JOURNAL

腰の痛みがひどい。昨日、一昨日くらいからまずいな、と思っていた。寝返りも不自由で、歩行にも差し支える痛さなので弱った。整骨院は休みで、マッサージ屋に電話して助けを求めてみる。整体の師匠に習ったことを（本当はやってはいけないが）やってみよう、と言われ出かけた。炎症を起こしていると思しき腰にはほとんど触れず、足と臀部に激痛施術を受ける。汗が噴き出し喉がからからになった。随分楽になった。大した技術である。店にスタッフの女の子が時々使っているコルセットが置いてあり、貸してくれると言う。骨盤に巻くと女性サイズでは小さいが痛みは消える。常に満腹気分で、飯も減る。良いかもしれない、コルセット。
動けないから、じっとして過ごす。
小林信彦「昭和のまぼろし」を読む。よく僕の見解と違う部分が出てきて苦笑いしてしまうが、特にエッセイを読むと同じ血液型、を感じてしまう好きな文章家だ。
「ブローク・バック・マウンテン」を見る。アン・ハサウェイファンの友人にもらった。名作の誉れ高い映画だが、ヒース・レジャーの妻役のミシェル・ウィリアムスが良い。そもそも恋愛映画をあまり観ないから、おお！とはならないが、なかなか美しい映画だ。音楽も良くて（21g、バベル、などアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ作品でお馴染みのグスターボ・サンタオラヤ、エンドロールの歌はウィリー・ネルソン）楽しめる。
ジョー・ルイス・ウォーカーの新しいアルバム、ハリウッド・ブルー・フレイムスの新譜を聴く。仕事がらみだったが、どっちも当たりだった。ジョーの方にはシュガー・レイ・ノーシャが1曲入っていて素晴らしいハーモニカを聴かせている。ハリウッド・・・はジュニア・ワトソンファンは必聴です。僕は個人的にヴォーカル・ハーモニカのアル・ブレイクの才能の豊かさを追認して感動した。近々、BSMFから出ます。