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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2011年 05月 14日

JOURNAL

古株の生徒さんレッスン。機材の共同オーナーであったり、レッスン以外でも何かとお世話になっている人。今日はウォルター・ホートンだった。もう5、6年前、Harpin' Jo氏(その時はWettyでした)と、彼が全曲リトル・ウォルター、僕が全曲ビッグ・ウォルターをやるというジョイントライブを企画して京都と大阪でやった。なかなかスリリングで面白かったのだが、久しぶりにホートンをじっくり聴いて練習して若い頃にはなかった発見が色々あったのを思い出す。「An Offer You Can't Refuse」というポール・バタフィールドとのカップリングLPで僕はホートンを知った。18歳くらいか。ロバート・ナイトホウクとのデュオで、アンプリファイドのキンキンしているのにハウってもおらずうるさくもない音色にまずびっくりした。そして強烈なスウィング感。ハープを始めたばかりで何も判らない時代だったがすぐにコピーしようと思った。ところがG#とか変なキーばかりでハーモニカが全然揃っておらず悔しい思いをした。JOBのジョニー・シャインズのバックで吹いてる「Evening Shuffle」「Brutal Hearted Woman」とか、一時期狂ったように聴いて記憶に焼き付いているこの人の名演はいくつもある。数は少ないが、今日やったチェスでのジミー・ロジャースのサポートももちろん忘れ得ぬ傑作の一つ。

by nogioh | 2011-05-14 23:31


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