大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2012年 07月 31日

JOURNAL

スタジオでレッスン。忙しい方で間が空いた。でもコツコツと練習して来たのが判る成長ぶりだった。初心者だが、ベンドの音程も良くなり音も太くなった。京都のブルースブームにぎりぎり間に合った世代(僕はぎりぎり間に合っていません)で、その中枢とも言うべき店とも縁のある方だがブルースに強いこだわりはない。そこが逆に面白い。うまくなっていったらどんな音楽をされるのだろう。身も心も爛れるような日が沈むと、余熱が精気を蛭のように吸い取ってゆく夜が来る。安らがぬままオリンピックを見て森達也の本など読んで過ごす。しんどくて寝る気も起こらないという禍々しい暑さが続く。
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by nogioh | 2012-07-31 23:58 | Comments(0)
2012年 07月 30日

JOURNAL

昨日は休み、ゆっくりオリンピックを観てから風呂に出かけた。暑いし、夜は虫が一杯で大変だから最近はめっきりだが、また走り始めたらMHKさんっぽくとても健康的な生活になるなあと思っている。
僕は愛国心が強いとは思えないし、国歌国旗に思い入れもない。でもテレビをつけるとやっぱり日本人ばかり映すし、インタビューなど聞いていると言葉がダイレクトに判るから(日本語は好きだと思うのです)、それで結局僕も日本人を応援していたりする。みんなそんなものだと思っていたのですがどうなんでしょうか。
今日は夜レッスンをしたが、好きな柔道をやっていて生徒氏も食いついたので観ながらやる事になってしまった。好きとは言っても僕は全然詳しくなくて、今夜金メダルを獲った松本と言う女の子(世界チャンピオンなんですね)も知らなかった。笑うと可愛いが、試合前のケダモノ的な様子はめちゃくちゃ格好良い。オリンピックは恐ろしい金が動いていて、開会式もド派手でポールまで歌うのにそれでもショーではないらしいから、どの競技もごくごく無愛想に進行してゆく。そんな中この選手はとにかく見せる。見せ方も判り易く、こなれた感じと若々しさが違和感なく融け合っており、でも本人にそんな計算などないはずで、だからというか、そういう奥行きのある佇まいが総じて素晴らしい。一流のプロレスラーやブルースマンが醸し出すパフォーマーの才気を湯気のように発散している。生徒氏と騒ぎながら見る。レッスンはサニーボーイ。手を使うタイミング、シャッフル、3連のタイミングがだいぶ良くなってきた。
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by nogioh | 2012-07-30 23:49 | Comments(0)
2012年 07月 28日

JOURNAL

汗だくになってざぶざぶの前のパーキングに車を入れたら程なく松田君到着。最近ずっとまっちゃんのローディをやっている弟子のH君にもご無沙汰のご挨拶。早めにリハをやり、良い感じだったので店を出て右側の(長く京都にいますが、ざぶざぶ周辺の方角が未だに感覚として掴めません)中華屋、店を出て左側のノスタルジックな喫茶店で打ち合わせしながら開演を待つ。松田君とのデュオは久しぶりで、しかもまだ2回目。お客さんの入りも心配だったが、有り難い事にまずまず来て下さり、加えてお店のお客さんも結構おられてお蔭で満員だった。僕はアンプリファイドと生両方で臨み、エレキの方はHarp Gear Ampの一番小さい奴にshure545SDを組み合わせた。まっちゃんもエレアコとエレキギター両方、スピーカーも持参するなど気合が入っていた。セットリスト。
1ステ
JUKE(Little Walter)/You're The One(Jimmy Rogers)/I Need You(Paul Carrack)/Jockey Full of Bourbon(Tom Waits)/So Many Roads,So Many Trains(Otis Rush)/Scratch My Back(Slim Harpo)
2ステ
Roller Coaster(Little Walter)/Is Anybody There(John Hiatt)/But I Do(Bobby Charles)/Blue and Lonesome(Little Walter)/It All Comes Back(Bobby Charles)/She's Tough(Jerry McCain)//Please Forgive(Sonny Boy WilliamsonⅡ)

一般的にブルースとしては全く認知されていない曲、そもそも一般的に知られていない曲も混ぜてセットを組んだが、僕としては自分の中に深く根を下ろしたまさにルーツ的なものばかりだ。僕はそれをブルースと全く同じように演奏する。そもそもブルース以外のハーモニカのイディオムを、結局のところ僕は殆ど持っていない。繊細に、楽曲に入り込んで作りこむ部分と即興部分のバランスがそのポテンシャルの高さを物語るまっちゃんのギターに煽られ助けられ気持ち良く演奏出来た。お客さんも盛り上がっていただけて誠にうれしいです。このデュオはまだまだこなれてゆくし、良くなると思った。2ステの頭の3曲はざぶざぶマスターであり、高名なジャズドラマーでもあるケンボさんに叩いて貰った。安心して胴上げされてるようなグルーヴでした。
まっちゃん、おつかれさまでした。H君もお疲れ様でした。ケンボさん、奥さん、そしてお客さま、本当にありがとうございました。

良い気分でピー・ウィー・クレイトンを聴きながら帰宅。鼻がおかしな感じで、もしかすると風邪がぶり返した気がしないでもないが、とりあえず観た人には喜んでもらえるライブになったようで良かった。
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by nogioh | 2012-07-28 23:34 | Comments(0)
2012年 07月 27日

JOURNAL

風邪みたいな症状は、喉に直接噴射する消毒液とユンケルと風邪薬で何とか収まったが暑さにやられた体の怠さは如何ともし難くマッサージへ。血流が一気に回復するため風邪には両刃の刃らしいが僕は体調不良の時こそよく行く。色々読みたい本、観たい映画、聴きたい音楽はあるが全部手に入れると金がなくなる。当たり前だが何でも使えば減るというのを身に沁みて実感する。体力も閃きもお金と同じで泉のように湧き出るものではない。枯渇させないために何をするべきか、年を取って来ると若い頃には考えもしなかったそんなテーマにも時間を割いて取り組まねばならない。

ちょっと前にKOTEZちゃんから、11月に関西に行くので何か一緒にできませんか?という内容のメールを貰っていて色々考えていた。TAKAGIMANがつい先日神戸でKOTEZちゃんと一緒だった時の事をブログを書いているのを読んで思いついたことがあり、昨日からTAKAGIMANと僕の間で何回かやり取りがあった。今日ツアー終了後の新幹線にいたKOTEZちゃんと電話で話し、正式に決定した。豊中のアレサというお店で、僕とアイパー大西、そしてKOTEZの3人によるハープアタック的ライブをやります。バックは大西君のThe Seeds of Reed&サックスのアヤコ・ミナミさん。お店のブッキングもTAKAGIMANがやってくれました。たまたま今回言い出したのは僕だが、タカギマンも大西君もコテッちゃんもずっとやりたいと考えていた類の企画で、実際会えばそれぞれそんな話をよくしていた。電話を切ってすぐにKOTEZちゃんから、彼が今夜観に行くプロレスに関するメールが来た。場所、興業名、全試合リスト、ゲスト名が記されていた。彼が上機嫌である証だと思った。
鶴見五郎!懐かしい!!「トリプルハープ、楽しみです!」と書き添えられていた。僕も楽しみです。

明日は、京阪深草駅前「ざぶざぶ」にて、ギタリストまつだゆうきとデュオでライブをやります。
普段やらない曲もやりますので、お時間ありましたらぜひお越しください。チャージは1500円、19:30スタートです。


※上記、何故か一か所ずつKOTEZとTAKAGIMANがカタカナになってしまった。
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by nogioh | 2012-07-27 23:37 | Comments(2)
2012年 07月 25日

JOURNAL

食事して出張レッスン。広い車の中で快適に過ごす。そろそろ購入を検討中のアンプとマイクについて、とかバンドの形態について等相談を受け、楽しく話す。一番好きな話題かも知れない。楽器選びは面白いが、楽器商にも相手を選んで足元をを見たり色々いるので注意も必要だ。
大江健三郎「定義集」をちょっとずつ読んでいる。
レッスン前に本屋で気になる新刊をいくつか見つけたが、レジには列ができていた。店員がもたもたしているせいだと思われた。みんなアマゾンに流れて行く訳だ。
喉が痛い。風邪かもしれない。土曜日はざぶざぶだ。何とか治さないと。
夜、ちょっとしたアイデアを思い付いてあるドラマーにメールをした。同じような事を考えていたと返信が来た。実現したら良いなと思う。
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by nogioh | 2012-07-25 23:59 | Comments(0)
2012年 07月 24日

JOURNAL

出張レッスン。頭がおかしくなりそうな暑さだ。行き交う人々がみんな凶悪な顔をしているように思える。夏が好きで堪らないと言う人も世界には大勢いるから(実際自分の身辺だけで何人も知っている)、凶悪なのはこの季節を忌む僕の心なのだろう。凶悪な絶望で胸を一杯にして汗だくで悄然と歩みを進める中年男。先日ある人に「にくしみに支えられたるわが生に暗緑の骨の夏薔薇の幹」という塚本邦雄の歌をそえてメールしたらその後返事が来ない。
レッスンはここ何回か苦労しながらリトル・ウォルターのミディアムスローテンポの名曲、名ソロと格闘している。息継ぎがレコードからは聞こえにくいが、おそらく大変巧みで、3番穴ブローの使い方も素晴らしい。創意に満ちて、ストイックな天才だと思う。
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by nogioh | 2012-07-24 23:22 | Comments(0)
2012年 07月 23日

JOURNAL

今日は急遽決まったレッスン。体調が思わしくない様子ながらその割にはまあまあ良い音が出ていたし、アドリブも出て来た。フレーズに依存するというか、フレーズを過大に扱うと音の方がおろそかになる、という傾向が一般的にあって、今日の人もその辺の偏りを常に感じている。実際それは難しい所で、フレーズも音もバランス良く重視する気構えが必要だと自戒も込めて思う今日この頃。僕は時々音を重視し過ぎるきらいがある。
先日観た「Real Steel」という映画は、期待が大きくなかった分良かった。ザッツ・アメリカという感じのエンタメで、東洋人、ヒスパニック、黒人と色んな役者が出て来て、それらの役柄への割り振りに苦笑してしまう部分もあったが、すごく嫌なカウボーイも出てくる。偏りも含めて総体的に近頃の僕の気分にぴったり来る面白さがあった。荒んで卑屈になりがちな日々なので爽快な気分になりたかったのだ。
ゴールデン・ビッグ・ウィーラ―とジョージ・スミスのウォルター・トリビュート・アルバム(どちらもリイシュー)が届く。ジョージ・スミスを聴くと元気になる。タフで激しい音の中にロマンを感じるのです。
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by nogioh | 2012-07-23 23:45 | Comments(0)
2012年 07月 22日

JOURNAL

昨日は休日でゆっくり過ごした。ゆっくり飯を食い、借りて来た映画を見て音楽を聴いて風呂に行った。暑いので冬程長く湯の中にいられないのが残念だがやはり良いものです。

今日は夕刻からスタジオに入った。とても久しぶりのことです。緊張感を持って臨む必要のあるリハだったので「ずん」と来る疲れが残る。終了後ピアニストOさんを送って行きラーメンを食う。僕らの横にクレーマーのおっさんがいて「虫が入ってる」と交換させた直後「味が薄い」と文句を言っていた。本当なら店が悪いのだが、その無神経さ、というか図太さを他に活かす方法がありそう、と思いながら聞いていた。酔っぱらい役で鼻を赤く塗った花紀京が焼酎のお湯割りを注文して「熱い!酒を注ぎ足して」「ぬる!お湯入れて」と延々繰り返す場面を思い出した。

来週28日の土曜日に、深草ざぶざぶでやる松田ゆうき氏とのデュオの選曲を数日前送ったところで(宅ふぁいる便です)、夜中に軽く電話打ち合わせをする。ブルースだけでなく思い入れのある歌ものの曲が幾つもあって、デュオでやる為に作られた曲は一つもない。そこはまだ若いけどセンス・実力共に十分なまっちゃんに委ねて、きっと良い演奏が出来ると信じている。普段バンドでも、ピンで演奏する時も決してやらない曲も多いのでぜひ聴きに来てください。
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by nogioh | 2012-07-22 23:43 | Comments(0)
2012年 07月 20日

JOURNAL

朝、激しく降り、その後も絞り滓みたいな雨がしつこく残る日だった。今日は遠方から旅の途中に立ち寄って下さった方のレッスンをした。この人の住む街で二回ほど会っていて、一度はライブを観に来てもらった。ハーモニカの旅、であったそうだからレッスンも目的の一つだったのだろう。期待に添いたいところであります。レギュラーの方と違いしょっちゅうは会えないから、最初にどうしても伝えておきたいことは何とか押さえておきたいと話し始めたらプロレスの話題になり(決して無関係ではないのですが)なかなかハーモニカに行き着かなかったり、鳴りの悪いリードの調整を頼まれたものの、我ながらびっくりするくらいもたついたりと色々あったが、言葉に鋭敏な人で僕としてはとてもやりやすかった。初心者に近いキャリアだが、こちらが話す事柄がすっと水みたいに吸収されてゆくような印象を受けた。基礎的な重要事項はなるべく沢山盛り込めるよう努めました。レッスン後その人と連れ立ってシカゴロックに向かった。串カツで軽く(僕もその人もゲコに近いのに)軽くビールも飲んで、もう1人、生徒氏と合流して店に着くと、ハーモニカが聴こえていた。ベテラン小西さん、続いておかさん。僕は楽器を始めて今までセッションというものとは極めて縁遠く過ごして来たが、タカギマン氏のセッションにはたまに顔を出している。お世話になっているから、というのもあるが、何となく挨拶したくなる気分になるのです。遠方の方は、最初拒んでおられたが結局歌まで歌った。旅なので何でもやっておくべきだと思うし、やって良かったと思います。ひと回しソロを吹いてその人がほっとしているところにタカギマンが「ブロウ!ブロウ!ブロウ!」と叫んでふた回しになったり。客席は大ウケでありました。僕も数曲、やりました。こういうテンポのこういう場面では俺って大体こう吹いてしまうのね、という癖が判って勉強不足を感じた。飲まないと、羽目を外せないからそういう自戒の良い機会になったりします。レベルの高いセッションなのでみなさんうまい。水野くんとも久しぶりに絡んだが、こっちの音をよく聴いてるなあ、と感じ入りました。僕はあの店の演奏エリアに入ると自分の音すらよく聴こえないのに。
ホストのタカギマン氏はメンバー表を見ながら「大野木さんと一緒で僕も老眼で…」と僕を巻き添えにするトークをしていたが、老眼は最近の僕のキーワードです。まだ遠近両用眼鏡が必要な段階には至っていないが、若い頃よりは確かに本を持つ手が顔から離れて来ている。本当に嫌な感じです。
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by nogioh | 2012-07-20 23:41 | Comments(4)
2012年 07月 15日

JOURNAL

灼熱の日を浴びて身も心もぼろぼろになって拾得に着くと僕以外はみんな揃っていて恐縮した。道が混むという事情は言い訳にはならず、いつもぎりぎりで恐縮ばかりしている。すみません。僕らもまあまあ忙しく生きているが、ゲストの静沢真紀さんはより多忙な人で、今回もやる曲のCDを送っただけだったのでやや丁寧にリハをする。汗が滴り落ちてくらくらした。GONにみんなで食事に行き、ボリュームがありすぎて40過ぎてからは胃が凭れるねんなあ、とか言いながらも結局ピネライスを食う。要は旨いからです。1ℓサイズの水を買い、楽屋でスタンバイする。暑さにぐったり横たわる僕とは違って、涼しげな様子で軽い化粧などする真紀さんに「まだ老眼は来てない?」などと失礼千万な質問をしたりして過ごす。
セットリスト。
1ステ
Blues after hours(Pee Wee Crayton)/Bounce Like Balls(original)/It' My Life,Baby(Junior Wells)/(That's why)Sunshine makes me blue(Otrijinal)/You'd Better Watch yourself(Little Walter)/Trust My Baby(Sonny Boy Williamson Ⅱ)/Lovin' Cup(Paul Butterfield)

2ステ
Roller Coaster(Little Walter)/Keyhole In Your Door(Snooky Pryor)/Bad Boy(Eddie Taylor)Vo.三島俊哉/Can't Go On This Way(Debbie Davies)vo.静沢真紀!/You Can Do(Original)/Real Gone Lover(Dave Barthromew)//Baby What You Want Me To Do(Jimmy Reed)/Have a Good Time(Walter Horton)

2回もアンコールを頂き有り難かったがへとへとになった。信頼にきっちり応えてくれる真紀さんの端正なプレイに刺激されて良い演奏が出来ました。歌まで歌ってくれて真紀ちゃん、感謝です。その真紀さんはじめ、メンバーのみなさんお疲れ様でした。拾得のテリーさん、スタッフの方、そしてお客様、ありがとうございました。帰り道、わりと強い頭痛に苦しみながらも何とか家までたどり着き頭痛薬呑んで倒れるように寝た。軽い熱中症だったと思われる。
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by nogioh | 2012-07-15 23:42 | Comments(0)