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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2005年 11月 19日

JOURNAL

午前中レッスン一人。初ライブが近く、それに向けての総復習的内容。午後、伏見のお店「ゴスペル」へ。ブルースソサイエティと銘打って関西圏のハーモニカ奏者が共演するスタイルのこのイベントももう、5回目くらいになるか。ラブ・バンプの面々は、小さなブルースハーモニカの合奏という難しいテーマに実に楽しげに挑んでいる。ガクさんはソウルマニアでハーモニカもシャウト系だ。近頃繊細なトーンもちらほら聞こえ出して変身中?森さんはパッカリング特有の大きくてよくうねる音で、ビブラートも美しい。歌も格好良い。上村君は、破綻のない堅牢な吹きっぷりでその技術力に瞠目する。歌もやればいいのに。加藤さんは、実に奥深いテクニックを持った人で、服で言うと着崩した感じのパフォーマンスに惑わされるがよく聴けば簡単に真似できないことを一杯やっている。主催者の達也さんは、年季の入ったビリー・ブランチ風のエロチックなパフォーマンスと、洒落た選曲をする人だが、生音に南部的な乾いた魅力があって、僕はそれが最も気に入っている。

# by nogioh | 2005-11-19 00:00
2005年 11月 17日

JOURNAL

レッスン一人。楽しそうに続けてくれるためには、毎回少しずつでも腕を上げてもらうことだ、と、少々の難題も吹っかけてみたりしている。若い時、教則本の存在すら知らず布団をかぶって夜中までコピーしていた僕にはハーモニカはとてもロマンチックな楽器だった。今はそうでなくなってしまった。疲れが溜まっている。土曜日にJimmy Rogersの「You Don't Know」を演奏するので、久し振りに晩年のアルバム「Feelin' Good」を引っ張り出して聴く。十年くらい前、出てすぐ買った頃はチェス盤にのめり込んでいたので、随分ロックっぽく端正過ぎる音に思えたものだ。でも今聴くと、ジュニア・ワトソンの西海岸スタイルのジャジーなギターが渋い声によく合っていて好ましい仕上がりではないか。

# by nogioh | 2005-11-17 00:00
2005年 11月 13日

JOURNAL


チャーリー藤井さんのライブを観に行く。なんとも楽しそうでよかった。藤井さんとは、「マニアックな選曲」をテーマにしたライブをかなり前から計画しているが、今日改めて早期実現を目指そうと話し合う。ギターの植村さんから、クリスマスライブ決定の報せ。植村さん主催の企画で、前回参加させてもらって気持ち良かったので、次も楽しみ。多田たかしさんら久し振りの人達ともご挨拶。
The Hollywood Blue Flames「Soul Sanctuary」ハリウッド・ファッツ亡き後の彼のバンドの残党による新作。若く、シカゴからモダンまで何でもこなす黒人ギタリスト、カーク・フレッチャ-が正式メンバーとしてクレジットされている。それぞれ現在の西海岸シーンを支える名うてで、つぼを押えた好演。一曲、アコウスティックハープでキム・ウィルソンも参加。スウィンギン・カリフォルニアである。

# by nogioh | 2005-11-13 00:00