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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2010年 07月 25日

JOURNAL

ライブ。車に乗ってすぐ、エンジンをかける前にシートベルトの金具で火傷したでせいで、その後すぐに指輪など忘れ物をしたことに気付くが取りに戻る気力も失せてしまった。腐れベンツに危ない割り込みなどされ、ムカムカしながら拾得の近くに着くがいつも停める駐車場は一杯だった。抑えようのない憤怒に駆られ破壊衝動と闘っていると、前方で大荷物の静沢さんが、こちらに気付いて手を振っていた。暑さのせいで破綻した思考が少し復活する。ライブをやらねばならない。他人の車に突進して捕まっている場合ではないのだ。
やっと別な駐車場に放り込んで店に行くとすでに皆さんおそろいだった。リハを終え、飯を食いに行く。三島さんはMCのネタ作りの為、マキちゃんにインタビューしていた。
開店と同時にお客さんも入り始めた。東京からI氏が店までやって来た。山口から帰京途中に立ち寄ってくださった。この人は他ならぬヘンリー・マックロー招聘のキーマン。アイルランドのギターヒーローと僕らのバンドを結ぶ大事な人なので丁重にもてなす(喋っただけですが)。
オープニングのJBSは情熱的なステージングで、会場を暖めてくれた。大阪からのサポートゲスト周平君の加入で、サウンドの重厚感が一気に増してブルース臭も濃くなって良かった。集客にも貢献してくれてありがとう。さて、うちのセットリストはこんな感じ。個人的にはBack Trackが今回の肝だった。ウォルターのインストのなかでも1,2を争う難しい曲で、ずっと昔から聴いてきてやっと人前でやってみる気になった。今後も長く付き合う曲となろう。ハーモニカ吹きにとってはワンダーランドみたいなインストです。
Boogie(元歌はあるんでしょうが一応オリジナルです)/Back Track(Little Walter)/Scratch My Back(Slim Harpo)/So Many Roads,So Many Trains To Ride(Otis Rush)/Hard Cruisin' Mama(オリジナル)/Matilda(Cookie&The Cupcakes)/Tell All The World about You(Ray Charles)/I Got To Go(Little Walter)//She's Hungry(オリジナル)
マキちゃんは本番間際まで氷結を飲んで化粧などして、静かに過ごしていたがライブが始まると一気にテンションを上げて強烈なギターで盛り上げてくれた。観客の方々にもそのブルース衝動はびしびし伝わったことだろう。うちのバンドは打ち上げなど一切しないが、楽屋でポロポロ話していて、マキちゃんも楽しんでくれたようなので、また是非ご一緒したいものだ。
押野君、シゲチャン(やせた)、寺本君、周平君、僕のバンドメンバーのみなさん、マキちゃん、お疲れ様でした。ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!

by nogioh | 2010-07-25 23:11


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