びびりながら、少し値の張る晩飯を食いに出かける。基本的に食に思い入れがあまりないので、外食しても(一人で食う時など特に)とても安く付く。東京に10日くらい行って、あんパンと立ち食いそばばっかりの時もあった。その滞在では一番高い飯が回転寿司。貧乏くさい話はこの辺で止すが、ともかく、たまにはよろしい。旨かったし、楽しく有意義な時間だった。
バルザックの「セラフィタ」ぱらぱらと再読。フランス語が読めないので、邦訳を買ってもう何年になるだろう。
前には判らなかった部分、昔は判った気がしたのにさっぱりな部分。本は(映画も音楽も)回数を読んで(観て聴いて)血肉化する。血肉化させねばならない訳ではないが、その為に作られたものも多い。お薬みたいなものです。