大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2011年 01月 29日

JOURNAL

茶房 白い花にてライブ。ギターの三島さんとのデュオだ。昨年に続き、お店の大看板スミさんと、ハーピン・ジョーの尽力で実現した。昼過ぎに家を出て大渋滞に怒りながら三島さん宅に行き音合わせ。慌ただしく店に向かう。すでに共演のジョーくん、松田くんは来ていて、しばしのんびり話す。向こうは二人とも強力な職人であり、デュオ歴も長い。ライブを観ること自体とても楽しみなのだった。デュオにはバンドとはまた違う自由があり、不自由がある。バンドを組む前、僕は三島さんとしばらくデュオでやっていたが、僕はまだ20代であまりに未熟だったから、デュオでブルースをやる喜びにも苦しみにも、とにかくその深奥には近づけていなかった。
雪のちらつく寒い中、スミさんもお客さんの入りを気にしておられたが、結果は超満員だった。音響もうまくいき、気持ち良く演奏できた。何と名古屋から噂の凄腕、神農くんも観に来て下さった。(いつも言うが「くん」に深い意味はない。年下と判明したから、それだけです)貴重な機会なので是非、とお願いして一曲吹いてもらった。ジョーくん松田くんのデュオも期待に違わぬ素晴らしさだった。ジョー氏のハーモニカには独特な「色」がある。コク、癖と言い換えても良い、もちろん肯定的なニュアンスなのだが、遠くで聴いてもラジオで流れていても僕はきっと判る。一緒にやるととても頼もしいし刺激になる。仲間にそういうプレイヤーがいるのは喜ばしいことだ。戦前風インスト、ホートンの本質を射抜いた敬意溢れるテクニカルなカバー解釈など僕には到底真似できない。
さて、うちのセットリストです。
Big Leg Mama(Little Walter)/Tin Tan Tagalu(Jerry McCain)/So Glad I Found You(Johnny Shienes)feat.松田ゆうき G/Ol'55(Tom Waits)/夜空(五木ひろし)/Hard Cruisin' Mama(オリジナル)/Cluck Stuck Me(オリジナル)/Scratch My Back(Slim Harpo)feat. Harpin' Jo/My Kind Of Baby(Little Walter)feat.神農正祐 Hca/Life Will Be Better(Sugar Ray Norcia)with Harpin' Jo&松田ゆうき//Have A Good Time(Walter Horton)with Harpin' Jo&松田ゆうき

神農くんのハーモニカは、理論的でジャジー、そしてトリッキーだが、グルーヴというかスウィング感はブルースのものだ。10穴ハーモニカの新たな可能性を追求している人らしい清新さがあった。バックで吹いて貰っている時もとてもスリリングでした。名古屋から旋風を起こして欲しいです。

実に楽しいライブになった。僕に関しては、ハーモニカはリハの方が出来が良かった気がしないでもない(こんなこと書かなくて良いのだが、水物、ということを言いたいのです。リハは咥え煙草でべらべら喋りながらやるし、当然、本番はあくまで本番として臨んでおります。ただ、力が抜けていることはとても大事で、良い感じに力が抜けると、リハでも「おっ」と思うような音が出ることもあるのです)。今日は歌の方が良い感じにコントロールできたと思っています。力が正しく抜けていたのでしょう。
スミさん、ジョーくん、企画、招待してくれてありがとうございました。松田くん、三島さん、お疲れ様でした。寒い中来て下さったお客様、本当にありがとうございました。
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by nogioh | 2011-01-29 23:11 | Comments(0)


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