大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2010年 08月 31日

JOURNAL

レッスン。ブルースとは離れたジャンルの曲に挑戦。美しい曲を、音色もコントロールしつつ正確に吹くことは難しい。でも努力して正解に近づけば楽しいし爽快である。それはブルースの曲のコピーでも同じだ。僕はブルースプレイヤーだから、あくまで異ジャンルをやっている意識は消えず内的葛藤も多少あるが、でも楽しい作業と言える。

ブルースをやる上で正解はないが正義はある。

一度も面識はないが、音を聴いたことはある一人の日本人ハーピストを思い浮かべながら、そんなことを考えていたある昼下がり。原動機付自転車に二人乗りする若いポリ公を見た。交通量の多い国道で、臆する様子もなく信号待ちしていた。こちらが憤怒より先に呆気にとられている内に、彼らは行ってしまった。ナンバーも見損ねたが、もし僕が注意していたら、あいつらは躊躇なくピストルを抜いたのではないかと本気で想像した。やってる行為は重犯罪でなくても、その二人組の笑顔であるとか、他者の目を全く意識していない挙措全体は、尋常ならざる逸脱を感じさせて寒気がした。
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by nogioh | 2010-08-31 23:33 | Comments(3)
2010年 08月 29日

JOURNAL

朝からレッスン。シャッフルのスウィング感、ドライブ感を楽しむための幾つかのリフを作って繰り返す。吹きながら身体が自然に横に揺れるまで延々やる。ハーモニカハイ、と呼びたいような快楽がやがて訪れる(こともある)。今日の人はロッド・ピアッツァのソロの聴き取りに頑張っている。
午後は休養。暑さに参っているので、ひたすら暢気なムードに浸ることも重要だ。先日レッスンのノートに「苦手」という言葉を書こうとして2、と書き出してしまった。「2がて」。これはまずいな!と思ったのだった。
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by nogioh | 2010-08-29 23:08 | Comments(0)
2010年 08月 28日

JOURNAL

レッスン。お仕事多忙でお疲れながら、マニアックにハーモニカを楽しんでおられる。見ていて元気になる。ミッチ・カシュマーのトリッキーなのにオーソドックスなフレーズ研究。キム・ウィルソン、ビッグ・ウォルター、サム・マイアーズの映像を観ながら、主としてフォーム(ハーモニカの角度、くわえ方、上唇と下唇の位置・力関係)を研究。いやあ、面白い。フォームという言葉を好んで使った作家、色川武大。最も敬愛する日本人作家の一人だが、生きることにせよ、ハーモニカにせよ自分のフォームを確立すること、または崩すことの困難と喜びについてあれこれ考えた。
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by nogioh | 2010-08-28 23:32 | Comments(5)
2010年 08月 25日

JOURNAL

まあ暑いこと。「また時期が巡ってきた」感覚が少しあって(周期的に僕は同じ系統の本を繰り返して読む)80年代の大江健三郎を読み返しているが、分かり易い書き方の人ではないので、暑いとなかなか集中できない。夜のニュース番組では天気予報担当のアナウンサーが「この先もずーっと暑いです」と唇を尖らせて拗ねたような表情を作っていた。ある生徒さんが「すごい人気がある子らしい」と言っていた人で、なるほど可愛い女の子だが、地獄のような宣言をされてキュートでしょ、という顔をされてもムカムカするばかりでテレビを消してしまった。みんなで力を合わせて涼しい国にしましょう、くらい言えないのか。

党首選。そんなものどうでも良いのに。国民のことなど全く眼中にない騒ぎようだ。自分らの立場を理解する能力すら失せてしまったうすら政治家ども。暑いからか?
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by nogioh | 2010-08-25 23:02 | Comments(4)
2010年 08月 24日

JOURNAL

レッスン。この間、他の生徒さんと唇の形と咥え方の深さで騒いでいたので、今日の人にも確認。この人はハーモニカの角度にはもう一つ無頓着なようだったが、咥え方は僕より浅かった。WAR(リー・オスカー、仲村さんを経て今はミッチ・カシュマーがハーモニカを吹いているようだ)を知らないというのでびっくりしたが、考えてみるとブルースバンドではないし年齢的にも全然間に合ってないので(全盛期には僕も子供だった)しょうがない。若いのにボビー・チャールズに反応してはまったりするから、つい「WAR知らんの!」などと言ってしまう。僕は同年代の気分で話してしまうが、四捨五入したら(しなくて良いが)ハタチの人だ。苦手な2ビートに挑戦、健闘してました。その人は大きい札しか持っておらず、僕は700円しか財布になく(ぎょっとした)ギャラを貰い損ねた。何ということだ!!
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by nogioh | 2010-08-24 23:38 | Comments(3)
2010年 08月 23日

JOURNAL

レッスン。リック・エストリンの難しいインストの音を何とか二人がかりで取り切った。エストリン氏はタングブロックも上手いが、パッカリングも沢山使う人なので(Harpin' Jo氏は「パングブロック」と呼んでいた。主体はタングブロックであっても要所要所にパッカリングを織り交ぜるやり方全体を指すようで、僕もそこに含まれるらしい)、どちらかに奏法を固定すると、なかなかニュアンスまで似せることは難しい。しかし同じようでいて反復でない、緩急自在の劇的なリックの組み立て方は見事で、リトル・ウォルタースタイルのお手本のようなインストだ。やっぱりエストリンはめちゃくちゃ上手いですね。話も面白い人なので、休憩中に仕事の話をぼんやり聞いていても笑ってしまう。ギャラを貰い忘れた。ご本人からは「すみません、次回払います」のメール。何と言うことだ。
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by nogioh | 2010-08-23 23:28 | Comments(5)
2010年 08月 22日

JOURNAL

昼間少し外に出たらすっかり嫌気がさしてしまい、計画していたことを何一つやらなかった。我が内なる反エコロジーの牙城たる冷たい部屋で、時々寒々とした夢に目覚めつつ、ひねもす横たわって暮らした。夜半起き出して、女子バレーを観戦(若いエバタという選手が大活躍していた)、チャンネルを変えて新日本プロレスのG1決勝戦を観て(小島聡が優勝。良い試合だったが、対戦相手の棚橋はどうして爽やかなキャラを崩そうとしないのか?良いタレントなのに、いつ見てもこの人には違和感を覚える)、本など少し読み、スタン・ゲッツのサキソフォンを聴きながらまた寝る。コーデュロイのジャケットを震えながら羽織る夢を見た。冷房を切れよ、という話なのだが切ったらまず徹夜を覚悟せねばならない。
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by nogioh | 2010-08-22 23:32 | Comments(0)
2010年 08月 21日

JOURNAL

今日から二日間は休日。骨休めの日。今日は映画を観て、ビールを飲み、夜は風呂に行った。初めてのでかいスーパー銭湯だが、案の定道に迷った。慌ててナビを起動させて無事到着。ナビがなければまず着けなかっただろう。僕のようなものには不可欠な利器である。
今日観たのは「サンシャイン・クリーニング」「ラブリー・ボーン」の2作。お金のかかり方が格段に違うのが、観始めてすぐに判るが、出来は低予算の前者の方が遙かに良かった。後者は期待していただけに「ふうん」という感じだった。映像は美しいが、突っ込んで描く必要のある場面が徹底的に端折られている印象で、それでは困るのだ。だれてしまってでももっと長くするべきだった。「サンシャイン・・・」は心温まるストーリー。とは言っても設定やテーマは結構深刻で、コメディの味わいすら散りばめてハートウォームな作品に仕上げた手腕を評価すべきだろう。いつも泣いてるみたいな顔のエイミー・アダムスと、不充足の塊みたいなふてくされた表情のエミリー・ブラントが、何かとうまくいかない人生に向き合い、トラウマも克服して行く姉妹役を好演している。
もうちょっと前になるが、「ダウト」も観た。これも良かった。有名な舞台劇の映画化で、見終わって色々喋りたくなる作品だった。メリル・ストリーブとフィリップ・シーモア・ホフマンの名演技には溜息が出る。こちらにもエイミー・アダムスが重要な役で出ていて、やはり終始泣きそうな顔をしている。
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by nogioh | 2010-08-21 23:03 | Comments(2)
2010年 08月 18日

JOURNAL

レッスン。今日も十穴祭にエントリーした人。細くて、マイクを持つ握力にすら不安があると言うくらいの人なので、会うといつも「筋力をつけなさい」と、そればかり繰り返してきた。しかし今日はより楽器の特性に即して、ハーモニカに当てる唇の形に拘り、色々アドバイスしてみた。僕が良いと思う形はどうやらこの人の唇のフォームの常態とは違うようで(本人曰く「真逆」)、修正には時間がかかりそうだが、筋力アップよりは早いのではないかと思う。
あ、そうそう。一昨日僕が出たラジオ、今なら局のHPからネット配信で聴けます。それどころか喋っている様子が動画で観られてしまう。動画配信されるとはつゆ知らず、非常に恥ずかしい。しかし一応原点帰りというか、自然にやるとこうなります、というハーモニカを吹いているので、興味のある方は、まあ、どうぞ。

http://www.fmuji.com/pickuplive.htm

上記URLから僕の名前のある放送タイトルをクリック、です。
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by nogioh | 2010-08-18 23:23 | Comments(4)
2010年 08月 17日

JOURNAL

初めての人のレッスン。単発での申込みだったので次回がいつかは判らないが、手応えのある人だった。かなり前に面識はあり、その後、彼が企画したイベントに出させて貰ったこともある。先日の十穴祭にも出ていて、エントリーした人の中では最上級者に入るであろう人。ブルースでもポップスでもないジャンルも独特で、フレーズも面白い。その個性を延ばしながらハーモニカを続けて欲しいと思う。いつも僕のレッスンでやっていること、初めて来られた上級者の方に話す豆知識のようなものを今日も繰り返した。こちらは同じ話をしていても一人一人反応は違う。当たり前だが面白い。音に人間性が出る、とかソウルが籠もった音色とか、そういう言い方は胡散臭くて僕は信じないのだが、人間性がハーモニカを吹く、とは言えると思う。今日も色々と話をして、楽器への対峙の仕方もまさにそれぞれだと実感した。教えてはいても、常に練習を繰り返し苦心している同士だから、こちらも学ぶことは沢山、ある。
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by nogioh | 2010-08-17 23:30 | Comments(2)