レッスン。リック・エストリンの難しいインストの音を何とか二人がかりで取り切った。エストリン氏はタングブロックも上手いが、パッカリングも沢山使う人なので(Harpin' Jo氏は「パングブロック」と呼んでいた。主体はタングブロックであっても要所要所にパッカリングを織り交ぜるやり方全体を指すようで、僕もそこに含まれるらしい)、どちらかに奏法を固定すると、なかなかニュアンスまで似せることは難しい。しかし同じようでいて反復でない、緩急自在の劇的なリックの組み立て方は見事で、リトル・ウォルタースタイルのお手本のようなインストだ。やっぱりエストリンはめちゃくちゃ上手いですね。話も面白い人なので、休憩中に仕事の話をぼんやり聞いていても笑ってしまう。ギャラを貰い忘れた。ご本人からは「すみません、次回払います」のメール。何と言うことだ。