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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2010年 10月 16日

JOURNAL

やはり朝になって大慌てで荷造りして出発。京都駅で集合し、弁当とビールを買って、ぷらっとこだまで予約した座席に収まる。各停というのはなかなか辛気くさいというか、とても新幹線に乗っているとは思えないスピードに感じるが、これでもバスなんかに比べたら半分くらいの時間で着くのだ。
夕方の早い時間に着いたので、阿佐ヶ谷のホテルにチェックインして、僕とジーさんに挟まれた三島さんの部屋に集まって軽くリハをする。その後三島さんが鍵を部屋に置いて廊下に出てしまうよくあるハプニングを経て、ブライトブラウンに向かう。中野まではタクシーに乗った。大荷物だし、派手なシャツにスーツの衣装だし、4人で割れば電車とあまり変わらない。先方のメンバーと合流。初対面の加藤つよし氏を除いては「ごぶさたしてます」の挨拶を交わす。僕以外の我がメンバーと東京組は千賀タロー氏以外初対面ばかりだ。タローくんとは約2年ぶり。バンドとしての共演は実に10年以上ぶりだ(前回京都のクラブイベントで一緒になった時は彼は9才くらいだった!)。両バンドとも音合わせ程度のリハをする。
ドラマーのナベ氏を中心に、東京らしいお店を色々探してくれていたが結局大勢でブライトブラウンのすぐ横の白木屋に行く。調子に乗ってみんなが注文するから、打ち上げの大宴会みたいなテーブルになってしまった。お互いの土地のブルース事情などをわいわい話す。店に戻って少ししたらぽつぽつお客さんが入り出した。東京組の宣伝の効果あって賑わいはなかなかのものだった。僕の関東圏の友人知人も来てくれた。
タロー君のバンドはシカゴシャッフルの絶妙なグルーブに乗って(バックのメンバーの演奏は揺るぎなくスリリングだった)、若々しくテクニカルでパワフル(筋トレ好きらしい)なハーモニカが駆け回る素晴らしいステージだった。
僕らのセットリストはこんな感じ。

Wig Flipper~Back Trackメドレー(Knockout Greg/Little Walter)/Cluck Stuck Me(オリジナル)/Lucille(Rusty Zinn)featスーさん(Bright Brownマスター on Guitar)/People Like That(Bobby Charles/Muddy Waters)/Please Forgive(Sonnyboy WilliamsonⅡ)/Talking Blues(オリジナル)/Creeper(James Cotton)//(アンコール)Have a Good Time(Walter Horton)feat タロー(Hca)/Tell All The World About You(Ray Charles)

演奏は良い部分もあったが、固め。反省すべき点はある。それは特別なことではなくいつも、ある。
終演後は関東圏のハーピストの方やBSR誌の「活写 ブルース人」のカメラマン鄭さんらと話し、結構遅くまでお店にいた。阿佐ヶ谷に戻り、ラーメン食ってプロレスの話をし、部屋に戻ってシャワーを浴びた途端どっと疲れて眠くなったが、テレビを点けたら関西圏とは微妙に放送曜日がずれたプログラムや関東ローカルのものをやっておりつい見てしまって、だらだら起きていた。

タロー氏、ナベ氏、野間氏、飯村氏、加藤氏、セッティングありがとうございました。そしてお疲れ様でした。ブライトブラウンのスーさん、スタッフの方、そしてお客様、ありがとうございました。

by nogioh | 2010-10-16 23:26


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