大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2011年 07月 31日

JOURNAL

都雅都雅で服田洋一郎氏のライブにハーモニカで参加。イナズマホーンズも叉焼バンドも大所帯なので、リハから相当に賑やかだった。初めて会う方もおられて気を遣いつつ過ごす。イナズマはドラムのかわいさん以外ほとんど話したことがないので一杯挨拶した。イナズマはソウルフルで楽しいライブ。人気バンドとは知っていたが、今日も沢山お客さんが入っていた。
服田さんは70年代のブルースブームの大立役者の一人で、中でも個性では一つ突き抜けた感のある人。ジャジーでパンキッシュなステージに、僕も、いつもよりロック的というか、それなりにアグレッシブなアプローチを試みる。お店の小型のマーシャルに、先頃スミッティさんに直して貰ったShure545SDを突っ込んで鳴らしました。バンドの音が大きかったが、PAの方がちゃんとやって下さったので、よく聞こえていたそうだ。僕のプレイ上の工夫がお客さんに伝わったどうかは不明。ハーピスト以外、そういう演奏者の変化にはほとんど気付いてもらえない。それで良いのである。「迫力があった」とか「良かった」という言葉は時々いただくので最高の褒め言葉として喜んでおります。
お店の方、対バンの方、多田さんはじめUJ'Sのメンバー、服田さん、お疲れ様でした。お客様ありがとうございました。次は8/6(土)、枚方Moonshineにて、南部君とデュオです。Rizzy#24さんと共演です。リジーさんは情感もテクニックもいう事なしの素晴らしいブルースマンです。みなさんどしどしお越しください。
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by nogioh | 2011-07-31 23:44 | Comments(2)
2011年 07月 30日

JOURNAL

拾得ライブ。渋滞に苛つきながら京都駅に行き、ドラムの橋本くんを拾う。最近拾得が多いので、出発からリハくらいまでの流れはずっとデジャブを感じる。リハを終え、GONという洋食屋さんで飯を食って打ち合わせしていると、リハを終えた共演バンド、ジョニーブルースバンドの面々が来た。向こうのドラム、よおちゃんは、僕が二十歳過ぎから断続的に一緒にやってきた深い縁のある人だ。ドラマーとしてはわりと長く休眠していたが最近復活。彼にはとても思い入れのある筈の拾得という店で共演出来たのは嬉しい。ライブも良かった。バンマスのジョニー君は僕の教え子さんで、ライブ後のメールでは本人は反省しきりだったが、ピンチヒッターのベーシスト百練くんとよおちゃんのリズムの安定感は相当なもので、ジョニー君はさぞやり易かったと思う。うちのセットリスト。ちなみに、今日はディマジオの新しいシールドに弟子のO君所有の非常に状態の良いJT30、アンプは対バンのジョニー・ブルース君のスーパーリバーヴというセッティングでした。ハーピン・ジョー氏風にちょっと書いてみました。
Off the wall(Little Walter)/Tell me mama(Little Walter)/Chocolate blues(Original)/Ain't that love(Ray Charles)/TM Shuffle(Original)/As long as I have you(Little Walter)/No reason to confused(Original)/Rock my blues away(Gatemouth Browne)/Crawl(Guitar Junior)//Creeper(James Cotton)
ジョニーブルースバンドの皆さん、バンドメンバー、お疲れ様でした。お店の方、お集まりいただいた沢山のお客さま、ありがとうございました。
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by nogioh | 2011-07-30 23:40 | Comments(4)
2011年 07月 29日

JOURNAL

レッスン。キム・ウィルソン、ウィリアム・クラーク、そしてWalter's Boogie、Juke。もう地力はかなりついてきたので、ライブをやって欲しい。良い意味のアクと匂いを身につける時だろうと思う。

伊良部の訃報。僕は小学校を卒業して以来、ペナントレースの様子もほぼ知らないくらいだが野球は嫌いではない。今もバッティングセンターに行ったり(滅多に行かないが)、キャッチボール(滅多にやらないが)するのは好きだ。そして伊良部はどちらかというと好感を持てるピッチャーだった。かつての猪木みたいな、清濁あわせ持つダーティヒーローの雰囲気があって格好良かった。

明日は拾得にてライブです。ジョニー・ブルースバンドと一緒です。生徒で、同世代だが熱い志しを持つ良い男です。ドラムは僕にとっては20年来の盟友、よーちゃんだ。お暇がありましたら、ぜひぜひ足をお運びいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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by nogioh | 2011-07-29 23:32 | Comments(0)
2011年 07月 28日

JOURNAL

昼間は十年ぶりくらいに人を大声で罵倒するというひどいことをしてしまい(僕も相当言われた。要するに口論ですが後味は悪い)疲れとストレスがピークであると悟りマッサージに行こうと思い立った。電車に乗ると、その一時間ほど前までヤケクソのように降っていた豪雨と雷の影響で信号が故障し、ダイヤが乱れ、何の用もない駅の踏切手前で止まってしまい僕は30分閉じ込められてしまった。クーラーが点いていたから助かったが、機嫌が悪く、しかも満員という状況で、さらに暑かったりしたら僕はどうしていただろう。想像するだに恐ろしい。

小松左京氏の訃報をニュースで知る。日本のSFを作ってきた一群の作家(光瀬龍、筒井康隆、半村良、眉村卓etc)の中でも、星新一と並んで、横綱に位置する存在だったと思う。小学校から高校くらいまで僕は、彼らの小説と彼らの次世代に属する作家(山田正紀、田中光二、横田順彌、川又千秋etc)の作品に文字通り耽溺していた。生きがいだったと言って良い。僕はファンクラブの会誌を取り寄せるほどの光瀬龍ファンだったが、小松氏の作品も父親の読んでいた「物体O」という短編集を読んで以来、憧憬を持って沢山読んだ。ご冥福をお祈りします。
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by nogioh | 2011-07-28 23:34 | Comments(0)
2011年 07月 24日

JOURNAL

正午丁度に各局の番組は一斉に途切れ、無機的なメッセージが延々と繰り返される青い画面に切り替わった。それから数時間後、若者二人が僕の家にテレビを運んで来た。「今日何軒目?」と訊くと「10…4、5ですね。午前中はえぐかったっす」と笑った。とんだ出費で頭が痛い。この強圧的な施策を機にテレビは今後持たないと決めた人もいる。もっとずっと先、うんと安くなってから、という人もいる。僕はそうしなかった。基本的にテレビっ子ではないが、やはりそれなりの必要に迫られての決断だ。とはいえ怨嗟と言っても良いような感情は少しは残る。まあ、今回は個人的にさほど被害を蒙ったとも思わないのでアレだが、一応書いておこう。どんな事情であろうと、例えば国の未来を揺るがすような危機に関することであろうと、こういう怨嗟などという感情を、国民に一方的に選択の余地も与えず強いる権利は国家にはない。今回の地デジファッショで僕のその考えは一層強くなった。ともあれ届いてしまったので何となくテレビを見て過ごした。画面がどうとかはあまり判らないが、チャンネルの反応は遅くてイライラする。録画は何だか簡単そうだ。
夜は風呂に行き、ちょっとモダンにフェントン・ロビンソンとかBBとかマイティ・ジョー・ヤングを聴いて日曜は終わった。
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by nogioh | 2011-07-24 23:41 | Comments(2)
2011年 07月 23日

JOURNAL

最近になって長い半休眠状態から復活を遂げた人のレッスンをやった。リック・エストリンのサードポジションのソロに挑戦。リックのハーモニカは良い意味で癖が強いので、コピーした(この人のコピーは相当難しいが)後「真似」から脱却するのに苦労する。でもやって損は絶対ない。野性味と洗練が混じったスケールの大きい個性からは「ブルージー」という言葉の秘密を垣間見る思いがする。現存の人でそういうプレイヤーは少ない。
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by nogioh | 2011-07-23 22:53 | Comments(7)
2011年 07月 22日

JOURNAL

今年のテーマはハンドビブラート、という方のレッスン。色んな人の曲をやっているが手だけがどうにも苦手なままなのである。昔、自分はどうだったかと振り返ると、ワンワンというあの音を手を使って出していることすら判らなかった。「わ」であったりホートンみたいに「ま」と聞こえる吹き手もいて、何のこっちゃ判らず混乱は深まるばかりで悶々と過ごす日々がかなり長く続いた。色々判って来てからも、吹き始めの頃に苦労したテクニックは相変わらず難しい。ハンド、スロート共にビブラートにはどこまでも工夫の余地がある気がしてきりがない。

ル・クレジオ「さまよえる星」、「プロレス暗夜行路」の2冊をパラパラ再読。クレジオは硬質な詩情を充満させた圧倒的な「物語」。翻訳で読んでこれだけの衝撃を感じるというのはすごいことです。「近代文学は終わった」と、かつて80年代に絶大な影響力を持っていたある学者は言った。でも僕は必要とする人間がいる限り担う役割はあるわけで、ならば生き延びると思いたい。話は音楽に戻るが、古いシカゴブルースを「失われた芸術」と表現したアメリカのミュージシャンもいる。一線でバリバリの活躍を続けるハーピストだ。彼はこうも言っている。「だからこそ我々が守らなければならない」守る、とはこの場合蘇らせ、再び機能させることだ。世界はまだこのサウンドを、表層はどうあれ潜在的には必要としている、という信念、希求。継続して何かを追究し続けることはやはり信仰に近づく。
今日読んだ本、後者はいわゆる暴露本の類だが、まあ硬派な方である。文学、ブルースと同じように、プロレスもまた、現在まさに失われつつあるものだ。時代と並走し、時代を追い越す求心力を獲得したこともかつてはあったのに。
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by nogioh | 2011-07-22 23:18 | Comments(0)
2011年 07月 21日

JOURNAL

安く手に入ったジーパンの裾上げ(いつも結構切る)を繁華街のお店に頼みに行き、その足で串揚屋に行く。最近居酒屋はジャズをかけているところが多いが、この店はソウルだった。ブルースに比べて(ブルースも大したことないが)知識量はガクンと落ちるが、ソウルも好きである。レイ・チャールズ、サム・クック、スタックスやモータウン、ゴールドワックス、ハイ、マラコの古い人達から前に進まない類いのリスナーだが、聴くと脳のある部分が活性化する気がする。フランキー・ミラーやエディ・ヒントン、ダン・ペン、ジェームス・ハンターなど白人ソウルにも随分耽溺した時期があり、近頃ご無沙汰しているが、ビートルズやバンド、ニック・ロウ、ダグ・サムなどと並んでソウルも僕の音楽的背景形成には欠かせないものだ。短い文章にわりと沢山名前が出てきたなあ。
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by nogioh | 2011-07-21 23:37 | Comments(2)
2011年 07月 20日

JOURNAL

台風は去った。夜中ずっと玄関の鉄のドアは音を立て、共用廊下にどこか家ののごみ箱の蓋や発泡スチロールが転がる音がしていたので、これは久々に電車が止まるかもと思ったが、朝になってみるとダイヤの乱れもなく、何事もなかったように動いていた。台風に関していつも京都はこんな感じなので危機意識がどんどん薄れてしまうのだ。
今日は初めての人のレッスンだった。出張して車の中でやって欲しいと希望され、待ち合わせ場所に行くと巨大なキャンピングカーで迎えてもらった。広々とした室内で、テーブルを挟んでソファに対座してやるレッスンは快適この上ない。この車で湖などに出かけ、カレーや燻製を作って一杯飲みながら星など観たらさぞ楽しいだろうと、生まれてからずっと全くアウトドアに縁のない(日焼けと虫刺されが何より嫌い)僕は想像ばかりが膨らむのだった。ハーモニカは初心者なので先は長いが、挫折されないよう全力でフォローしたい。ブルースに於いてハーモニカはサウンドの添え物ではなく、メインとしてもサブに回ってもサウンドの中核を担い得る楽器であり、他の管楽器よりもギターやピアノというソロ楽器とのコール&レスポンスにも適しているという(僕が思うところの)事実を実感してもらう。とどのつまりはこれが僕がレッスンをやる目的だ。加藤さんの言う布教ですね。
曇っていて酷暑は一段落した感じだが蒸し暑かった。台風一過、秋到来、ならいいが、まだ高校野球の中継も始まっていない。原爆の日も終戦記念日もこれから。夏は始まったところなのだ。何と気分が荒涼とする現実だろう。
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by nogioh | 2011-07-20 23:58 | Comments(0)
2011年 07月 19日

JOURNAL

台風被害の経験がない甘さから今朝急遽レッスンを組んでしまい、承諾いただいが、直撃と聞いて慌ててどうするか相談のメールを出した。時既に遅く「もう電車に乗りました」の返信。窓ガラスも玄関ドアもガタガタ大きな音を立てる中、フレーズの中で音が不自然に大きくなったり小さくなったりする弱点についてちまちま改善を試みる。ベンド音などは苦手意識が邪魔をしてリズムが乱れたり音が弱くなったりしがちだ。つまり精神的な要因も多分に考えられるので、最後は自己暗示が効果的だったりするのだが、それではレッスンの趣旨に反する。ということで同じフレーズばっかり延々吹いてもらったり、苛めているような気分になってしまう。
敬愛する先輩ギタリストから嬉しい報告のメールが届いた。良かったなあと心から思う。
ジェリー・ロール・キング(ファットポッサム盤・ハーモニカがないやつです)を聴きながらちょっとだけ書きものをして泥のような眠りに落ちる。
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by nogioh | 2011-07-19 23:35 | Comments(0)