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2009年 10月 31日

JOURNAL

昼間マサさん、静沢さんと伏見で、リハ。暑い暑い。そのまま高野に向かい、ジャズカフェむーらへ。初めてのお店だから最初緊張した。こわもてながら実は柔和で、めまぐるしく動き続けるマスターと水槽を悠々と泳ぐアロワナにすぐに癒され旨いコーヒーを入れていただいてすっかりくつろぐ。
マサさんはブルース、カントリー、ジャズとジャンルを自由に横断する歌い手で、ご一緒すると勉強になる。マキちゃんも百戦錬磨のスウィング感、後半はこちらも抜群のグルーヴを誇るベーシスト松本さんも加わり、終始良い感じでドキドキしながら吹いた。
初めての方、よく知っている人、とても懐かしい人(お元気そうで良かった)など沢山お客さんも入りました。余談ながら、この日記の文学ネタに時折鋭いコメントを下さる方も、今日正体が判ったのだった!
マサさん、マキちゃん、松本さん、お疲れさまでした。マスター、奥さん、スタッフみたいに動いておられたお客さんの女性、そしてお客さん、ありがとうございました。
マサさん、送っていただき感謝です。
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by nogioh | 2009-10-31 23:43 | Comments(2)
2009年 10月 28日

JOURNAL

ブルースという音楽をやることそのものに相克がある。国籍、性別、その他もろもろの境遇が強制的にもたらすどうしようもない相克。それは仕方のないことだ。何も考えないのはバカなので向き合うしかない。浅はかな考察を2、3分試みてそこで疲れて思考停止してしまうと、昔僕にからんだオリジナル礼賛ジャンキー爺(3回目の登場。僕もしつこいな)みたいな無様なことになる。←こういう麻薬うすらは、カバーとコピーの区別すら付かない障害を持っているので、レパートリーのあり方についての音楽的な会話が端から成り立たない。今回リリースした僕らのCDはオリジナルが中心だが、「そうあるべき」みたいな思想はそこには全然ない。余計な金を使わない為にカバーを減らした。貧乏性なだけだ。

話柄が逸れた。

そもそも音楽をやることそのものに相当な自己矛盾、周囲の状況との調整困難を抱えて苦しむ人もいる。そういう人を僕は何人も見てきて、その都度可哀相だと思う。生活を相当なゆとりを持って維持できる金を即時音楽で稼げるか、良家に生まれて経済的困難に一生縁のない人でない限り、多かれ少なかれそこはミュージシャンにとって一番大変なところだ。僕とて同じ。ただ「どうしようもないところ」まで切迫しないように、必死で困難を回避して均衡を保っているだけだ。本当に必死で。だから悩める人に向けての言葉はない。「どうしようもなければ一方を捨てるしかない」としか言えないからだ。そして、それは他者に向けて簡単に口にできる言葉ではない。だから基本的にはいつも僕は黙っている。・・・高校生が漢字を沢山使って書いた作文みたいになったぞ。
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by nogioh | 2009-10-28 23:54 | Comments(5)
2009年 10月 26日

JOURNAL

レッスン。多忙な人で調整が大変ながら、今月は予定がうまく合って2回できた。音がとても良くて、ビブラートも綺麗。若干残る苦手テクニックを克服したら、相当上手い部類に浮上しそうな人。リトル・ウォルターを聴き取り、歌にもチャレンジ。
いつ寒くなるのか。噂では週末から一気に季節が進むとのことだが、俄かには信じがたい。快晴だった今日は容赦ない日差しが降り注ぎ、自転車で若干の買い物に出かけただけでぐったり疲れた。昼間の日差しを尊く感じるのは真冬のみ、それ以外の季節は夜にしか生きられぬ、と思う。
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by nogioh | 2009-10-26 23:38 | Comments(0)
2009年 10月 25日

JOURNAL

映画「MILK」を観る。これは映画館で観たが、テレビの小さい画面でもとても面白かった。アカデミー脚本賞は妥当だったと思う。僕は血や肉が飛び散る映像が嫌いだ。血も肉も飛び散らないが、この映画にも似たような、根本的な違和感を覚える場面は正直あった。でもショーン・ペンの演技ともども作品が勝ち取った圧倒的な普遍性に、感動せずにはいられない。
風呂に行く。これから寒くなる(のか?)と結構行くのでお得な回数券を買う。
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by nogioh | 2009-10-25 23:22 | Comments(6)
2009年 10月 24日

JOURNAL

一週間が結構長い。いつまでも暑いからだ。夕方親しい夫婦とコーヒーを飲む。なかなか癒される時間だった。長い夏ばてで疲れているのでありがたい。古めかしいイメージを固持したまま何十年も経っている印象の商店街をぶらつく。新風を吹き込むべく若い人が、少々奇抜な店をやろうとしても、こういう古めかしさびくともしない。僕は古くささに安住するのも、新奇なだけのものを、ろくに勉強もしないまま追っかけるのも好きではない。
気絶したように眠り、夜半目覚めるともう眠れない。だらだら本を読んで過ごす。松本隆の小説「微熱少年」は、おそらく高校生の頃面白く読んだ。吉本隆明が褒めていると聞いて、子供心に嬉しかったのを覚えているが、小説より、もっと昔に出た同じ題名のエッセイ集の方がずっと面白い。ソウルの話、プロコム・ハルムの話、言葉の話。
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by nogioh | 2009-10-24 23:09 | Comments(0)
2009年 10月 23日

JOURNAL

若者レッスン。この人もそう遠くない未来、若者ではなくなるわけだ。なるべく沢山の本を読み、政治も勉強し、テレビや新聞が決して語らない日本の歴史(欺瞞と簒奪に満ちた)もしっかり把握して、何に怒り、何を励ましとして生きてゆくのかしっかり選び取って欲しい。

ここで突然ですが、大野木一彦ブルースバンドのCDが発売になりました。

タイトル「大野木一彦ブルースバンド」 税込み2,500円 

お問い合わせ・ご購入はBSMF Records または僕にメールを下さい。

今日からの発売ですから、山盛りに在庫あります。

リアル店舗、大手ヴァーチャルショップでも買えます。これらの詳細も上記にてお問い合わせ下さい。
どうぞ、どうぞ、よろしくお願いします。
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by nogioh | 2009-10-23 23:18 | Comments(4)
2009年 10月 22日

JOURNAL

レッスン。今日の人は、覚えた曲を毎回一通り演奏し、細かいところを直してゆくスタイルで進めている。音の出し方やベンドの甘さなど弱点はあるが、覚えが良いから曲が増えて通しでやるとライブみたいになってきている。ギター伴奏している時間が一番長い人かもしれない。笑ってしまう話をいつも聞かせてくれる人。声のトーン、というのは話が面白いかどうかを語る上で重要な要素だ。うちのバンドの三島さんもまず声が、面白い話に向いている。話芸もさることながら今日の人も声が良い。
スタニスワフ・レム(往年のSFファンにはいつ聞いてもたまらない名前だ)「虚数」(国書刊行会)を読み返し、頭がちりちりしてきたので、あわてて腹筋をする。頭がスパークしてしまうと眠れなくなるからだ。

色んな人が書いているので止そうと思ったが、一応記す。加藤和彦氏の訃報には驚いたし残念だと思った。僕はこの人にのめり込んだことがなく、全然詳しくないのだが、「タイムマシンにお願い」を作り、「イムジン川」を世に出した人、というだけで実に途方もない、決定的な功績を日本のポピュラー音楽史に刻んだ人だと、それはずっと思っていた。ご冥福を祈ります。
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by nogioh | 2009-10-22 10:59 | Comments(0)
2009年 10月 21日

JOURNAL

夜も更けて、作業服を着た疲れた男が、僕に預けていた荷物を取りに来て、ついでに少し話して行った。断崖絶壁の真上にある足場に立って怯えながら作業をしてきた、らしい。様々な苦労がある。ビルの解体工事のバイトで「セパ折り」という作業を命綱をつけてやった二十年前の記憶が蘇って、一つ思い出すと、とめどなくなって、その後釘を踏んで怪我をして呻いていたら「傷口を金槌で叩いて血を一杯出せ」と怖いおっさんに言われたこと、終業後、毛皮を着た若いやくざに賃金をもらう瞬間の気分、そのバイトが終わってしばらく経った雪の晩、拾得に行って、帰り道水たまりにはまったこと、びしょ濡れの靴下を脱いで裸足に革靴を履いて凍えながら歩いたことなど、噴出する過去に戸惑い、現実から遊離するみたいだった。
ナット・キング・コール・トリオの名演を聴きつつ眠る。
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by nogioh | 2009-10-21 23:26 | Comments(0)
2009年 10月 20日

JOURNAL

昨日の長い運転で腰が凄いことになっていたのでマッサージへ。セレブ並のぺースだ(書くのは二度目だがセレブのペースは知らない)。「休みに京都市立動物園に行ったら、土産物コーナーに職場に持って帰れるようなお菓子が一つもなかった」という施術師の女の子の話を聞きながら、気付けば寝ていた。
今頃になってもまだ今年末のライブの追加の話がいくつも入ってきている。大丈夫か?
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by nogioh | 2009-10-20 09:44 | Comments(0)
2009年 10月 19日

JOURNAL

日が昇る瞬間を見る、というのはどれくらい振りだろう。景色は在るものだが定着させるのは感情と言葉だ。忘れてはならない。
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by nogioh | 2009-10-19 09:22 | Comments(0)