大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2015年 05月 30日

JOURNAL

西大橋のbubble netにて、ギタリスト松田ゆうきとデュオ。久しぶりだ。伏見での仕事が最後だから約一年ぶりとなる。初めての店だが居心地がよく、クーラーもよく効いていた。世代が近そうなマスターやまっちゃんとビールを飲みながら雑談していると都会の良いところ(もちろん全ての事象は二律背反である)に浸れて心地よい。音響もよく、自分の声がよく聴こえてとても気持ちよく演奏できた。色んな人がカバーしているが、サンディエゴ・セレナーデとシッティン・イン・リンボはまっちゃんとのデュオでしかやらない。強い思い入れがある歌で、僕らにしか出せない情感とか、僕らならではの解釈というものがあるはず、と信じて大事に歌っていきたい。まっちゃん、お疲れ様、bubble net、お客さま、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-05-30 23:23 | Comments(0)
2015年 05月 25日

JOURNAL

ビールもナッツも何もかもが高いビルボード大阪までジョン・ハイアットを観に行った。27年振りの来日だそうだ。前回は御堂会館で、サニー・ランドレスを含むバンドでの公演だった。今回はソロ、ピアノは弾かず全部ギターの弾き語りだった。ホルダーでハーモニカも吹いていた。問答無用の土臭くブルージーな楽曲の完成度と、余人には到底真似できないソウルフルな喉は健在で感動した。ジョンの初来日ライブを観に行った年、二十歳だった僕はとにかく毎日ふらふらしていて、金が尽きたら肉体労働のアルバイトで日銭を稼ぐという日々を過ごしていた。学校に籍はあったが、もうほとんど顔を出していなかった。気だるい真夏の午後、当時一緒にバンドをやっていたギタリストの友人と駅前の喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら浮かない話をしていたら、有線放送からジョン・ハイアットの「Thank You Girl」が流れて来た。ジョンがニック・ロウ、ライ・クーダー、ジム・ケルトナーと一緒に作った名盤「Bring The Family」からの最初のシングルカットだったと思うが、さんざんレコードで聴いている曲が人気がなくだだっ広い喫茶店内に響くと全く違うものに聴こえた。僕と友人は一言も話さずに聴いた。この時のこと、他にも色々と思い出し、未来のことも少し考えながら今回のライブを味わっていた。
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by nogioh | 2015-05-25 23:55 | Comments(0)
2015年 05月 23日

JOURNAL

本町ベガーズバンケットで、岡部キング&ソウル・レッキング・クルーのライブ。顔見知りばかりだが、初顔合わせも色々あってレアな企画だった。かく言う僕も岡部くんとちゃんとライブをやるのは初めてだ。歴史を感じる。ああ、時間は流れてるな、というこの感覚は、説明しづらいし説明したところで判ってもらいにくいだろう。良いギターで(昔から知ってましたが)衝動溢れる演奏で、一緒にやれて嬉しかった。出番が終わって店の外に出ると高木くんがいて、あれこれ若い頃の悪い?話などしたのも楽しかった。出演のみなさん、お疲れ様でした。ベガーズさん、良い音で気持ち良く演奏させていただきました。感謝します。お客さま、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-05-23 23:20 | Comments(0)
2015年 05月 21日

JOURNAL

15日の昼間、BBキングが亡くなったというニュースを聞いた。若い日の演奏はレコードとCD(カセットテープも結構ある)で、60歳代以降のBBはライブを何度も観に行った。どれも印象深い。ロックバンドによるカバーバージョンを先に聴いたBBの曲も色々ある。近年では映画「ロード・トウ・メンフィス」での姿が強烈に印象に刻まれた。27、8年前、二十歳前後の時に観た彼の「スーパーセッション」は、ザ・バンドの「ラストワルツ」と共に色んな意味で僕の人生が大きく変わった、決定的な転換点と言える時期に毎日見ていた。桂米朝さんと同い年なんですね。米朝さんも、何度もライブを観て、本やビデオにも繰り返し触れ、何度かピンチから救われた気にさせてもらった人だ。巨大な人が亡くなり、上方落語もブルースも、一つ明確に時代が更新された気がしている。心からご冥福をお祈り申し上げます。
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by nogioh | 2015-05-21 00:51 | Comments(0)
2015年 05月 15日

JOURNAL

塚本のハウリンバーで、南部ヤローズのライブだった。共演はキング堀内さん、ケンミくん、木寺くん。トリオ同士のツーマンだ。リハもそこそこにうどんを食べに行って本番。都構想の住民投票決戦間近で、両陣営があちこちで大声を上げながらビラを撒いており、地元の商店によるバルも開催されていて、いつになく町はにぎやかだった。堀内さんとは初対面だった。喉がよく開いたボリュームのあるボーカルで良かった。ケンミくんも相変わらずジャンル縦断の弾きっぷり、10年ぶりくらいに聴く木寺くんのハープも素晴らしかった。奥行きを感じさせるダウンホームスタイルで、音色も冴えている。南部ヤローズはいつものようにマサさんを中心に色んな曲をやった。バルの流れで来られていた方、シカゴロックのセッションとハシゴしてくれたハーピストなど、客席も賑やかだった。出演のみなさん、お疲れ様でした。水流さん、お客さま、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-05-15 23:41 | Comments(0)
2015年 05月 13日

JOURNAL

「バードマン」をレイトショーで観に行った。アレハンドロ・G・イニャリトウの最新作。もっと早くに観に行くつもりだったがなかなか時間がなかった。居酒屋で軽く飲んでから(僕はあまり飲まないので酒はどうでも良いが、なかなか食い物がうまかった)行った。映画館はちょっと久しぶりだ。暗がりに座り込むとやはりほっと安堵した気分になる。ブラックコメディの体裁だが、寓意に満ちて、謎かけみたいなところもあり、方法的にも凝りまくった実験作だった。カーヴァーの有名な短編が劇中劇としてずっと登場して、カーヴァーの文体、トーンが次第に物語全体、映像全体をを覆い尽くす。何と言うのか、観てその場ですっとするかどうか、でいうとしない。そういう意味ではエンターテイメントでは全然ない。映画に純文学的、または現代詩的な要素は要らないという向きにはいかにも嫌がられそうだ。イニャリトウの映画は多分全部観ているが、この人はエンタメなんて作る気はさらさらないのだと、この新作でも良くわかった。あと2回くらいは観たいと思った。映画館を出るともう結構な時間で、そそくさとタクシーを拾った。四条通が明らかな市の大失敗によりえらいことになっていて、ちょっとその話題を振ると運転手さんはいかにこの四条通改造計画が無茶で、展望が甘い杜撰なものであるかを語りだし止らなくなった。僕らより格段に切実な問題なのだろう。
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by nogioh | 2015-05-13 23:21 | Comments(0)
2015年 05月 09日

JOURNAL

烏丸丸太町スローハンドでCome to mamaライブ。勿論僕はメンバーではない。旧知のよしみと言うか、去年一度やって良い感じだったのもあってまた呼んでもらえたのだ。彼らは本来はバンドで、大昔15年くらい前に一度僕はハーモニカで呼んで貰っている。最近はヴォーカルのオケラさん、ピアノ(最近はアコーディオンであちこち売れっ子です)のゆみこさんの二人でもライブをされている。音を合わせるのは1年振りなので、ゆみちゃんとゆかりの深いパーカーハウスロールを使わせてもらって3、40分演奏した。マスターの中島さんとは何年ぶりになるだろう、物凄く久しぶりのご挨拶。おけらさんの車でスローハンドに移動しさらにリハ。時間が随分あるのでガストで相当粘った。ゆみちゃんは2杯もビールを飲んだ。「のぎおくんは丸くなったもんね」などと言われる。決して意識してそうしていた訳ではないが、今よりうんと人嫌いで無愛想だった時期が僕にはあり、そこからどうやって今の(愛想が良いなんて思いませんが昔よりはましになったという自覚は少しある)状態に至ったか、ずっと見て来ている人なので恐縮する。ほんとに昔は、この人にも何かとご迷惑をおかけしたのです。
ライブは少々スリリングながら楽しくやれた。客席には、こちらもゆみちゃんつながりで、クロマチックの大御所のNさんなどもおられ、10年ぶりくらいにご挨拶。昔、Nさん、ゴマちゃん、千賀太郎君(9歳くらいだった)親子。そしてうちのバンドでクラブイベントに出演したことがあった。物凄い数の、日ごろはヒップホップであったり、ともかくブルースとは関係のない日をすごしているに違いない若者が踊ってくれた景色は良い思い出だ。そんな昔話もNさんと少しした。滋中卓球部のご両人、おけらさん、ゆみちゃん、お疲れ様でした。スローハンド佐野さん、お客様、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-05-09 23:29 | Comments(0)
2015年 05月 03日

JOURNAL

加藤南部スタイルに東京の金田デルタ正人くんが加わってシカゴロックでライブをやると聞き、行きたいなと思っていたらゲストで出て欲しいと要請してくださり、勇んで出かけた。根拠なき予想に反して雨。開始時刻を1時間間違えて早く行ってしまい、着いたらまだリハをやっていた。時間まで階段の屋根の下で同じくゲストのタカギマン、こちらも早く来られたお客さんのIさん夫妻と話して過ごした。僕は金田君を観るのは2度目だが、エレキバージョンも実に格好良い。フィーリングがあって、秋田弁の日本語の独特のうねりが、デルタの香りを獲得している。寺山修司を思い出したりしながら聴いた。それを本人が喜ぶか嫌がるかは知らない。南部君との相性もばっちりだ。後半、金田君と加藤さん二人でやったブギは、そのまんまバーンサイドとジョニー・ウッズで、これには興奮した。後で聞くと、いつにも増してステージ周辺の音環境が劣悪で、加藤さんは大体こんな感じかな、という勘だけで吹いていたそうだ。客席におられた東京のべーシスト田村奈津子さんも加わってのバンドスタイルに僕も出た。奈津子さんとも絡みは初めてなのでラッキーであった。加藤さん呼んでいただいて感謝です。みなさんお疲れさまでした。
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by nogioh | 2015-05-03 23:14 | Comments(0)
2015年 05月 02日

JOURNAL

石橋・朝日楼で大野木バンドライブ。強烈な日差しにくらくらする完全な真夏日であった。自然体でいるとあらゆる前向きな意思を奪われ、一歩も部屋から出ずに悪魔的な展望に取り憑かれながら体を小さく丸めて一日座っているようなむごいレベルの陽気だった。もちろん、そんなことはしていられない。切り替えて、暑さに耐え、真面目に仕事をする。それが社会と接点を持って生きるということだ。
遠方から来られた方と楽しくレッスン。その人はありがたい事にライブにも来てくれると言うので一緒に電車で石橋まで向かった。ちょっと迷ったが何とかたどり着いた。迷っている二人を大谷さんは目撃していたのだが声をかけなかったと言う。どうしてそんなひどい事を、と訊くと、後姿だったし、僕の履いていたズボンがあまりに見慣れないものだったので違う人かもしれないと懸念したらしい。今日は確かに、全身柄物だった。普段しない格好だ。あまりの暑さに服をチョイスする感覚が狂ったのだろう。企画の鈴木さんとフォークシンガーの方のデュオ(最初に高田渡を歌っておられた。生活の柄?山之内獏の詩に曲をつけた有名なやつです)、鈴木さん一人での弾き(吹き)語りのOAが良い感じで(Rainin' In My Heartがコアなブルースピープルに大うけしておりました)、盛り上がった。加藤南部スタイルのダウンホームでこなれたデュオブルースを堪能し僕らの出番。満員のお客様は大いに湧いてくださり非常に楽しくやれました。会場にはハーモニカ奏者が一杯いたので最後は大団円的にソロを回した。賄いもおいしかった。近所にいたら飲めないなりにちょこちょこ顔を出す店になっていただろうと思う。出演者のみなさま、お疲れ様でした。企画の鈴木さん、朝日楼、連休の頭にお集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-05-02 23:13 | Comments(0)