースの曲をいじくりまわして演奏していた事があったが、技量不足で長続きしなかった。十数年の重みを試す、などと云うと大仰だが、楽しいライブにしますので皆様こぞってのお越しお待ちしてます。
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by nogioh | 2007-03-16 02:53 | Comments(2)