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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2012年 01月 08日

JOURNAL

新春一発目のライブは堺のサムズレコード・レッドハウス。20歳前後の頃は大阪までしょっちゅうレコードを買いに行っており、当然サムズも行ったが、今思えばはるばる訪れていたのだなあ、と思う。電車を乗り換え、環状線を逆回りに乗り間違えリハ開始予定の3時丁度に着いた。大西君はじめ大阪チーム(大西君は伊勢だし、江上君は京都なんですが)と、ジーさん橋本君、ゲストの大谷さんは既に到着していた。程なくして明里さんも現れて我々、そしてアイパー大西&The Seeds Of Reedがそれぞれリハをする。その後僕らは、昼飯の時間が遅かった、という明里さん以外のメンバーで駅前にうどんを食べに行き、ビールも飲んで、ごにょごにょと取り留めない話で適度に盛り上がった。レッドハウスに戻るとセッションが始まっていた。覗きに行ったら、ジーさんがすぐに捕まり、三木君の5弦ベースを弾くことになった。僕らは笑いながら、サムズでCDを物色。ダウンホームハーモニカのコンピレーションがあったので購入。1000円。ライブが始まると2階に上がり楽屋で(今日はヒーターの灯油が切れて途中からどんどん寒くなっていったが、畳敷きで、下宿の風情があり寛げる場所だ)軽い打ち合わせや着替えをしながら大西君たちの演奏を楽しんだ。現在進行形のソリッドなシカゴブルースサウンド。ぐいぐい回転するリズム隊も、それぞれタイプの違う指弾きギタリスト、江上君と久米君のアプローチも素晴らしい。そして大西君は相変わらずどうやって出しているのか不明のキャリー直系の音と間合いで聴いていると自然に体が動く。終盤、アイパーからマイクで名を呼ばれ開襟の柄シャツにセーターという変身途中の変な格好でステージに上がって「Coffesin' The Blues」を一緒にやった。
僕らのセットリストは以下の通り。
Off The Wall(Little Walter)/Bad Boy(Eddie Taylor)/Someday(Robert Nighthawk)/You Can Do(Original)/Worry,Worry(BB.King…今日のイメージとしてはピー・ウィー・マディソン風を目指しました)/Ice Cream Man(John Brim)Vo.Badboy 明里/Just A Feeling(Little Walter)/Hydramatic Woman(Joe Hill Louis)//Chromatic Fast One(幾つかの先達の作品をモチーフに継ぎ接ぎしたようなインストです)

終演後、主催者のタカギマンのアイデアで、僕と大西君が明里さんのギター一本をバックにダブルハープでジミー・リードの「Baby What You Want Me To Do」をやった。これがなかなか、個人的には今日一番気持ち良かったかも、と思える良い雰囲気だった。
メンバーと談笑しながら電車に乗り、大阪駅で別れ、はるばる帰る。京橋からは幸い座れたので転寝しているうちに着いた。駅を降りるととてつもなく寒く(多分零下)、急激な温度変化に身の危険を感じた。息が苦しくなり、自転車に乗ると本当に気を失いそうだった。空腹感はあったので何とか軽い食材をコンビニで調達し家に帰りついて炬燵に入って食ったら回復した。

アイパー大西&The Seeds Of Reedのみなさん、僕のバンドのみなさん、特別参加の明里先輩、ゲストの大谷さん、お疲れ様でした。サムズ社長佐藤さん、盛り上げて下さったお客様、ありがとうございました。

by nogioh | 2012-01-08 23:52


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