<   2011年 01月 ( 24 )   > この月の画像一覧


2011年 01月 31日

JOURNAL

今日は最近、詰めて通っておられる方のレッスン。ピンポイントで、やりたいことも決まっていて、周辺の話もするにはするが、中心はその目的に即したもので濃い雰囲気となった。四苦八苦して色んな言葉で伝える努力をするのだが、当然のことながら人によって「今の、分かり易い!」と言って下さるポイントが違うので、難しい仕事だなあとつくづく思う。簡単な仕事はないということを改めて実感するのです。
[PR]

by nogioh | 2011-01-31 23:22 | Comments(0)
2011年 01月 30日

JOURNAL

今日は、阪急塚口駅前のGreasy Spoonというまだ新しいお店でNacomiさん、森俊樹さん、そして今日の主役、横浜から来た若手ハーピストの急先鋒、倉井夏樹くんのライブ。僕はゲストでお呼ばれして行ってきました。ナコミさんと知り合ってからもう何年になるだろう。伏見にあった伝説のお店(!)、テンホールズ・キッチンが初対面の場所だったと思う。その後もライブ会場でちょくちょくお目にかかるし(最近ではジェームス・コットン、ジェフ・マルダー、どちらも同じ会場に来ておられて挨拶した)親しい気分でいるが、ちゃんと一緒にライブをしたことはほぼない。セッション的なものを除けば、もしかしたら今日が初めてかも知れない。昨年末、東京でK氏と居酒屋に行った時、今日のことを話すと「夏樹はとても良いですよ」という反応だった。「大野木さんと絡んだらどんなライブになるんだろう」ともK氏は言っていて、楽しみにしつつ僕も不安だった。やや遅れて(すみません。しかし遠かった!)リハに合流し、すぐに楽しいライブになるに違いないと確信できた。とてもスムーズにリハは終了。
雰囲気も値段も学食みたいな定食屋でメンバー一同(カメラマンの小南さんも一緒でした)飯を食って本番。1ステージは夏樹くんのオンステージ。ナコミさんの歌のバックで、または自身の強烈なインストで、観客をみるみる興奮の中に引き込んで行く。森さん、ナコミさんは余裕たっぷりのベテランのフィーリングでばっちり夏樹君をサポート。彼のハーモニカは僕がイメージしていたよりずっと骨太だった。ブルースに拘らない人のようだが、「あらら、22才なのに」と声が出るほどブルージーな音も出す。ハーモニカを手にしたきっかけはジェームス・コットンだったと聞いてなるほどと思った。タローくん(20才)と言い、若い才能は確実に台頭してきておりますよ。昨日の神農くんはホートンが好きだと聞いた。色んな人がいる。狭い日本が広く感じられて楽しい。
2ステージからがゲストコーナーということで僕の出番だった。前半2曲、ナコミさんが歌うブルースバラードの名曲「Woman Be Wise」「Same Old Blues」のバックを吹いて、その後、僕が4曲(リトル・ウォルターのJuke、ジミー・ロジャースのThat's Alright、サニーボーイⅠのMy Little Machine、オリジナルのHard Cruisin' Mama)やった。そして夏樹君再登場で「Big Boss Man」とナコミさんのオリジナル「Grabbed My Heart」をダブルハープでバッキングしました。全くスタイルは違うのに、入りたい箇所が一緒で、示し合わせたように音が被ったり、意図せずハモったりして何回も顔を見合わせて笑った。アンコールはニューオリンズスタイルのオリジナルで、会場にいたMくん、Eくんという二人のハーモニカ奏者も参加で4つのハーモニカが鳴るというなかなか賑やかなことになりました。
森さんは昔、拾得でライブを観たことがあり、ホトケさんのサポートなどでもそのお名前はしょっちゅう聞いていたが、こちらも初共演。どっしりしたバッキング、シカゴスタイルに拘ったソロ、オブリの間合い、全てに於いて大ベテランの懐の深さを感じるプレイだ。京都で言うとハルさんと絡む時(この人とも基本、セッション風の場所でしかご一緒していないのだが)の気分に近い。黙ってても安心な感じだ。ナコミさんの女性らしい細やかで、でもやっぱりベテランの落ち着きを感じるギターやステージングも真横で堪能できた。ライブ後に判ったのだが、音響担当のIさんという方は、何と昔々僕がハーモニカで参加して一度だけライブをやったバンドでベースを弾いていた方で、びっくりするくらいの奇遇だった。サクラメントの事情に詳しく、リトル・チャーリーの話などで盛り上がる。森さんとは古いブルースの話を沢山した。BGMにイーグルスが鳴っており、夏樹君がたいそう反応していたので彼とはウェストコーストロックの話題で盛り上がった。後、夏樹くんの兄さんが今、僕のすぐ近くに暮らしていることも判明、色々と話題が尽きない夜だった。
ナコミさん、お招きありがとうございました。森さん、夏樹くん、お疲れ様でした。お店のマスター、音響のIさん
ありがとうございました。カメラマンの方はライブ中ずっと撮っておられましたが、良いのがあれば分けて欲しいです。最後にお客さん、ありがとうございました。セッション参加のお二人もありがとうございました。

f0041150_316152.jpg


f0041150_316403.jpg


f0041150_3181925.jpg

[PR]

by nogioh | 2011-01-30 23:38 | Comments(4)
2011年 01月 29日

JOURNAL

茶房 白い花にてライブ。ギターの三島さんとのデュオだ。昨年に続き、お店の大看板スミさんと、ハーピン・ジョーの尽力で実現した。昼過ぎに家を出て大渋滞に怒りながら三島さん宅に行き音合わせ。慌ただしく店に向かう。すでに共演のジョーくん、松田くんは来ていて、しばしのんびり話す。向こうは二人とも強力な職人であり、デュオ歴も長い。ライブを観ること自体とても楽しみなのだった。デュオにはバンドとはまた違う自由があり、不自由がある。バンドを組む前、僕は三島さんとしばらくデュオでやっていたが、僕はまだ20代であまりに未熟だったから、デュオでブルースをやる喜びにも苦しみにも、とにかくその深奥には近づけていなかった。
雪のちらつく寒い中、スミさんもお客さんの入りを気にしておられたが、結果は超満員だった。音響もうまくいき、気持ち良く演奏できた。何と名古屋から噂の凄腕、神農くんも観に来て下さった。(いつも言うが「くん」に深い意味はない。年下と判明したから、それだけです)貴重な機会なので是非、とお願いして一曲吹いてもらった。ジョーくん松田くんのデュオも期待に違わぬ素晴らしさだった。ジョー氏のハーモニカには独特な「色」がある。コク、癖と言い換えても良い、もちろん肯定的なニュアンスなのだが、遠くで聴いてもラジオで流れていても僕はきっと判る。一緒にやるととても頼もしいし刺激になる。仲間にそういうプレイヤーがいるのは喜ばしいことだ。戦前風インスト、ホートンの本質を射抜いた敬意溢れるテクニカルなカバー解釈など僕には到底真似できない。
さて、うちのセットリストです。
Big Leg Mama(Little Walter)/Tin Tan Tagalu(Jerry McCain)/So Glad I Found You(Johnny Shienes)feat.松田ゆうき G/Ol'55(Tom Waits)/夜空(五木ひろし)/Hard Cruisin' Mama(オリジナル)/Cluck Stuck Me(オリジナル)/Scratch My Back(Slim Harpo)feat. Harpin' Jo/My Kind Of Baby(Little Walter)feat.神農正祐 Hca/Life Will Be Better(Sugar Ray Norcia)with Harpin' Jo&松田ゆうき//Have A Good Time(Walter Horton)with Harpin' Jo&松田ゆうき

神農くんのハーモニカは、理論的でジャジー、そしてトリッキーだが、グルーヴというかスウィング感はブルースのものだ。10穴ハーモニカの新たな可能性を追求している人らしい清新さがあった。バックで吹いて貰っている時もとてもスリリングでした。名古屋から旋風を起こして欲しいです。

実に楽しいライブになった。僕に関しては、ハーモニカはリハの方が出来が良かった気がしないでもない(こんなこと書かなくて良いのだが、水物、ということを言いたいのです。リハは咥え煙草でべらべら喋りながらやるし、当然、本番はあくまで本番として臨んでおります。ただ、力が抜けていることはとても大事で、良い感じに力が抜けると、リハでも「おっ」と思うような音が出ることもあるのです)。今日は歌の方が良い感じにコントロールできたと思っています。力が正しく抜けていたのでしょう。
スミさん、ジョーくん、企画、招待してくれてありがとうございました。松田くん、三島さん、お疲れ様でした。寒い中来て下さったお客様、本当にありがとうございました。
[PR]

by nogioh | 2011-01-29 23:11 | Comments(0)
2011年 01月 28日

JOURNAL

久しぶりの人レッスン。ダウンホームブルースが好きで良い音を持つ人。色々忙しいですがモチベーションを保って頑張ってください。スヌーキー・プライアーを題材に色々試みました。スヌーキーをコピーする人はなかなかいません。あ、いた。この間観た、東京の岩根くんはスヌーキー色満開のプレイで格好良かった。でもやっぱり少数派でしょう。決定版はオリジナルのBoogie Twistだろうが、アントンズからの復帰作も大傑作だった。やってみたら判るが特異なグルーヴがあって、真似するのはとても難しいプレイヤーです。

Homesick James+Snooky Pryor-How You Learn Shake It Like That

http://www.youtube.com/watch?v=c5lLGDZtT4U&feature=autoplay&list=PL96CFA82CC9B8A3B1&index=45&playnext=2
さて明日は、京都寺町姉小路東入る「茶房 白い花」にてライブです。三島さんとデュオをやります。Harpin' Jo&松田ゆうきのデュオと対決です。戦うわけではありませんが。お時間ございましたらぜひ。
上のスヌーキー&ホームシック・ジェイムスみたいな雰囲気はデュオによるブルースの極みみたいな気がする。
[PR]

by nogioh | 2011-01-28 23:35 | Comments(0)
2011年 01月 27日

JOURNAL

そろそろ疲れが溜まってきている。無理は出来ない年なのだ。びゅんびゅん吹き荒ぶ真冬の風の中を歩き回っていると20年前と何にも変わらない気分になるが、それが体力と比例しない。トレーニングしないと。
レッスン。ちょっと変わった経緯で習いに来られるようになった方で、内容もちょっと毛色が変わったものが続いている。この人は元気だ。下を向かない性質なので、話すと余禄をもらえるというか、大丈夫!という気持ちになる。初心者なので、持ち方とかブレス、とかをなるべく退屈にならないように何回にも亙ってやっている。この大して面白くない一番初めの部分が、結局いつまで経っても一番大事だったりする。コード感覚、3連の弾ませ方、ビブラートの種類、コピーの際に聴き取るポイント…。考えるとどれが基礎で応用なのか判らなくなる。ひとつながりで茫漠と広い。

今日の動画

Good Rockin Charles - Don't Start Me To Talkin' (1977)

http://www.youtube.com/watch?v=A05xu5ZLBvI&feature=related

これは素晴らしい。この人のCDはずっと愛聴盤だ。バックはエイシズです。
[PR]

by nogioh | 2011-01-27 23:34 | Comments(0)
2011年 01月 26日

JOURNAL

景気の悪い愚痴っぽいメールをハーモニカのH君に送ったら、なんとなく励ましのトーンのメールが帰ってきた。そりゃそうだな、と思った。甘えているのだろうか。恥ずかしいことだ。
レッスン。この人も今景気は良くない。というよりも、くすぶっていない人が周りにどれだけいるだろう。元気を出さないとハーモニカの音も湿ってしまう。ということでやや空元気気味に声を出しつつレッスンやりました。ライブは決まったようで、音楽活動は順調な様子。よかった。

東京のハーピストK氏もお勧めの元気が出る映像。加藤さん式に、時々こんなURLも貼り付けてみよう。
R.Lの笑顔がセッションの充実を物語っているではないか。

R.L. Burnside & Johnny Woods - Telephone Blues
http://www.youtube.com/watch?v=ZpdhGifeQEU
[PR]

by nogioh | 2011-01-26 23:18 | Comments(0)
2011年 01月 25日

JOURNAL

日曜と月曜、短い旅に出ていた。2,3時間かけて車で北上した。人気のない歩道には雪が積もり、イカ釣り船が碇泊する港は、雲間から僅かに差した陽を受けてぼんやり光り、荒れた波が幾重にも層を成して終日テトラを打ち付けている。そういう景色の中にいた。ブルース、というよりは演歌が合う空間でした。気の休まる大事な時間を過ごした。

今日はレッスン。初レッスンの人には今年の目標を聞くのだが、ある程度キャリアを積むと自分の弱点が分かって来るので、割とみなさん、するっと目標を口にされます。今日の人はハンドビブラート。奥深いし、難しいですがやりがいは十分ある。喉のビブラート同様とにかく個性が際立つ技術(by Harpin' Jo)なので、片手間にやっていてはなかなか上達しない。ハーモニカを吹く時には常に自分のてを意識する必要がある。頑張りましょう。僕も元々手首から先、いわゆる掌が早く動かずに辛い思いをしたが、毎日やっている内にそれなりに格好が付いてきた。方法を知り、後は継続すること、です。
[PR]

by nogioh | 2011-01-25 23:54 | Comments(0)
2011年 01月 22日

JOURNAL

ごちゃごちゃと用事に追われて過ごす。生徒氏、そして僕とは付き合いも所縁も深い人が一緒に組んだバンドのライブも観に行けなかった。生徒氏はハーモニカも歌も、まだまだ未成熟でブルースへの理解も浅い。個性を残しつつ、技術的、音楽的に修正したい問題点は山積なのであるが、人柄が良く、若々しい情熱とそれに相応しい仲間を沢山持った人で、いつもライブの集客は相当なものだと聞く。一方僕と古い付き合いのミュージシャンは手練れで、幅広い音楽知識を持った大ベテランだ。信頼を深め合い、長くうまく続けて欲しいと思う。他の生徒さん二人が会場に出向いたようで、メールが来たが、会場は人でごった返していたらしい。イベントは成功のようで良かった良かった。夜、短い時間を縫ってマッサージに行く。ここを狙って欲しいと注文しまくったのでかなり楽になった。

ハーモニカレッスン受講生を募集中です。
マンツーマンなので細かい事も遠慮なく質問していただけますし、楽しみながら上達できます。まずはメールを下さい。
[PR]

by nogioh | 2011-01-22 23:40 | Comments(2)
2011年 01月 21日

JOURNAL

レッスン。古株さんである。自身のバンドも組んでライブもやっている。何がやりたいか、どんな音を出したいか、どんな歌を歌いたいかが長い付き合いでとてもよく判る。だから尚更なのだろう、レッスンしてると言いたいことが沢山出てきて、実際にごちゃごちゃ言いもする。去年久しぶりにこの人のライブを観て、良い音だなあ、上手くなったなあと思った。歌は弱い。やはりそこが今後のポイントなのでしょう。ハーモニカの音と歌声、ハーモニカのフレーズの組み方と歌唱法は、接近しているか、逆に見事に対照的であるか、なんにせよ連関していた方が良いので、今後はハーモニカを磨きつつ、そこに歌をどう近づけていくか、いかに自然な形でスタイルを確立して行くかが大事な課題になりますな。
寒い。寒すぎるが良いぞ。今年はまだ大きな風邪も引いていない。この調子でずっと春にならなければ良いのに、と思う。そんな叶わぬ願い毎をしながらブルースを聴いて眠ると翌朝は必ず悲しい夢に目覚めるのだ。

ブルースハーモニカレッスン受講生募集中です!
まずはメールをください。
[PR]

by nogioh | 2011-01-21 23:26 | Comments(1)
2011年 01月 20日

JOURNAL

ブルースについては昨日の分にさんざん書いたから、今日はロス・ロボスのことを書く。大阪ビルボードまで観に行って来たのだ。金もないのに行けたのは友人が抽選でチケットを当てたからである。この人はくじや特典の類に結構頻繁に当たる人で、一度宝くじか何かで一口乗せて欲しいと常々思っているが実現はしていない。誘ってくれてありがとう。
何年か前、クロスロードギターフェスの映像で白髪になったデヴィッド・ヒダルゴを観て、過ぎた歳月を思って滅入ったのだったが、ライブが始まると、めちゃくちゃ元気だった。昔、まだメンバーも黒髪だった頃、磔磔で観て以来だ。ひねくれたアバンギャルドハードロック路線、ヒスパニックの誇りに満ちた民謡系、ブルース好きのロックンローラーとしての側面、すべて見せる構成で素晴らしかった。終盤、立て続けにやった初期のナンバーの中に「Let's say goodnight」があった。最近やらないが実は大野木バンドの持ち歌なのである。アコーディオン、サックスにゲストプレイヤーを 入れて拾得で派手にやった時は気持ち良かった。その時はさすがにハーモニカ不要を感じたのも覚えている。最後の最後にラ・バンバをやってしまうところがちょっと気の毒な気もしたが、ショービズとはそういうものなんですね。初期の陽気なアルバムもよく聴いたが、ミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクの黄金コンビと組んだ「This Time」という作品も衝撃的だった。
ビルボードはそんなに音は良くない。なのに飯はびっくりするくらい高い。これは辛い。セレブ路線は、雰囲気だけならたまには面白い。でもロス・ロボスやジェームス・コットンを呼ぶ時くらいは、飯なんかなくても良いから、もっと開放的にしたら良いのにと、ちょっと思う。
終演後煙草を吸いに行くと、BレコーズのN社長がいた。しばし雑談。
久しぶりに「This Time」を聴きたくなったがCDが見つからず、結局ロバート・リー・マッコイ(ナイトホウク)を聴いて就寝。暗いヴォーカルと艶やかなギターに絡むサニーボーイⅠのハーモニカ、素晴らしいです。
[PR]

by nogioh | 2011-01-20 23:33 | Comments(0)