大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2016年 10月 21日

JOURNAL

昼間レッスンをした後、松屋町のバー、Teasin'で松田ゆうきとデュオ。I'm ReadyとかBaby Please Don't Goとか、スタンダードもやったりする。何をスタンダードというかは難しい問題なのかもしれない。ブルースをやっている、と本人が言っていたり、周りが言っていたりする(そして本人も否定していない)人も、話していて、これを知らないのか、と驚くことがたまにある。別にそれは良い。生きて来た環境が大いに作用することだし、僕も知らない歌は無限にある。でも、そんなの知っている方がおかしい、くらいの不機嫌な反応をされると(まれにいるのです、本当に!)僕は発作的な怒りに操られ、とんでもないことを口にしそうになる。決して口にはしない。口にする人もいるでしょうね。でも僕はしない。憤りを溜め込んでただ疲弊する。そういうのはもう良い加減によさないと体に悪いと思う。
ともあれ、今日も楽しく演奏できました。店主であり、コーネル的な独特なリックを自在に操る名手伊藤久順氏も数曲加わってくれて、刺激的だった。すぐ近所で他にもブルースライブがあったにも関わらずお客さんも来てくださいました。今日おろした曲は、「Rock With Me」。これはファビュラス・サンダーバーズのデビュー盤に入っている。地味な曲だが僕はキム・ウィルソンの書いたオリジナルの中でこれが一番好きかもしれない。誰でも書けそうで誰も書けないタイプの曲だと思う。まっちゃん、お疲れ様でした。伊藤ちゃん、お客様、ありがとうございました。

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by nogioh | 2016-10-21 23:45 | Comments(0)
2016年 10月 18日

JOURNAL

シカゴロックで岡部くん、江上くん、氷上くん、水野くんというモダン・シカゴ・スタイルの匠達に混じってライブ。疾駆する巨大ダンプのタイヤのようなリズムが癖になる。うねりが大きくてコクがある。音もでかい。終演後は最近カメラウーマンになったA女史と、いつの間にか40歳を越えていた江上くんと話す。UNCLE-Tとの出会い、初めての拾得ツーマンなど、懐かしい話もちらほら。シカゴロック、平日に関わらず見に来て下さったお客様、ありがとうございました!
ディランのノーベル文学賞は、権威に踊らされるようで若干気恥ずかしくはあるが久々に胸が踊るニュースだった。春樹さんはなかなか獲りません。欲しそうではないからだろうか。ディランも欲しがっていたとは想像できないが…。アンチは色々言うだろうが、もう中上健次もいないし、日本で他に獲りうる作家は見当たらず、候補は妥当でしょう。…僕の知る限り。

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by nogioh | 2016-10-18 23:49 | Comments(0)
2016年 10月 12日

JOURNAL

一昨日の西成ジャズで、少しだが界隈をうろつく時間があった。歩いていて衣装に使えそうなシャツ(テロンとして光沢があるポリエステルの柄物)を売る店を見つけ、物は古いが着用の痕跡のないものを買った。千円で釣りが来たが、数えると十円多い。顔を上げた僕に初老の店主が「電話代にしてください」と言った。不意に20年も昔、明け方の繁華街で見た電話ボックスの中にうずくまって泣く女の姿を思い出した。店主の言葉に強い印象を受けて僕は少し混乱していた。。何年、何十年と続けられて来たであろうささやかな接客術、そしてセリフ。一気に年をとったような、逆に子供に戻ったような不思議な感覚にうろたえてしまった。
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by nogioh | 2016-10-12 23:42 | Comments(0)
2016年 10月 10日

JOURNAL

ギターの明田さんからのお誘いで、西成ジャズに出させてもらった。会場は一昨日出たばかりの難波屋。2日間に亘り、関西を拠点に活動する相当豪華なジャズマンのライブが繰り広げられるイベントだ。観客動員数もすごいと聞いていた(実際すごかった)。今日は2日目、僕ら「BLUES NIGHT」はトップバッターだった。イベントの主でドラマーの松田さんとは一度ご一緒したことがあるが、ホーン2人、ピアノ、ウッドベースはいずれも初めてお会いする若いジャズミュージシャンで、一体どんな音になるのか楽しみだった。結果、バタフィールド・バンドの中後期を思わせる心地良さで、吹いていてこれまでに味わったことのない感覚があって酔いしれた。久しぶりの小柳淳子さんや、実は初対面の白川さんや畑さんともお話できて楽しい時間だった。最後までいられなかったが、実に良い催しだ。また来年も呼ばれたら嬉しい。メンバーのみなさんお疲れ様でした。声援、拍手を下さったぎっしりのお客様、ありがとうございました!ハーピストS橋さんも見に来て下さっていて、彼の顔を見た途端、僕の中にあった多少のアウェイ感がぐっと薄れ、心強かった事も記しておこう。感謝します。
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by nogioh | 2016-10-10 23:35 | Comments(0)
2016年 10月 08日

JOURNAL

西成の難波屋で大野木バンドライブ。人気店でなかなか思うようにブッキングができないが、確かに良い店だと思います。和歌山で大いにお世話になったSくんが仲間を連れて見に来てくれて、踊ってくれた。踊ってもらうというのは本当にブルースバンド冥利に尽きる。Sくんたちは僕らのライブの後、シカゴロックに流れて行った。
昔京都のハーピストMさんのバンドで、明里さんと共にギターを弾いておられたUさんが奥さまと来て下さっており終演後色々話した。奥様と僕は同い年で、懐かしい話も出来た。
メンバーの皆さん、お疲れさまでした。難波屋、お客様、ありがとうございました。
Eddie Vinsonの「Kidney Stew」をやった。和歌山のデュオでもやったが、とても気持ち良くて、演奏する喜びが湧く曲だ。昔からこの曲が大好きだった。SNSで触れたら、元AシャッフルのドラマーSさんが反応してくださっていた。有名な曲だが、あまりやっているバンドを見かけない。なぜだ。
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by nogioh | 2016-10-08 23:55 | Comments(0)
2016年 10月 07日

JOURNAL

昔、実家の東側には天井川が流れており、川を渡って向こう側に行くためには、一つしかない階段を昇降せねばならなかった。階段には黄色い手摺が付いていた。川と、川に添って茂る雑木の森を越えて東側に降り立つと、空き地と田んぼがずっと遠くの一級河川の堤防のふもとまで広がっていて、いくつか真新しい家が建ち始めていた。春になると雲雀が鳴き、僕は親に手を引かれ、雲ひとつない空に目を凝らしてその鳥の姿を探した。僕が小さかったからか、空は今より高くて、春が来ても冷たく澄んでいた。僕は空き地に行く階段を「きいろい階段」、と呼び、空き地全体を「ひばり」と呼んでいた。幼稚園に上がる前だから、これは僕の最も古い記憶の一つだ。40数年が流れ、川は天井川ではなくなり、階段は橋に変わった。そして「ひばり」にはびっしりと家が建った。ここ数年は細いその川を利用して、盆には灯篭流しが行われる。時の重みを知る近所の年寄りが提案して実現したものであろう。
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by nogioh | 2016-10-07 23:21 | Comments(0)
2016年 10月 01日

JOURNAL

和歌山のHOBO'S BARの20周年ライブに大谷さんとのデュオで呼んでもらって出張。初めて和歌山まで車で行ったが予想していたより迷わず、喋りながらだと体感的にも早く着いた。噂に聞く以上にディープなスポットで、たっぷり2ステージ、ブルースオンリーのセットリストでやらせてもらった。ドラムのショーくんと店のオーナー、ぬきなさんとのジョイントコーナーもあり、楽しい時間だった。終演後はショーくんおすすめの店に連れて行ってもらい、そこもまた良かった。大谷さんお疲れ様でした。素晴らしい機会をくださり、手厚く迎えて下さったぬきなさん、あれこれ気を遣ってめちゃくちゃ動いてくれたショーくん、にこにこ、そしてじっくり聴いて下さったお客様、ありがとうございました!ちゃんと和歌山ラーメンも食べられたしドライブも快適だったし満足の旅だった。
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by nogioh | 2016-10-01 23:35 | Comments(0)