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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2019年 04月 03日

JOURNAL

映画「ヘルプ」を観る。良い映画であった。「Doubt」で物凄い演技を見せていたヴィオラ・デイヴィス、一昨年「ドリーム」での好演も記憶に新しいオクタヴィア・スペンサー、そして大御所シシリー・タイソン。名女優三人が揃い踏みの豪華版。主役は笑うととてもかわいいエマ・ストーン。彼女がトリックスターとなって動き回り、巨大な歴史の壁に穴が穿たれようとする一瞬を切り取った作品。とても良い。
深夜、疲れているのになぜか眠れる気がせず、タンパ・レッドを聴きながら、ハーモニカを合わせて吹いていたらハーピストのH村くんから電話があって終電を逃したと言う。泊めるのは難しい状況だったので車で送ることにした。夜中に車を出すのは案外楽しいものです。大いに酒気を帯びていたが、素面の時と区別がつかないH村君とSFの話などしながら走った。SFを最近は読まなくなったし、話をする相手ももうH村君くらいしかいなくなった。


# by nogioh | 2019-04-03 23:35 | Comments(0)
2019年 03月 18日

JOURNAL

若き日の活躍をテレビで見ていたプロレスラーが経営する焼き肉屋さんに夕食に行った。一流レスラー自らが調理する美味な肉を堪能した。一緒に行ったのは音楽でもプロレスでもお世話になっている兄貴分のような友人で、帰りにコーヒーを飲みながらその人に話したことを備忘録として今日は書いておきたい。名指しはしないが、子供向きの映画の主題歌として売れている歌が、あまりに節操のない盗み具合で、聴くたびに辟易してしまう、それを誰か音楽のわかる人に喋りたかったのだ。ラジオを聴く機会が最近多く、とにかくしょっちゅうコレが流れてくる。ラジオとはそういうもの、という気持ちがあり、流れてくるたいていの音楽を聴くともなく聴いているが、これはちょっと耳に残った。最初はカバー曲だと思った。うまく日本語詞が乗っているでしょう?と言いたげな雰囲気だった。しかし何度か聞くうちに、もしかしてこれは、と思うようになった。
超有名曲であろうと平気な顔をして盗み、自らの作曲として発表し大枚を稼ぐ輩は昔から日本には一杯いて、誰のどの曲が、これの盗作とすぐに5つ6つは言えるくらいだが、今回のは中でもひどい部類だ。パロディ、パスティーシュ、オマージュという言葉とは対極にある悪辣さを感じる。パクるなどという軽々しい言葉が蔓延してしまって、盗みという行為の悪の要素が薄められて伝わるようになってしまっているが、この曲に関しては看過してはいけない。明らかな泥棒であり、邪悪な魂の所業である。僕は暗くてじめじめした欲求のうごめきをこの歌から感じずにはいられない。聴いていて恥ずかし過ぎて吐き気に似たものがこみ上げる。僕のような人が、いわゆる怖いもの見たさでダウンロードする事もありうる。それを狙っているとも考えられる。炎上商法というやつです。何にせよ音楽が好きな人間がやることではない。


# by nogioh | 2019-03-18 23:32 | Comments(0)
2019年 02月 02日

JOURNAL

去年、ある喫茶店の周年記念に演奏する仕事をいただき松田ゆうき君と行った。ブルースを聴いたことがない人ばかりが集まるというので、色んな曲を入れて、午後の早い時間と夜と、2ステージやった。そこで「Love Has No Pride」を初めて人前で歌った。ボニー・レイットやリンダ・リンシュタットのバージョンが有名で、女性の歌という印象が強いが、こういう未練一杯の気持ちというのはつくづく男こそが抱きがちなものだなあ、とちょっと苦笑いしたいような気分になりながら歌っていた。作者のエリック・カズは男性だし、そもそもは女性の気持ちを念頭に作ったものではないのだろうと思う。クレイグ・フラーの歌うこの曲も瑞々しい味わいがある。エリックも創設メンバーであったバンド、アメリカン・フライヤーのファースト「American Fryer」に入っている。ウェストコースト・ロック・シーン期待のスーパーグループだったが、地味な活動で終わってしまった。プロデュースはジョージ・マーチン。良いんですよ、このアルバム。
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# by nogioh | 2019-02-02 23:56 | Comments(0)