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2015年 12月 26日

JOURNAL

先斗町スターダストクラブにて、べーシスト松本靖志先輩と、ギタリスト栗田寛人くんとのトリオでライブ。夕刻集合して、お店の看板娘、中村多加子さんにコーヒーを入れてもらって、結構丁寧なリハをした。軽く食べに行こう、と言ってぶらぶら歓楽街を歩き、結局王将に入った。ちっとも軽くなかった。忙しい暮れの時期なので、正直集客は心配していたが、開始時間には超満員になった。立ち見の方までおられて、非常に嬉しかった。精魂込めてブルースを演奏しました。終盤、客席におられたピアニストMさんにご機嫌なブギウギピアノを弾いていただいた。アンコールでは、さらに、こちらも客席におられた大御所シンガー、Hさんにリードヴォーカルを委ね、Flip, Flop and Flyを客席も一緒に合唱しての大団円となった。Mさん、Hさん、素晴らしい演奏と歌、感激でした。ビールでメンバーの二人と乾杯してから帰路に着いた。松本さん、くりちゃん、お疲れ様でした。楽しく演奏させていただきました。藤森さん、たかちゃん、お客様、ありがとうございました。これにて本年の私のライブは御用納めです。関わった全てのミュージシャンの皆さん、お店、そしてお客様に心よりお礼を申し上げます。

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by nogioh | 2015-12-26 23:45 | Comments(0)
2015年 12月 23日

JOURNAL

もう何年も前だが、同世代有名ハーピストと有名ブルースライターさんが作った本に絡んで、そのハーピストから電話があり短いアンケートに答えたことがある。初めてコピーした曲は、最初に衝撃を受けたハープは、云々。昔の事をあれこれ思い出しながら答えたものだが、そういうパブリックなものではなく、普段もちょくちょく、僕は同様の質問を受けることがある。その都度、遠い日に夢中になったレコードを思い出す。先日もそういうことがあり、思い出したのはこの2枚だった。一つはニューヨーク・ドールズのギタリスト、故・ジョニー・サンダースの「So Alone」(78年)、そしてイギリスのカントリーブルース・ギタリスト、スティーヴ・フィリップスの「Steel-Rail Blues」(90年)。前者ではスモール・フェイセズ~ハンブル・パイのヴォーカリスト、スティーヴ・マリオットが、名作R&B「Daddy Rolling Stone」で素晴らしい歌と、短いけど痺れるようなアンプリファイド・ハープ・ソロを披露している。スティーブのアルバムでは、「Hobo's Lullaby」でロリー・マクロードの生音ソロが聴ける。叙情的でこれも衝撃的だった。
プレイヤーとしての自分の中にはこうしたロック、SSW的なアルバムも蓄積されている。それを具体的な曲やフレーズの記憶と共に追認すると、何となくリフレッシュできる。
今日は一日車に乗りっぱなしだった。雨降りで視界も悪く、夜にはぐったり疲れたので風呂に行った。ゆず風呂であった。そういえば昨日は冬至だったんですね。
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by nogioh | 2015-12-23 23:27 | Comments(0)
2015年 12月 20日

JOURNAL

京都の老舗ライブハウス、拾得にて、大野木バンド本年ラストライブ。スペシャルゲストは古い付き合いのピアニスト田中良明さん。ジャジーでニューオリンズ音楽の影響の強い良明さんのピアノと、メンバーの大谷さんのシカゴブルース色の強いピアノ、2人の個性の違いを味わえてピアノ好きにはお得なライブになったかと思う。テリーさんがピアノの位置など色々工夫して下さり、時間をかけてリハをした。その後橋本くんの家族も加わって、賑やかに近くのゴンで夕食。いざ本番。忙しい時期なのにたくさんのお客さんに集まっていただきました。本当に有り難く思います。ライブのラストは、良明さん、大谷さん2人ともピアノの前に座って連弾を披露した。素晴らしい。すぐ隣で僕も聴き入ってしまって歌うのを忘れそうになるくらいだった。終演後はお客さんやテリーさんと談笑。ドン・ヘンリーの新譜を聞かせてもらったりした。予想よりドがつくほどのカントリーだったが、よく声が出ていてなかなか良かった。ともあれ、今年も一年が終わろうとしている。我がバンドを贔屓にしていただいた全てのお客様、お世話になったお店の方々、ツーマンのお相手をお願いしたミュージシャンの方々に改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。明里さん、ジーさん、橋本くん、大谷さん、お疲れ様でした。
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by nogioh | 2015-12-20 23:50 | Comments(0)
2015年 12月 17日

JOURNAL

あまり寒くなくなった師走の街中を歩き、さしたる目的もなく、丸善に寄ってみた。BALビルの地下、かつてバージンレコードがあった場所だ。「みすず書房」の特設コーナーが設けられている。創立何十年目かの記念企画のようだ。懐かしい思いで、棚に並んだ本の背表紙を眺めた。・・・みすず書房とか法政大学出版局とか、そういう出版社のやや硬めの本をやたらと愛好していた時期が僕にはある。年の瀬になると1人夜行バスに乗ってよく東京に行っていた頃だ。時には友人と会ってそのまま家に泊めてもらったりもしたが、基本的には1人で過ごしていた。神保町の古書店街を歩き、本を漁り(小川国夫とか、佐々木マキの昔の漫画とか、上に挙げた出版社の学術書もよく探した)、幾つかのレコード屋を巡り、後楽園ホールに行ってプロレスやボクシングを見た。歩き疲れて棒のようになった足を引きずって、立ち食い蕎麦とかアンパンとか、いい加減な飯を食ってからカプセルホテルで泥のように眠る。あの頃、今よりずっと冬は寒かった。吐く息はあくまで白く、空気は澄んで、日中も耳が痛いくらい冷たかった。

時は流れ、東京に行く機会は当時より増えたが、昔のような旅の仕方はほとんどしなくなってしまった。すっかり生暖かくなったとは言え、冬になると昔のように目的があるようなないような、少なくとも仕事ではない形でまた東京の街を彷徨いたいなと思う。

当事大好きだったバンド。Howlin' Wilf & The Vee Jays。凄い名前でしょう。イギリスのバンドで、モロ好みのブルースだった。僕の狭い交友範囲の中ではちょっと盛り上がったものだ。ウィルフは現在ジェームス・ハンターと名を変え、ぐっとオールド・ソウル寄りのサウンドになって結構な売れっ子になった。ヴァン・モリスンのOAを務めた事がブレークの契機になったようである。サム・クックばりの渋い喉は一度聴いたら忘れられませんよ。

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by nogioh | 2015-12-17 23:48 | Comments(0)
2015年 12月 14日

JOURNAL

東京三日目、朝早めに中華三番を後にし、コンビニに寄り巨大な荷物を宅急便で自宅に送り、駅前でコーヒーを飲んでからたまプラーザに向かった。今回唯一のレッスン。熱心に練習しておられる方で、細かい修正を加えると次に会った時には安定している。たまプラーザ周辺は、かつて金妻のロケ地になった場所だそうな。金妻。とても懐かしい。小川知子、篠ひろ子、いしだあゆみ、森山良子のシリーズを観ていた。バブル時代に粗製乱造された軽薄系とは一線を画したシリアスな作りで(登場人物は大真面目に、でも結果的には軽薄なことをするんですが)、女優(特に篠と小川)が素晴らしかった。
もう一つ東京で果たさねばならない用事があったが、こちらは音楽にはまるで関係ないのでここでは割愛。江東区まで行った。
これで今回の東京の旅はおしまいです。お世話になった皆様、ありがとうございました。年内僕のライブは残すところあと2本。バンドで拾得、そして大先輩ベーシスト松本さんと、ギタリスト栗田くんとのトリオで先斗町スターダストクラブです。
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by nogioh | 2015-12-14 23:36 | Comments(0)
2015年 12月 13日

JOURNAL

2日目は湘南台の中華三番でリーちゃんとデュオ。前から出たかった店で、コーディネートして下さったUさん、デュオ企画を快諾してくれたリーちゃんには感謝しています。朝から雨降りで、生温かった昨日より少し空気が冷えていた。通りすがりの店で傘を買って、恐ろしいほど重い荷物を下げてホテル近隣をしばし彷徨ってから現場へ向かう。この日記を読んでくださっている方はお気付きでしょうが、僕は方向音痴なだけでなく、荷造りが下手で、何故かどこに行くにも大荷物になってしまいがちです。いつまで経っても旅慣れないタイプなのかもしれない。宿(カプセルです)から約1時間。日常的な感覚で言うと自宅からハウリンバーに行くくらいか、もう少し早い程度だ。湘南台の駅が予想していたより大きいことに戸惑い、案の定道に迷い、交番で聞いて息を切らせて店に辿り着くと、リーちゃん夫妻はすでに到着していた。店主ひーちゃんとご挨拶し、リーちゃんのご主人きんちゃんにも協力してもらいながら、簡単なリハを済ませた。そして、巷で絶品と評判のチャーハンと、リーちゃんに分けてもらって湯麺も少々、食した。いやあ噂に違わぬ絶品でした。お客様は大入りになった。本当にありがたい。この日は全篇お店のマイクで生ハープ。リーちゃんにも4、5曲やってもらった。彼女はナチュラルな黒さがあって歌も良いんです。僕が曲順を間違えたりしたので、どこでどの曲をやってもらったかよく判らなくなってしまった。ROCKIN' THE HOUSE、BLUES IS EVERYWHERE・・・、インストもあった。どれも非常にこなれていて、格好良かった。以下記すセットリストは僕がメインでやったものとなります。
1ステ
OFF THE WALL/THE WOMAN I LOVE(せっかくタンパ・レッドをやるのだからということで、、カズ―を吹いた。昨日、昼間谷口楽器にいたSちゃんに頼んで買ってきてもらった) /BOTTLE UP AND GO /SCHOOL DAYS / BIG TOWN PLAYBOY /TAKE IT EASY
2ステ
EYE SIGHT TO THE BLIND (滅多にやらないのだが、この曲ではノーハンドでハープを咥えてひと回しソロを吹いてみました)/EARLY IN THE MORNING / SO CRAZY ABOUT YOU BABY(タンパ・レッドのこのナンバー、原曲はジョニー・ジョーンズとデュエットで歌っている。1人で歌う気でいたが、リハでリーちゃんが歌いたいと申し出てくれたので喜び勇んでデュエットに変更した) / CALIFORNIA WOMAN / YOU SOMETHING ELSE /アンコール、この日もいただきました。BIG BOSS MAN

古いブルースのコアを現代に機能させるリーちゃんのピアノに持ち上げられ・ロールされながら歌い、吹くのは至福の経験だ。リーちゃんの歌をバックアップするのも楽しい。終演後は昨日と同じく皆さんと談笑し、裏メニューを含む料理に舌鼓を打った。そうして夜は更け一人、また一人と帰って行き、僕は2階に泊めていただいた。ひーちゃん、何から何までお世話になりました。リーちゃんきんちゃん、お客様、本当にありがとうございました。
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by nogioh | 2015-12-13 23:52 | Comments(0)
2015年 12月 12日

JOURNAL

中野ブライトブラウンでライブ。師走恒例になりつつある上京ライブだが、今回はMHKさん風に割りと細かく記しておこうと思う。特に深い理由はない。この2日間で、たくさん曲をやったので久々にセットリストも載せる。
前夜から原稿書いたりバタバタしていて、荷造りにも手惑い、さらには朝からちょっとした用事もあって出発が遅くなった。東京駅に着いたのは午後3時くらいだった。ここ何回かの上京ではちょっと贅沢になってビジネスホテルに泊まっていたが、今回はうっかり予約を忘れていて気付いた時にはどこも一杯だった。そこで最後の砦であるカプセルホテルを予約しておいた。東京についてそのままホテルに直行してチェックイン。でかい荷物をフロントに預け、ちょっとだけ身軽になった。近くのルノアールでコーヒーを飲んでから中野に向かった。5時に店に着くとマスターのスーさんが1人でおられ、掃除やピアノの調律をされていた。邪魔せぬよう椅子に座り、ジョン・プライマーの話などする。やがてともさんが到着し、ガヤガヤ話していると小山田くん、タナケンくんもやって来て、ちょっと遅れてリーちゃんも登場した。リハ。難しい曲はあまり用意していなかったがざっと予習をした。みんな知っている曲ばかりなので細かい事は一切言わなかった。近くの鳥やすへタナケンとスーさん以外のメンバーで行き、Dさん、ハーピストTさんらお客様の方々と会う。音楽の話はあまりせず、昨今のカプセルホテル事情など話し、軽く飲んでBBに戻った。続々お客さんが来られほぼ満員になり本番。ともさんはサングラスに手書きのヒゲで二彦という僕のバロディ風人物になり、MY KIND OF BABYでオープニングを飾ってくれた。ための効いた良いハープ。僕はともさん持参のチャンプを借り、久しぶりに使うSHURE585マイクでアンプリファイドして臨んだ。以下この夜のセットリスト。
1ステ
I GOT MY FIND MY BABY /ME AND PINEY BROWN /WHY DO EVERYTHING HAPPEN TO ME /EASY(スーさんとのデュオ)/SWEET BLACK ANGEL /WHAT HAVE I DONE D

2ステ
Vicksburg blues(リーちゃんとデュオ、ボーカルはリーちゃん)/BOTTLE UP AND GO(リーちゃんとデュオ、ボーカル大野木)/ HIGH TEMPRATURE /ROCKER /HONEY BEE /ONE OF THESE MORNING ともさんと交互にボーカル取り、サードポジションでハープのやりとりをした。途中で客席にいたハーピスト鈴木ロッキン保氏を呼びサードポジション合戦をした。/WHAT IN THE WORLD /YOU SOMETHING ELSE //アンコール、いただきました。 IT AIN'T RIGHT /ROCK THIS HOUSE

お客様には終始温かいムードで盛り上げていただき本当に気持ち良く演奏できた。バンドも、メンバーそれぞれ時に地を這うような、時にバネのように弾けるプレイで素晴らしかった。ビールを飲みながらお客さん、メンバーと談。セットリストを褒めてくれる人が何人もいたのは嬉しかった。僕がやる音楽はもう何十年も変わっていない。信念なんて大仰なものはないに等しいミュージシャン人生だが、これがブルースだし、ブルースの醍醐味はこの辺に詰まってるんですよ、と、それだけは揺らいだことがない。だから選曲や解釈を評価されると感激する。日本期待の女流ハーピストSちゃんの、北国の実家から送られたリンゴ(驚くほど美味しいです)を土産にいただきカプセルへ戻った。ともさん、メンバーの皆さん、保っちゃん、BB美紀さん、お客様、ありがとうございました!!
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by nogioh | 2015-12-12 23:52 | Comments(0)
2015年 12月 11日

JOURNAL

明日から東京なので、長めのライナーを書いてしまうことにした。戻ってからだと間に合わず落としそうな気がしたからだ。すごい人数の女流ハーピストが入ったオムニバス、ほぼ現役バリバリのプレイヤーばかり、面白いですよ。で、白人ばかり、しかも資料やホームページや動画を見る限り、それほど若い人がいなさそうだ。うーん。ブルースが直面している問題の一側面を表していると思う。僕が知らない人もたくさんいました。世界は広い。何人かずば抜けた吹き手がいて、そうでない人と何が違うのか色々考えさせられもした。細かいテクニックの問題はもちろんあるが、うまいけど面白くない人もいる。結論は出ていない。知識と思い入れ、ポップスならいざ知らずブルースをやろうというのだからどちらもあって当たり前。でもだからこそ、それらも自覚の問題として差となって表れるだろう。1音で判るとは思わない。でも僕の程度の聴き手にも、10秒ソロを聴けばずば抜けた人の凄みは必ず伝わってくる。不思議なものだ。そして立場を変えれば10秒でざくっとしたその人の演奏家としての規模のようなものが見えてしまうと言う事実は、プレイヤーとしてはとても怖い。心して東京、頑張りましょう。
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by nogioh | 2015-12-11 23:58 | Comments(0)
2015年 12月 05日

JOURNAL

シカゴロックで(裏版)シカゴロッカーズに参加してきた。タカギマン、水野くん、岡部くん、江上くん、そして私。競演は名古屋のマドモアゼル山本&GRB。つい先日名古屋スローブルースでツーマンのお相手をしてもらったバンドだ。見に行くつもりでいたら高木くんが誘ってくれた。和やかで心休まる時間、楽曲のコアをみんなで見つめながら演奏に集中できる時間。やっぱりこれですよ。出番を先に終えてメンバーと話しながらマド山本氏たちの演奏を楽しんだ。シカゴロックは構造がちょっと特殊だが、山本さんはちゃんと背中にギターを回してギターを弾いてました。最後ちょっと一緒にやらせてもらった。夜も更けてそろそろ立ち去らないと電車がなくなるなあと考えていたら、京都組の江上くんが送りましょう、と声を掛けてくれた。それはそれは、とお言葉に甘える。神戸の時も途中まで送ってもらったのだった。それほど多く会ってきたわけではないが知り合ってからは20年近くになる。ブルースについて、自分たちのこれまでの活動について、これからの野望(というほどのものではない)について言葉を交わすうちに最寄り駅についた。江上君、ありがとう。また色々喋りましょう。駅に停めた自転車に乗り、冷えた空気を心地よく感じながら帰宅。今日は岡部くんや水野くんとも色んな話が出来た。皆さんお疲れ様でした。塩山さん、お客様、ありがとうございました。
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by nogioh | 2015-12-05 23:38 | Comments(0)