大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2017年 03月 15日

JOURNAL

 岡崎京子の漫画「リバーズ・エッジ」が実写映画化される。岡崎はつげ義春と並んで、大人になってから大きな衝撃を受けた漫画家だ。一番好きなのは「チワワちゃん」という短編だが、リバーズ・エッジも実に強烈で、読んだ日の晩は眠れなかったほどだった。読んだのは20数年前だ。当時、それまで体験した事のない規模の精神の危機的状況にあった僕は、そのどん底から何とか這い上がる為に、哲学書を読み漁っていた。60年代以降の新し目の哲学、デリダとか、ドゥルーズとかクリスティバにも惹きつけられていた。チワワちゃんにも、リバーズ・エッジにも、そういうフランスの哲学者たちの難解な本と同じことが書いてあると読んですぐに感じた。大江健三郎、筒井康隆、二人よりひと世代下の高橋源一郎や村上春樹ら小説家もそういう思想潮流に敏感に反応した作品をいくつも書いていたが、読んだ鮮烈さでは岡崎京子の方が上だった。天才だと思った。今の若い人が、映画を観て、さらに原作を読んでどんな感想を持つのか聞いてみたい。
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# by nogioh | 2017-03-15 23:42 | Comments(0)
2017年 01月 29日

JOURNAL

昨日は名古屋でライブだった。Slow Bluesは良いお店で、シカゴ・ブルースが好きな人に囲まれてのびのび演奏出来て幸福感があった。競演の混ぜるなキケンブルースバンドもベテラン中心の手練れで、素晴らしい演奏だった。今回は、泊まる予定で電車で行ったので、終演後も色々お客さんや共演の方と話が出来た。その後、電車で今池に移動し、橋本君が予約してくれたカプセルホテルにチェックインした。風呂に入って、飯を食いながら少し飲んだ。橋本君とジーさんはかなり飲んだ。幸福そうな二人を見ているのは良いものであった。僕のベッドに知らない男が寝ていたり、それを伝えにジーさんの部屋(ベッド)に行くと彼も間違えて人のベッドに入っていることが判明したり、ハプニングはあったが、泥のように眠り朝を迎えた。チェックアウトの時二人に会うかなと思ったが、会わなかった。お世話になった名古屋のシカゴブルースラバーの皆様、ありがとうございました。
 帰って一息ついて再び出かける準備をして都雅都雅に行った。叉焼バンドにゲスト参加でライブだった。静沢真紀ちゃんも一緒で、楽しい時間になった。ライブ前、競演のゴマさんのバンドの面々(多田さん、小川さん、ダンカンさん、小川さん、梅岡さん)と「スタンド」に行って飯を食った。同じテーブルだったゴマちゃんと小川さんにおごってもらった。「申し訳ないですよ」と言うとゴマちゃんが「若いんだから」と言った。久しぶりに言われたなあ、と驚いた。ごちそうさまでした。真紀ちゃんはプレイも弾き姿も格好良い人で、今日も同じステージに立って聴きながら、改めて感じるものがあった。みなさんお疲れ様でした。
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# by nogioh | 2017-01-29 23:45 | Comments(0)
2017年 01月 08日

JOURNAL

今日はシカゴロックでライブだった。加藤南部スタイル&大野木&中村藍子というメンバー。昼間遠方より若い方がレッスンに来られていて、京都に住む同じくミュージシャンの弟さんも一緒だったのでレッスンだけでなく色々と話も弾んだ。若い人と話すとこちらも若返る気がして良いものです。昨日の夜半からずっと雨が降っており、予報では夕方にはやむという事だったが、家を出る時間になっても全然やまなかった。気温は少しも上がらずとにかく寒くて冷たい。
ちょっと遅くなるという加藤さんからのメールが来ていたので、僕は早めに大阪に入って藍子ちゃんと合流、近くの居酒屋に入るとほどなく南部君もやって来た。軽く乾杯をした。リハを始めると加藤さんがやって来て、リュックを背負ったまま一緒に吹き始めた。演奏のリハはごく軽め、曲順を決めて本番を待った。今日の天気は、僕なら人のライブを見に行くのは躊躇うかもな、と思えて実に不安だったのだが、見事大入り満員になった。
いざライブ。加藤さんとは付き合いも長いし、お互いのプレイもよく分かりあっているが、阿吽の呼吸、というスムースなやり取りにはならない。凸凹している。それが人肌を感じられて心地良いのだ。南部君は今日はエレキだった。加藤さんとの絡みでしか南部君のギターを聴く機会が最近ないので、アコギのイメージが強くなっている。久しぶりの彼のエレキ、これが良かった。南部君のウォーキンベースと藍子ちゃんのドラムのコンビネーション、これもまた実に良かった。リハは要らないくらいだな、とも思った。加藤さんのあけすけなようで繊細なハーモニカに刺激されて僕も感情を出して吹いた。ちなみに今日も僕はTalk To Me Babyを歌った。エルモアのこのナンバー、ガッコガッコのギターも最高だし、ずっと大好きなのだが、今まで歌ってこなかった。結構有名な曲なので何となく敬遠していたというのもあるが、心の中ではずっと歌いたかったのだ。きっかけは去年。京都左京区のザックバランに江上君のライブを観に行き、そこで彼がこれを歌っているのを聴いた。それが良くて、よし俺も解禁しようと思ったのだ。江上君、影響されました。
藍子ちゃんのシャッフルは前回一緒にやった時よりぐんと良くなっていた。二人でジミー・リードの「I Don't Go For That」をやったが、彼女のリズムだけで十分楽しく歌えたし、ソロも吹けた。加藤さんも褒めていたが、「I Got To Go」の2ビートも素晴らしかった。もうすっかり安心して聴けます。
 ミュージシャンの方々、お疲れ様でした、シカゴロック、お客様、ありがとうございました。
 
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# by nogioh | 2017-01-08 23:30 | Comments(2)