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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2009年 05月 16日

JOURNAL

昼間から夕方にかけて二人レッスン。ちゃんと細かく細かく話を聴いてくれる人。まだ新しい人だが、自分の実力をちゃんと冷静に把握できているように見える。これがなかなか難しい。話が逸れないようにハーモニカの話になるべく専念しているが、例えばね、などという感じで女子プロレスの話になったりしてしまう。困ったものだ。二人目は今や一番古くからの付き合いになりつつある人。3つばかり年下だが、同世代的感覚をちゃんと共有できる。3歳差というのは、ディテールにこだわって(特に昔話)話してゆくと、意外と感覚にずれがあったりするものだが、この人はそれがない。人徳の一種なんでしょう。毎回はっとするほど良い音を出したと思ったら、直後にずっこけるところも面白い。いけないのだが笑ってしまう。本人も仕方なくいつも笑っている。

小林信彦「決壊」を再読。合わせて「ヴォネガット、大いに語る」も読んでいる。「想像力」に働きかける文学の役割を強く意識している点で共通点の多い作家だ。でも2冊の本を並行して読むと結局大切なところを沢山見逃す。

by nogioh | 2009-05-16 02:06


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