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2016年 05月 28日

JOURNAL

イーグルス「ON THE BORDER」を聴いて車で動いた日。
何の分野においても、と言って良いだろう。技術的に、知識的に、自分にできないことを批判するのはとてもみっともないことだ。突っ張りたい年頃の若者だったら解らなくもないが、良い年こいた奴に限ってそういう発言をする。発言に限らない。無視する、というのもその人間の卑小さを晒すだけのひどい行為だ。やろうと思えば、健康なうちは幾らでも新しいことを吸収できるのに、とそういう発言・態度を見るといつも思う。でも優しい気持ちにはならない。せめて憐れむことが出来たらと思うがそういう情も湧いてこない。ああ、何とあさましいやつだ!とひたすらイライラする。出来ないことが滅茶苦茶あるなあ、と日々自分が傷ついているから、その八つ当たりなのだろうか。だとしたら、僕も上に書いたような連中と変わらない。やっかみという愚かな心の動きがたまたま僕には元々備わっていなかっただけだ。未熟である事に違いはない。何年か経ってこれを読み返したとして、その時もきっと僕は何も変わっていないのだろうと予想できるところが、ちょっと怖い。
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by nogioh | 2016-05-28 23:29 | Comments(0)
2016年 05月 21日

JOURNAL

昨日20日は摂津富田のハイダウェイで南部ヤローズのライブ。僕の地域から高槻は近いイメージだ。しかし、マサさんの車に乗せてもらい走った印象としては摂津富田は同じ高槻でも遠かった。丁寧なリハをやり、カレー(美味)をいただき、二階の楽屋で横たわり、お客さんが入ったのでライブ。よく喋る先輩の話を聞きつつ、自分のハープのイディオムを目一杯引き出すよう努めました。記憶術、抽斗の整理の仕方というのは大事だな、と最近つくづく思う。終演後もお店の歓待は続き、美味しい家庭料理にお客さんも一緒に舌鼓。実に手厚くて感激しました。みなさん、本当にありがとうございました!
そして本日は、町興し的イベントに出てきた。去年も出たのだが、そこでは僕はギターを弾いていて、営利も一切絡まないので書かなかった。今年は記しておこうと思ったのは、どこかで情報を得て観に来て下さったあるミュージシャンが彼のSNSに記事をアップされ、結構な数の知り合いがそれを見たことが判明したからだ。開き直りです。親しい古い教え子さんと彼のバンドのベース、さらにはうちのドラムがその町に住んでおり、出てみませんか、ギターで、と誘われたのが最初だ。誰からもお金を取らず、こちらも払わなくて良いなら、と引き受けた。僕はレッスンではよくギターで伴奏するし、ギターを弾くのは好きだが、金を取れるレベルでは到底ない。炎天下、2、3曲だが汗だくでギターを弾いた。ふらふらになったが、ギターを弾くのは楽しかった。昨年はひたすらひっそり終わったが、今回は上に書いた方や、島本から近い場所に住む有名なミュージシャンが観ていたりで、とても恥ずかしかった。町興しとしては認知度が上がったということなのか。お疲れさまでした。
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by nogioh | 2016-05-21 23:27 | Comments(0)
2016年 05月 16日

JOURNAL

四夜連続ライブが終了した。すべて違うユニットだったから大変ではあったが、予想したより体に堪えることもなく、それだけでも成功と言えるだろう。
金曜日はジャズカフェむ~ら。マサさん、松本さん、松田ゆうきとの年二回くらいのユニット。年二回と言ってもよく顔を合わせるメンバーだし、結構長く続けているから演奏のこなれは良い。親しい空気の中吹いて、お客様の手料理で打ち上げをした。ごちそうさまでした。
土曜日は庄内のルーズで、高木くん、岡部くん、アイパー大西くんの完全生音企画にゲストで呼ばれた。素晴らしい企画で、非常に楽しくやらせてもらった。加藤さんも予定調和的乱入して、満員の客席も湧いていた。加藤さんも大西くんも特殊な魅力のあるプレイヤーで、一緒にやれて幸せだった。いつでも一緒に演奏したいと思える人は少ない。貴重な二人です。
日曜日は拾得で大野木バンド。なこみさんのブルーステンプルとツーマン。暑い日だった。汗がとまる間がなかった。会場は満員で、声援に押されてバンドの演奏も良かった気がする。なこみさんのバンドも息が合っていて、オリジナルの新曲が特に格好良かった。ハープの木村さんは僕より結構年長だが、細かい変化、進化が聴くたびにあり、それは素晴らしいことだ。たとえば、団塊世代くらいの小説家のそれまでのイメージを刷新するような新作を読んだ時のような励ましを感じる。
そして月曜日はパーカーハウスロールで、ボーカル小林久人さんのユニットに参加した。メンバーのCoco、ぬっきー、矢尾さんはとても若いミュージシャン。雨だったが主として小林さんを慕うお客様が沢山来てくださり良いライブだった。開始前階段で滑り両腕に怪我をするアクシデントがあったが痛いだけで大事には至らなかったようだ。
四日間、ご一緒したミュージシャンのみなさん、お疲れ様でした。お客様、ありがとうございました。
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by nogioh | 2016-05-16 23:56 | Comments(0)
2016年 05月 08日

JOURNAL

「新日本プロレスV字回復の秘密」という本を読んだ。そうでしょうねえ、という内容が殆どだったが、なかなか面白かった。ショービズの中でもプロレスは特殊だが、一方でプロレスの真髄である虚実皮膜、というのは全ての芸術の極意に関わる概念でもある。考え出すと面白い。
今日の昼間はロス・ロボス「Gate of Gold」とマディ・ウォーターズのボックスセットの何枚かを聴きながら車で走り回っていた。ロス・ロボスの去年くらい?にでたアルバムだが結局良いバンドは何をやっても格好良いんだな、と感じさせる。ミッチェル・フルームがミュージシャンとして参加している。ミッチェル・フルームがプロデュースし、チャド・ブレイクがエンジニアを務めた16,7年前のロン・セクスミスのアルバムを僕は大変愛聴していた。いわゆるミレニアムの頃である。懐かしい。
今日の夜は原稿を書いた。ジェームス・ハーマンの新作「Bonetime」は良かった。ライナーにもちょっと書いたが、トム・ウェイツみたいな雰囲気の曲が幾つかあり、西海岸ブルース・シーンとトムとの関わりについても色々思い巡らせながら聴いた。このジェームスの新譜にも入っているステファン・ホッジスはトムのバンドにいたな、とか、キム・ウィルソンとも縁の深い西海岸の大物べーシスト、ラリー・テイラーもトムと仕事をしていた・・・そんなこんなを思い出していた。
今日が母の日だと全然気付かずに一日過ごしたが、おかんには会えたので良かった。
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by nogioh | 2016-05-08 23:29 | Comments(0)
2016年 05月 04日

JOURNAL

加藤さんとの交流戦第2弾はシカゴロック。今日の僕の相棒は明里さんだ。高槻のジャズストがあり、ジャズストの裏版みたいなイベントもあって、春一番も今日だった。昼間そちらに行き、シカゴロックに流れて来る人がたくさんいたら良いなという厚かましい願いがあった。たくさんはいなかったが、何人かは流れて来て下さった。どんなライブでもそうだが、このメンバーでやれる最上のことをやろう、と(多分)今日も全員が思っていただろう。飯を食ったり、店の前で音楽的でない世間話などしながら、そういう気分になって行く。僕の場合いつもそんな感じだ。今日はなかなかどろっとした濃密な演奏になったのではないか。楽しかった。お疲れ様でした、シカゴロック、セッション参加のみなさん、お客様、ありがとうございました。
 ダウンホームという言葉は(特に日本で)ハーピストに対して使われる場合、誉め言葉としての使用がほとんどのように思う。基本的に僕は言われたら嬉しい。ただ、基本的に、と書いたのはそこには留保の思いも少しあるからだ。この言葉には、演者の技術のなさを聴き手が受容して、それも引っくるめて愛でてやろうという、人類愛的なニュアンスも含まれる「場合」がある。ずっとダウンホームと言われ続けてきた加藤さんもブログで必ずしも嬉しいわけではないと書かれていたように思うが、多分僕と似たような感じ方をされているのだろう。僕の嫌いな「味」という言葉に似たニュアンスがちょっとだけ気になるのだ。「味」に関しては使われ方が鬱陶しいというか、どう考えても間違ってないですか、といつも思う。下手な歌を聴いて味があると言う人を見るとのけぞりそうになる。下手なものに味などない。貧乏をテーマに適当に(これが肝要です。安易なのです)フォーク調の歌を歌ってブルースと名乗る人を見た時のような気恥ずかしさを覚えてしまう。ダウンホームの使われ方にもそうした「味」とか「気分はすっかりブルース」の雰囲気が少しある。レスター・ダヴェンポートや、グッド・ロッキン・チャールズはダウンホーム。異論はない。リトル・ウォルター、コットン、ウェルズ、サニーボーイ、キャリー、殆どの黒人プレイヤーはダウンホーム。ブランチも僕はダウンホームだと思う。シュガー・ブルーは違う。でもダウンホームもやれる。白人でいうと、リック・エストリンもマーク・ハメルもキム・ウィルソンもダウンホーム。ロッド・ピアッツァ、ウィリアム・クラークは微妙、でもダウンホームもやれる。ポール・バタフィールドはとっても素晴らしいがダウンホームではない。マーク・フォードもダウンホームではない。ジェイソン・リッチも違う。でもジェイソンはダウンホームもやれそう。こういう分類、判るでしょうか。ざっくりしているようで僕の中では結構厳密です。ダウンホームは僕にとってフォームであり、スタイルの呼び名です。
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by nogioh | 2016-05-04 23:33 | Comments(0)
2016年 05月 03日

JOURNAL

高槻のすぐ近くまで用事で出かけたが、ジャズストには行けず。近くからも遠方からも色んな人が集まっていて、会いたい気持ちはあったが叶わなかった。その後も車で大阪の端っこの方を走り、日が暮れてから戻り、すっかり草臥れたのでマッサージにかかった。同郷のちょっとだけ年下の施術師さんで、共通の知人がいたりして懐かしい話が出来たりもする。夜になって予報通り雨が降り出した。「ロスト・イン・マンハッタン」という映画を借りて観た。「Time out of mind」という原題の方が良いと思うが、ちょっと分かり辛いし、日本語的にキャッチ―じゃないからしょうがないのか。淡々としていて、起伏や伏線に乏しい。映画に何を求めるか、だが悪く言う人も多いだろう。僕はなかなか良いと思った。ホームレス施設の様子や、アメリカの社会保障の問題などさらっと撮っているがリアリティがあって色々見どころがあった。重くなり過ぎず、疲れないのはリチャード・ギアの品によるところが大きい気がする。最近見た新し目の映画では、以前にここにも書いた気がするが、シャルロット・ゲンズブールの「サンバ」に近い充実感があった。
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by nogioh | 2016-05-03 23:38 | Comments(0)