大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2007年 07月 31日

JOURNAL

昼間は乾いた暑さ、夜は今日も涼しい。このまま夏が去ることを想像して目を瞑ると、想いは祈りに変わり、涙が滲む。人心を破壊する熱風、幾度拭えども噴き出してやまぬ、魂の悪しき属性としての汗。近鉄S駅前に蔓延る大学生の、痴呆じみた酩酊、蛮声、色欲に暴かれ続けるなりすまし証券マンの糜爛した宗教、P町を縺れ漂うコーカソイド系ハーフのヤクザと、彼が昨日セリ落としたばかりのプッシャーの少女。彼女の手の中のプラダのシガーケースとi-pod。これら大学生の、なりすまし証券マンの、ヤクザの、少女の、爪と髪と皮脂の放つ悪臭。昭和の絞り滓の売春宿から這い出て、ネットカフェに向かうゴキブリと誘蛾灯の明滅。それらの放つ悪臭。K川べりに打ち捨てられ腐ったビーチサンダルと、ダイエットコークの空き缶に入ったトルエン、それら一切の放つ、権力じみた悪臭!それが、僕にとっての夏だ。
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by nogioh | 2007-07-31 00:00 | Comments(3)
2007年 07月 30日

JOURNAL

昼も夜も、涼しかった。夏が終わったか、鬱屈してさまようばかりの僕を、天が奇跡でもって慰撫してくれようとしているのか!?夜、長く会っていない僕を心配して電話を下さった親戚と話す。嬉しい時間だった。レイ・ブラッドベリの本が押入れから転げ出てきたので読み返す。「恐竜のほかに、大きくなったら何になりたい?」は、多分日本語訳文で五十枚くらいの短編で、禁酒法時代のシカゴ近郊が舞台。名編「たんぽぽのお酒」の世界だ。僕もかなり熱烈に恐竜になりたかった口で、主人公の少年が祖父に連れられて博物館に行くくだりは、親父と行ったエキスポの大恐竜展を思い出して、作品世界、訳者の伊藤典夫の文体共々、何重にも懐かしかった。
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by nogioh | 2007-07-30 01:14 | Comments(0)
2007年 07月 29日

JOURNAL

寝不足のまま車で一日中走りまわった。ジミー・ロジャース、マーク・ハンメル(僕はずっとハメル、と思っていたのだが、WABIさんの記述に倣って変更)、ノックアウト・グレッグ、リジェンダリーブルースバンド(後期。マディソン・スリムが吹いている)、マニッシュボーイズ、エタ・ジェイムスなどを片っ端から聴く。久し振りにジミー・ロジャースを聴くと、ピアノのエディ・ウェアに改めて心惹かれ、その高揚のまま親しいピアニストにメールをした。気晴らしがあったからいいが、こう暑いと因果を無視して憎悪や絶望が途切れなしに吹き出てかなわない。七月の日光は何と禍禍しいのだろう。夏はどうしてこうも邪悪なのだろう。
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by nogioh | 2007-07-29 20:12 | Comments(0)
2007年 07月 28日

JOURNAL

最古参生徒氏、のりのりでレッスン。ややこしいインストに挑んでいて今日は随分進んだ。ただ、20ヴァースもあると、一つ覚えても片っ端から前のを忘れてゆく。僕は焦燥に駆られて、「俺だけか?」と訊いたら、「僕も」と、ずっと若いその生徒氏が答えて安心した。悲しい安堵だ。
夜、友人と少し飲む。都会派アングラ、とでも言うのだろうか、異世界のようなバーに連れて行かれ、やきそばを頼むととても美味しかった。どことなく懐かしい話し振りのママをまじえて談笑。また行きたくなる店だった。昼間はカレーを食わせるらしいから、そっちの方がいいか。酒をほぼ呑めぬ僕は、「勝手に帰ってや」という友人の言葉に甘え、勝手に店を出た。少し酔っていたが、ずんずん歩くと汗が噴き出してすぐに醒めた。
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by nogioh | 2007-07-28 20:01 | Comments(0)
2007年 07月 26日

JOURNAL

休日。車でやや遠乗り。あれこれ楽しむと疲れるし出費もあるが、それで鬱陶しいものをねじ伏せてしまえれば云うことはない。何となく寝かせておいたマ―ク・ハンメル「Ain’t Easy No More」を繰り返し聴く。試みる人、それが音に滲み出て、しかも嫌味にならない吹き手。憧れますなあ。セカンドポジションのクロマチックハーモニカの、ミスしそうでしない緊張感漂うジャズ小唄風インストは飽きない。
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by nogioh | 2007-07-26 19:51 | Comments(0)
2007年 07月 25日

JOURNAL

非常に高い技術を持った人のレッスン。細かい修正(提案、のようでもある)ばかりに終始はするがネタは尽きず、楽器は奥が深いなあと感じる。もう一人、昨日に続いてライブ終えて間もない人の反省会込みのレッスン。どれだけ突っ込んで音も言葉も感じることができるか、感じようとする努力が持続できるか、結局はそういう事を、僕は自分にも向けて喋っているのだと思う。堅苦しく考えれば、生涯を通じて何かを表現し続けるためには、それしかないんだろう。
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by nogioh | 2007-07-25 01:34 | Comments(0)
2007年 07月 24日

JOURNAL

夜、先日ライブを終えたばかりの人のレッスン。反省会的、展望会議的内容。こうありたいというヴィジョンはとても明確なだけに、地道な積み重ねに焦りが混じって、不充足感を持て余す。こういう人は以外と多いのだろう。僕も様々な意味で今もそうだ。昔バタフィールドをコピーしていて、肝心のヴィブラートが全然出来なかった頃を思い出す。でも何とか止めなければ出来るようになるものです。映画「マルコムX」を観る。観ていなかったのだ。大きな問いかけを残して行った人なので、誠実に作られたこの映画にも、僕は共感と反発を繰り返し交互に感じた。とりあえずコーランを読み返してみよう。
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by nogioh | 2007-07-24 03:27 | Comments(0)
2007年 07月 22日

JOURNAL

BLUEFLAME & THE BIGTOWNPLAYBOYSと、拾得にて競演の日。とにかく暑い一日で、上着など着てのぞんだため、気が遠くなりそうな場面もあったものの、お客さんも上々の入りで、楽しくやれた。お客様、テリーさん、アンプを貸してくれたM君、ありがとうございました。、BLUEFLAMEさん、明里さん、ロンサムさん、長野さん、橋本さん、お疲れ様でした。ちなみに、セットリストを一応今回も残しておく事にする。1・Wig Flipper(Knockout Greg & The Blueweathers)2・Off The Wall(Little Walter)~What In The World(John Little John)3・Southen Man(Walter Horton)4・Walkin’ Out On You(Spencer Wiggins)5・Ting Tang Tagalu(Jerry McCain)6・Tell The World About You(Ray Charles)7・Hook,Line and Sinker(Dave Bartholomew)~Candy Hearted Woman(オリジナル)/Cherry Pink And Apple Blossom White(Perez Prado)
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by nogioh | 2007-07-22 00:40 | Comments(2)
2007年 07月 21日

JOURNAL

夜、ec cafeにWetty Joを観に行く。ドラムは僕のバンドから北川氏、ギターは南部君。3人だけというのも興味があった。最小限のセットで音量も押え気味の条件下、苦心の様子も含めて楽しい良いライブだった。ジャンルを俯瞰しつつ、ハーモニカの音そのものの持つ可能性について、Wettyは常日頃から僕より時間をかけて考えているのだろう。よくそう思う。ああ、俺はこうは吹か(け)ないなあ、という音に出会う瞬間が面白い。一緒に何曲か吹かせてもらい、挑発的に攻めてこられると、いつもながら緊張した。セッションは考えてなかったのでハーモニカも借りた。ありがとう。
 皆様、明日、拾得、いいライブをしますので是非よろしくお願いします。
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by nogioh | 2007-07-21 01:26 | Comments(0)
2007年 07月 20日

JOURNAL

レッスン。よく努力する人で、難しい課題を丁寧に聴きこんで成果を見せてくれた。このままフレーズや間合いの蓄えが増えていった時、大きな壁になりそうな、基本に近い部分の弱点について、僕はよく説明が出来なかった。これは僕の側の宿題。「Don’t Come Knockin’」「デッドマン・ウォーキング」の2本、DVDで観る。今のアメリカの町並みが観たくて適当に借りたのだが、やはりストーリーと芝居に見とれてしまう。
 宣伝です。明後日の日曜日、久々の拾得でライブです。しょっちゅうやってるわけでもないが、ホームという気持ちが強い場所なので楽しみ。競演のBlueflame氏と選曲がダブらない事を願いつつ、皆様、こぞって、ぜひお越し下さいませ。 
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by nogioh | 2007-07-20 00:55 | Comments(0)