大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2016年 01月 31日

JOURNAL

いちいち家に戻らない方が良かった気がするくらい、連夜大阪で過ごしたので、まとめて書き留めておく。木曜日は塚本ハウリンバーで、Shoji Naito & Lee feat.Yoshi Mizunoのライブを観てきた。話を聞いた時から見たいと思っていた。天気はぐずつき、しかも平日だったがお客さんも結構いて注目度が分かるというか、さすがです。開演前Shoji氏と挨拶、リーちゃんとプロレスの話をした。ライブは素晴らしかった。肩の力は抜けているのにブルースの凄みも楽しさも詰まっていて、誰が見ても惹き付けられるだろう。こういうライブがやりたいと思った。最後リーちゃんが誘ってくれて1曲ご一緒した。CDリリースした主役のShoji氏とは初対面だったし、これは全く予期しておらず、二日前にレッスンしたままのカバンには一本しかハープが入っていなかった。うまくキーがあって良かった。タカギマンも一緒に参戦。この3人に混ざれて幸せだった。ありがとうございました。
金曜日はシカゴロック。4Tuneのライブにゲストでブッキング。ライブ前すぐ隣の串カツ屋で軽く食っていたら、雨漏りしていた。まあ、それくらいの大雨だった訳だが、にも関わらず集まっていただいたお客さんがおられて、おかげでとても楽しく演奏できた。マサさん以外のメンバー(篠原くん、裕子ちゃん、珍くん)とは前回奈良でやって以来、多分半年振りくらい。完成された4人のショーを掻き回しているような気分にならないでもなかったが、終盤に向かうにつれて客席も湧いていたので、あれで良かったのかな。みなさんお疲れさまでした、シカゴロック、企画いのけんさん、お客さま、ありがとうございました!
そして1月最終日は布施のバー・スタックス。アイパー、岡部くん、タカギマンのノンマイク生音ライブを見に行った。今月始めにタカギマンに会った時、ちらっと出演を打診されてはいたが、流動的な感じだったし、気分は完全に客でした。例によって道に迷いたどり着くともうすし詰めだった。まあこの3人ならそうあってもらわないと、思う。彼らはベテランだが、世代の近い僕も含めて、現在の日本のブルース・ミュージシャンの中では中間層にあたる。僕らが元気一杯に活躍すると上にも下にも刺激になって、ブルースの裾野拡大に繋がらないかな、と日頃考えている僕には今日の盛況は嬉しい事だった。さらに石切ミニィちゃんも出演していた。この人も人気者だ。僕はジャズカフェむ~らの周年ライブの時が初対面で、今日は2度目。何年ぶりかの挨拶をした。2ステージ目が始まる直前にタカギマンが「今日はエディ・テイラーの誕生日です。何かちなんだ曲を」と言われた。僕はBig Town Playboyを選んだ。有名な曲だが、お客さんが一緒に歌い辛い曲で、Bad Boyの方がよかったな、と後で思った。しかし、優しいお客さんは盛り上がって下さったので心地良く演奏できました。日本屈指の名手アイパー大西とのダブルハープは爽快だった。メンバーの皆さん、お客さん、ありがとうございました。
最近、加藤さんも写真を貼っているので僕も何となく使命感みたいなものが芽生えて貼っている。少数精鋭でも読んで下っている方がいる限りできる工夫はするべし。

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by nogioh | 2016-01-31 23:57 | Comments(0)
2016年 01月 23日

JOURNAL

ハウリンバーにて、塚本ブルースという即席ユニットで演奏。ヨシ水野、タカノさん、安井さんと私。安井さんとは初お手合わせだが、その実力は存じ上げていた。即席とは言えこれだけの実力派揃い、前もってのメールのやりとりでおよそのセットリストも決めてあった。何の心配もなく気分良く臨んだ。ライトニン栗田くん企画で彼のバンド、ライトニンミンストレルショーとのツーマンだった。向こうに、ゲストで我がバンドのピアニスト大谷さんがいて、一瞬妙な気分になったが、まあ初めてではないし、仕事の現場では時にこういうこともあります。 リハからもう手応えがあったが、結果、僕に至らぬ点はありつつとても良いライブになったと思う。前あげ(最近知った言葉)のおでんも美味しかったし、メンバー間の雰囲気は終始柔らかく和んでいた。企画者の力量でしょう、客席も埋まった。言うことなしではないでしょうか。実はちょっとだけ考えさせられることもあったが、今に始まったことではないし、今日の我々の演奏には関係のないことだ。出演の皆さん、お疲れ様でした。ハウリン、企画くりちゃん、寒風吹きすさぶ中お越し下さったお客様、ありがとうございました!

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by nogioh | 2016-01-23 23:37 | Comments(0)
2016年 01月 22日

JOURNAL

拾得に西海岸のSSW、ジャック・テンプチンを観に行った。イーグルス、取り分けグレン・フライと縁の深かった人で、グレンの多くのヒット曲を共作している。今回初来日。彼が日本に着いた日に、グレンの訃報が届いた。ジャックの心境やいかばかりか。仲間がいなくなるのは物凄く寂しい事だろうと思う。漬物ピラフを食べながらテリーさんと談笑。場内は禁煙だったので寒風吹きすさぶ外に煙草を吸いに出ようとしたら「かわいそう、マイノリティやなあ」と言われた。
途中マンドリン奏者を数曲ゲストに招いて、後はギター一本の弾き語り。人柄が伝わってくる温かみのあるステージで、グレンと作った曲も色々歌っていた。テリーさん曰く最近はブルースに傾倒しているようで、渋いシャッフルも何曲かあった。行って良かった。日本での知名度があまりに低く、会場は満員とは行かなかったが、歌詞の翻訳で著名な方や、昔は僕もよく行ったレコード店のマスターなど、いつものブルースの会場とは違った客層で、それも新鮮だった。
明日は大雪などという予報もある。ハウリンでライブです。僕は寒くなると無条件に出歩きたくなる性質だが、それもどうやら世間的にはマイノリティに属するようで、普通は寒いと人は表に出ないものであるらしい。果たしてお客様は来てくださるのか?
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by nogioh | 2016-01-22 23:51 | Comments(0)
2016年 01月 14日

JOURNAL

ジョン・セバスチャンの76年発表のアルバム「WELL COME BACK」は、全米No.1ヒット曲をタイトルに据えた傑作である。ラストナンバー「LET THIS BE OUR TIME TO GET ALONG」というバラードは、ほとんどがハーモニカソロで、歌は最後の方に曲名になっているセンテンスを二度繰り返すのみという構成だ。2本のキーの違うハーモニカを交互に使い、いずれもセカンドポジションでシンプルなフレーズを吹いているのだが、ジョンならではの包み込まれるような温もりがある。ハンドビブラートの使い方も独特で、なかなか真似のしづらいタイプだ。これでもか、というほどセンチメンタルなメロディーだが、甘さを感じる前に苦みで胸がいっぱいになる。だから何度でも聴きたくなる。と言いつつ、もう何年も聴いていない。普段この曲の事など完全に忘れて過ごしている。それなのに時々、ストリングスの細かい旋律までくっきりと閃光のように頭に甦る。遥かに過ぎ去った時間に精神が強い膂力で引き戻され、悲しい場面や美しかった景色を次々に思い出す。そして、それらの悲しみや興奮の只中でもがいたり浮かれたりする若い自分を、中空から眺めているような状態になる。それは音楽だけがもたらす事のできるある種の離脱体験だ。

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by nogioh | 2016-01-14 23:32 | Comments(0)
2016年 01月 10日

JOURNAL

餅を焼いたり、風呂に行ったり、懐かしいフリートウッドマックのデビュー盤を聴いたり、大事な物を紛失して悲嘆に暮れたりしている内にもう10日も過ぎてしまった。今日は今年初めてのライブだった。シカゴロックで、随分久しぶりの明里さんとのデュオ。ブルース・デュオとして年季の入ったフェイス金岡&マギー尾形との競演で、SNSを通じて是非ツーマンでやりたい、と僕が申し出る形で実現した。リハを済ませて明里さんとうどんを食って店の前で世間話をしていると、どんどんお客さんが来て立ち見まで出る超満員になった。年初から素晴らしい事で、嬉しかった。MHKさんやTマンをはじめ、親しいミュージシャンも沢山来てくださった。先攻はフェイス&マギー。金岡くんはいつだったか僕がバンドでMy Little Machineをやった時、客席で大声で歌ってくれた人。その時の印象が強くてブルース的にとても信頼できる、と思っていたが、セッションや、タイバンを経てじっくりギターを聴き、個人的にファンになった。相方の尾形君(1才違いと今日知りました)も小技を色々入れつつも、こだわりのダウンホームなプレイが身上のハーピストで彼も良いプレイヤーです。よく練られたベテランらしいライブで、お客さんもわいていた。僕らも気合いを入れて臨んだ。You're The Oneのイントロで明里さんがまさかの8ビートのリフを(明らかに故意に)弾き出すなどスリリングな駆け引きもありつつ、楽しく演奏できた。ブルースが好きで、ブルースをよく聴いていて、ちゃんと理解しているお客さんを前にやるのはいつも身が引き締まる思いのするものだが、とても充実感がある。初めてブルースに触れるお客さんも、いつかは目の肥えたブルース・ファンになる。そして厳しい基準で僕らを見るようになるのだ。そうでなければならないし、そうなってほしいといつも僕は望んでいる。マニアと呼ばれる人を納得させうる演奏をちゃんとやって、そうでない一見のお客さんも同時に楽しませる。それ以外にブルースの裾野を広げて行く方法なんてあるだろうか。またリスナー、演者共にこの美しい音楽の裾野を広げて行くという目標なしに、ブルースを演奏する意味などあるのだろうか。
金岡君、尾形君、明里さん、お疲れ様でした。シカゴロック、飛び入りゲストで吹いていただいたMHKさん(あと2週間くらいはライブ休業中の彼ですが、独特の音色は健在でした)、お客様、ありがとうございました。酒が殆ど呑めない僕が、最も美味しいなと思うビールはライブ後の一杯です。今日は昼間はまだ暖かかったが、夜はぐっと冷えた。
※写真は中村藍子ちゃんが撮ってくれたものです。ありがとうございます。

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by nogioh | 2016-01-10 23:29 | Comments(4)
2016年 01月 07日

JOURNAL

久しく聴いていなかったので新鮮で、フリートウッドマックのデビュー盤を車でよく鳴らしている。昔はLPで部屋で聴いていた。僕はギタリストではないので、いわゆるギターヒーローに憧れたという経験がない。好きなギタリストは沢山いて、ピーター・グリーンも良いなと思っていたが、格別な思い入れはなかった。今聴くとやっぱり凄いな、と改めて思ったりする。生な感じの黒さがあって、格好良い。若いのに。僕は当時のピーターやジェレミー・スペンサーの倍以上の年になったわけで、二十歳そこそこでこれだけやれるという才気をリアルに理解できるので、深く感心してしまうのだ。ハープもさりげないが上手い。良い音なのです。

グリーンつながりでもう一人、ミック・グリーンというギタリストの名も思い出した。ジョニー・キッド&パイレーツのリード・ギタリスト。ピート・タウンゼント、ウィルコ・ジョンソンに多大な影響を与えた名手。ジョニー・キッド亡き後はパイレーツを率いていわゆるパブ・ロックのフィールドで活躍した。ミック以外オリジナルメンバーではなかったが、88年に磔磔で僕はパイレーツを目撃している。素晴らしいライブだった。その頃リリースのアルバム「Still Shakin'」は、その後半年以上ライブの余韻の中、ブルースと合わせて毎日聴いていた。
それから10年以上経った元旦。99年かな、2000年かな?夜炬燵でうとうとしていると友人から電話があり、「テレビをつけろ、ポール・マッカートニーの後ろでミック・グリーンが弾いてるぞ」と教えられた。すぐにテレビをつけてポールのライブに見入っていると、また電話が鳴った。今度は女友達からで「今何してるの」と訊かれた。「ポール・マッカートニー観てる」と僕は答えた。「わたし、結婚することになった」とその友人はおもむろに告げた。良かったなあ、という思いが込み上げ、おめでとうと言った時、丁度ミック・グリーンがアップになった。
その結婚報告の電話のおかげ?で、ミックとその女の子(今はもうバリバリのお母さんです)はセットになって記憶に刻まれることになった。ミックは2010年に亡くなった。僕も年をとり、身体的・心境的な細かい変化もあって、パイレーツを聴き返す事もめっきりなくなったが、とにかく凄いギタリストだった。
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by nogioh | 2016-01-07 23:54 | Comments(0)
2016年 01月 01日

JOURNAL

新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もおそらく誰かの助けを受け、希望としては誰かの助けとなりつつ、可能な限り楽しく過ごしたいと思います。みなさまにとって素晴らしい一年になりますように。
大晦日は夜、外出した。暖かくて車にマフラーと上着を一枚置いて表に出た。ところが零時を過ぎ、日付と年が更新された途端一気に気温が下がり、雨まで降り出した。どうなることかと慌てたが、ま、大事には至らなかった。心休まる年明けだった。
元旦の今日は夕方から買い物をし、その足で友人宅に行った。酒を買って行き、僕はほとんど飲まずに振る舞われた旨い鍋をつついていた。ニューソウルやスペンサー・ウィギンスを聴きながら、色々な話をした。正月っぽいもの食べた?と言いながら黒豆を出してもらい、漢方系のお屠蘇(厄払いの為の酒だそうです。いかにも効能ありそうな味です)をいただいた。本当にありがとう。良い元旦になりました。昔はその家に行くとよくそのまま寝かせてもらったりしたものだが、最近は泊まる事はなくなった。今年も行儀よくおいとました。

※写真は去年の拾得、KOTEZ氏と。かわさきじゅんいち氏撮影。
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by nogioh | 2016-01-01 23:54 | Comments(0)