大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2011年 06月 30日

JOURNAL

疲労感が取れないまま今日まで来た。土曜日のライブは関係ない。心地良い疲労は健康に良いのである。暑さと、日常に満ち満ちる社会の悪意から来るストレスであろう。ずっと冬のままで良い。ついでに言うと昼間など要らない。夜など明けなくてよろしい。ストレスは火曜日に外食して寛いだ時間を過ごしたので一旦軽減したが、水木でまたどっと来た。朝から耐え切れない灼熱の陽が照りつけ頭がくらくらしているところに、駅前の駐輪場がいっぱいで停められなかったりすると、一切の所用も義務も約束も放擲して逃亡したくなる。そもそも駐輪場なるものに正当性など一切ないと僕は思っており、金を取れる神経が理解できない。無人の、溝にタイヤをはめ込むと爪が出てきて車輪がロックされるタイプのものは特に嫌いで、あれで金儲けしている連中がいると思うと大袈裟でなく虫酸が走る。
昨日、今日とレッスンだった。どちらも初心者でなく、そこそこ上手なので細かい部分の修正をして過ごすことになる。こういう感じです、と見本を吹くと僕も出来なかったりで冷房の効いた部屋で汗をかくこともよくある。
さて、6月も今日で終わり、いよいよ忌々しい陽光に身も心も焼け爛れてしまう忍辱と絶望の日々が始まるが、溶けて消えてしまう訳にもいかない。明後日は箕面でライブです。

橋本亭
大阪府箕面市箕面2-5-37
072-721-3116


加藤南部スタイル VS 大野木一彦・三島俊哉

Start 7:30  Charge 1,500円

デュオ二本立てです。当日、バッドボーイA師匠が駆けつけてくれるらしいので、これは弾いていただくしかないでしょう。加藤さんともハーモニカ二つで色々やってみたいです。面白い夜になると思います。
「箕面は、京都よりは涼しいと思う」という加藤さんからの心遣いのメールに励まされて良い演奏をしたいと思います。

皆様よろしくお願いします。
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by nogioh | 2011-06-30 23:58 | Comments(0)
2011年 06月 25日

JOURNAL

拾得でライブ。これを書く前にTAKAGIMANのブログを見てしまったので、何も書くことがないような気分になっている。分量も内容も濃くてまさに渾身のルポです。でも、まあ書きましょう。
狂ったような暑気と渋滞に怒りながら京都駅でドラムの橋本君、ゲストピアニストの大谷さんと合流して店に向かう。ちょっと遅れてしまったので、アイパー大西&The Seeds Of Reedの面々はもう揃っていた。暑さにうまく声が出ないほどだったが挨拶を交わしてリハをする。「Blue&Lonesome」のイントロを三島さんが弾いた瞬間、客席の方で「ブルーアンドロンサムや」「これ車で歌ったら気持ちええねん」という会話が聞こえた。同じ音楽を聴いて生きてきた仲間という気がして楽しい気分になった。この時まで僕は暑すぎて体調が悪かったのだが、ちょっと回復した気がした。しかし基本的には僕は砂浜に打ち上げられた海月みたいになっていてリハはすぐに終わってしまった。向こうのリハも最後まで客席で見学した。バンド全体、同じ楽器だから目が(耳が)行くのかもしれないが、特にアイパー大西くんの気合がビシビシ伝わって来た。活発にアレンジについて意見の飛び交う充実したリハだった。飯を食って雑談しながら開演を待った。まだ空席が目立ったが定刻にアイパー達がステージに上がった。現在進行形のサウンドまで視野に入れたシカゴブルースのオンパレードで、タイトなリズム隊と久米君のエグいオブリガードに乗っかって、ソリッドで熱い大西君のハーモニカが火を噴いて見応え十分、とてもダンサブルなステージだった。僕は個人的に、今回久しぶりに堪能した気がする大西君の滑らかな単音スロートビブラートが心に沁みた。ある時期を境に大西君のハーモニカはシンプルでひたすら研ぎ澄まされたスタイルに変わったが、元々は色んなことが出来る人だった。今回は最近聴いた中では最もバラエティに富んだハーモニカを聴かせてくれた。途中からお客さんも増え始め、終盤には「アイパー!」の掛け声が会場のあちこちから上がり、大盛況だった。そして僕らの出番が来た。セットリスト。

Jack and Beanstalk(Pee Wee Crayton)/One of These Morning(Little Walter)/Rainnin' In My Heart(Slim Harpo)/She's Going To Ruin Me(T-Bone Walker)/Blue&Lonesome(Little Walter)/Cherry Pink and Apple Blossom White(Louiguy)/My Love Is Here To Stay(Sam Myers) with アイパー大西/Wammer Jammer(Juke Joint Jimmy)//Real Gone Lover(Dave Bartholomew)with アイパー大西

個人的に、バンドとしても反省点は多い。高木君のアップしてくれた動画を恐る恐る観たが、やはりと言うか、なかなか怖い。

いつもにないことだが、外国人のお客さん(学生さんだそうです)が大挙して観に来て下さっており後半ダンスパーティみたいに踊り出して嬉しかった。だが一番最初に(チーク!)踊ってくれたのはタカギマン夫妻だった!仲良きことは素晴らしきこと哉、であります。ありがとうございます。

帰り道は極楽湯に寄った。ここへ来てダメ押しみたいに汗をかいて体はカスカスになったが心地よく疲れて一日が終わった。

アイパー大西&The Seeds Of Reedの面々、わがバンドメンバー、ピアノ大谷さん、お疲れ様でした。テリーさん、スタッフの方々、そしてお客様、ありがとうございました。9月18日に神戸で開催されるタカギマンプレゼンツのイベントにも僕らはバンドで出させていただきます。東京から千賀タロー君も参加ということで、素晴らしいイベントになるでしょう。高木くん、その節はまたよろしくお願いいたします。
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by nogioh | 2011-06-25 23:22 | Comments(2)
2011年 06月 25日

JOURNAL

レッスン。ライブ直後の人。録音したライブ音源を使って反省会がしたいという要望だったので、いいのかな、と思いつつ沢山のダメ出しをした。露骨な間違いがあれば、原因を探ってこういう基礎練習が足りないからだと指摘する。それはいいが、アプローチやフレーズの組み立て方に関しては、僕が疑問に感じたら意見として述べるだけなのであまり気にしないでもらいたいと思う。僕ならそうしないというだけの話で「ああそうですか」と参考程度に聞いておいてくれればと、こういうレッスンをするたびに感じている。ただ一つ、ウォーキングベースはシャッフルを理解する上での基本中の基本であり、同時にゴールとも言えるものだから、これだけは毎日やってもらいたい。例えばライブをやった時に歴然とした違いが(何もかも違うというくらい)出る。コピーも大事だが、ウォーキング・ベースはもっとずっと大事だと思います。どうも理解してもらいにくいのか、やらない人がちらほらいる。非常に困るし悲しい。もうそんなところは通過して自分はより高次なポイントにいる、と思い込んでいる人に限って、シャッフルの気持ち良さを味わったことがない人が多い。
今日の生徒さんは、僕が日記に書いたのを見て浦沢の「ビリーバット」を貸してくれた。おお。ありがとうございます。
ジュニア・ウェルズの「It's My Life Baby」は僕の長年のレパートリーだが、自分で納得のいく演奏ができたのは数えるほどという難敵だ。アレンジは自分たち流に多少は変えるとして、歌にもハーモニカにも充満する彼の強烈な個性、それも曲の一部だという気がして片鱗でもいいから是非真似してみたい。ところがそれがとても難しい。今日は夜中、漫画を読みながら長い時間ジュニア・ウェルズのCDを聴いた。最近、ジュニアや、コットン、スパンなどが入ったヴァンガードのアンソロジーを友人が貸してくれたのもあって、数年ぶりにジュニア・ウェルズに傾倒している。
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by nogioh | 2011-06-25 23:03 | Comments(4)
2011年 06月 22日

JOURNAL

今週はレッスンが多い。来週は少ない。万遍なくはいかない。仕方ないことだが、加藤さんも書いておられたようにレッスンはまあまあの労働なので、ない日には運動不足になる気がする。今日はありました。加藤さんとも所縁の深い方。髪が茶色くなっていてびっくりした。相当な嫌なことがあったのかと思ったが、自分で予想したより激しく染まってしまった(脱色?)だけだそうです。特殊な業界風の怪しさが漂っていました。効果的なタングスラップを実際に曲を吹きながら試みる。

さて今週末6月25日の土曜日は京都の老舗ライブハウス「Coffee House 拾得」で
ハーモニカブルースライブです。

大野木一彦Blues Band  VS  アイパー大西&The Seeds of Reed


約一年ぶりのアイパー大西。前回はとても盛り上がりました。今年もきっと良いライブになると思います。ぜひ梅雨時のジメジメ感を吹き飛ばしに、どしどしお越しください。

気合十分なメールがドラムの高木君から届いていた。こちらもテンションが上がる。


京都市上京区大宮通下立売下がる菱屋町815
7時スタート
チャージ 1500円


よろしくお願いいたします!!
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by nogioh | 2011-06-22 23:49 | Comments(0)
2011年 06月 21日

JOURNAL

町中にあるギターショップのスタジオを借りてレッスン。基礎を繰り返している感じだが、楽しそうにされているので安心しておく。ショップオーナーのNさんが持っていた古いシールドを欲しいと言ったらネットで見つけてくれたので注文する。生徒さんに誘われ飯に行く。ブルースだけではなく様々な音楽について、たくさん話された。かなりマニアックな方だ。今時ストラングラーズや60年代アメリカのガレージサイケの話をする相手などなかなかいないのです、とのこと。聞き役に徹して楽しませていただいた。

昨日の日記についてマッドハープ加藤さんからメールが来た。普通でない変わり者としての青春時代を過ごした記述に「シンパシーを感じた」とのこと。身近な同業者と理解し合えるのは嬉しいことだ。来月頭には箕面で共演、とても楽しみだ。ギターのA大先輩が来て下さるようで、絡めたらすごく面白いことになりますよ。
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by nogioh | 2011-06-21 22:47 | Comments(0)
2011年 06月 19日

JOURNAL

昨日はゆっくり過ごした。実際、体力気力ともに結構ぎりぎりでやっている。ぎりぎりでないと良い音楽なんて出来ないと思うからだが、志ほどに実力がついて来ていないのが問題だ。ともかく元来頑丈ではないだけに尚更休みは貴重だ。若いうちは楽しめるだけ楽しめばいい、という大人の声がある。僕が若い時にもあったし、今もある。僕自身は多勢に融和しない変なやつとして思春期を過ごした。だから、10代の終わりから20代の初めにかけて、周りが海だ祭りだコンパだとはしゃぎ回る中、僕は一人でひたすら本を読んでハーモニカを吹いていた。それが良かったかどうか判らない。おかげで随分偏った人間になったような気もするし、普通の遊びをしなかった(何が普通かはさておいて)ことを悔やんだこともあるのだが、ひょっとして意味もあったと思う(こともある)。それはどういう時か。才能(生育環境、金ですね、そうした要素も含む)だけで何とかしてしまう連中の倍は努力しようと僕は思っていた。音楽はそうして頑張っても往々にして才能の方が勝ってしまうような世界なのだが、寝食を忘れて熱中した体の「記憶」が今の僕を支えていると感じる時がある。そういう時はとにかく間違ってなかった、あの憑かれたような練習や読書には意味があったと、ちょっと思う。現在僕は体力も落ち、疲弊しているが、音楽の磁力は依然僕を離さない。繰り返しになるがだからこそ休日は心豊かに過ごしたい。夜は風呂にも行き、こないだ漸くアナログレコードからCDに変えた綿100%やブルース大都市直撃などを聴きながら車で走る。青年ジュニア・ウェルズの美しいスロートビブラート、素晴らしい。

今日は3人レッスンをした。まずはやや遠方からの人。宿題をきちんとこなして驚くほど音が良くなっていた。次はベテランの人。一番古い一人だ。レッスンにも阿吽の呼吸みたいなものが生じていてあまり喋らなくても色々伝わっている実感がある。最後はまだ新しい人で、年長で博識な方なので、ハーモニカに疲れた時の雑談がとても為になる。京都の歴史の暗部、みたいな重いテーマで色々教わる。3人ともレッスンをとても楽しいと言って下さるので疲れも吹き飛ぶ心地がする。ネット喫茶に行く。長いこと行かなかったがふと寄ってみる気になった。浦沢の「ビリーバッド」を読み始めたら下山事件なども出てきて面白かった。どうにもきりがなくなりそうで一巻だけ読んで出てきた。買ってしまいそうだ。
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by nogioh | 2011-06-19 23:17 | Comments(0)
2011年 06月 17日

JOURNAL

シカゴロックに行く。タカギマン主催のセッションの日だ。仕事場が近い人が行きたいと言ったので連れ立って向かった。いつも誰かを連れて行くのは僕はこれまでセッションに参加したことがほとんどないので(ハーモニカを始めてからの約四半世紀で10回もないのではないか。もうちょいあるかな)一人では気恥ずかしいという理由もある。行けば知ってる人もいて、初めての人と音を合わせるのも楽しい。シカゴロックセッションの和やかで明るい雰囲気は高木くんの人柄によるものだろう。来週拾得で、アイパー大西&The Seeds of Reedと共演するのでよろしく、と言いたい気持ちもあった。ギターの久米くんも丁寧な挨拶をしてきてくれた。
日本全体が軋み、呻きを上げる日々、ブルースにどれほどの力があるか判らないが、とにかくアイパー大西くんは素晴らしいプレイヤーだ。出会いから約20年、いつ聴いても僕にとっては元気の出るハーピストです。皆さんぜひ観に来て下さい。ダブルハーモニカもやりたいと画策しています。
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by nogioh | 2011-06-17 23:59 | Comments(4)
2011年 06月 16日

JOURNAL

レッスン。情熱的な人で、気質としてのヒッピーを感じさせる人。ギンズバーグやケルアックが歩き回っていた頃のサンフランシスコ、ウッドストックフェスティバル、詩とジャズとロック、麻薬、瞑想。僕も勿論憧れを掻き立てられるし、その時代を知らないから尚更、いつまでもそこに浸り込んでいたいファンタジックな宇宙がそこにはある。ケルアックの原書と辞書をいつも鞄に入れていた頃もある。今よりうんと、それどころか人が心配するほど痩せこけて肩まで髪を伸ばしていた日々が、20年以上前、僕にも確かにあったのです。今日の人は僕より二つくらい若いが、僕なんかよりずっとその時代のアメリカ文化や土壌への思い入れが強い。もう沢山ライブもやっていて、そういう気質がライブにもよく表れていると感じる。実は今度7月は一緒に拾得に出るのです。ベースに百練君、ドラムに北川洋一氏、僕にもとても縁の深い、文句なしの実力派リズム隊を率いて臨んでくれるらしい。とても楽しみです。
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by nogioh | 2011-06-16 23:46 | Comments(0)
2011年 06月 15日

JOURNAL

夕方から繁華な所に出る。話したり遊ぶことに集中できる時間は何にも換えがたく貴重だ。

迷妄、忘恩、背信、転嫁。この4つの熟語を最近胸の奥で転がすようにしながら過ごしている。今日は楽しかったので忘れて過ごしたが、誠に残念な言葉ばかりである。
僕はこれらの言葉をして人の心を闇に閉ざすような愚かな真似を決してすまい。

夜中、クロマチックを触っていて、コピーしたりポジションを変えて反復練習をしていたら止まらなくなった。角度や舌の当て方で変わる音色がテンホールズと違うので面白い。

ラッシュのコブラ録音のCDを久しぶりに聴いている。ホートン、ウォルター共にバックアップのみで音量も控えめだが、この分厚いトーンは、アンプリファイドに憧れを募らせていたおよそ四半世紀前、ハーモニカを吹き始めた頃の気分が蘇る。魔法の音色である。
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by nogioh | 2011-06-15 23:52 | Comments(0)
2011年 06月 14日

JOURNAL

草臥れ果てて日が暮れた。色々あった。夜、滅多に行かない若者向け総合中古品ショップ(何と呼ぶのが正しいのか。漫画、CD、DVD、服、楽器等ありとあらゆる中古品が売ってるでかい敷地の店です)に行く。ドン○ホーテもそうだが若者が群れる迷路みたいな店は好きではない。しかし今日はこの店に「コットン100%」のCDが置いてある、という情報をある生徒さんから聞いて出かけたのだ。レコードは擦りきれるくらい聴いて、このアルバムの曲だけでライブをやったこともあるのだが、CDは持っていなかったのだ。いつか、と思っている内に見かけなくなってしまった。最近またリイシューされたらしいが、買った。ジュニア・ウェルズ「Blues Hit Big Town」、コブラのオーティス・ラッシュも合わせて買う。いずれもアナログで聴き狂ったがCDはない。安かったのと、昼間の鬱憤晴らしの意味もあってちょっとだけ散財。
昔の仕事仲間と電話で話す。生きている世界は違うし、普段あまり会うこともないが実に面白い人で、友人関係が続いている。かなり気分が良くなった。
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by nogioh | 2011-06-14 23:51 | Comments(4)