ゆっくり過ごす日。どちらかと言えばぐったりしてもおかしくない体調だったが、やはり休養日は元気に過ごさないと勿体ない。買い物をし、次のライブのセットリストを頭でこねくり回し、DVDを観て風呂に行った。ブルース・スプリングスティーン「ネブラスカ」、オーティス・スパン「Chicago Blues」、オーティス・ラッシュ「The Cobra Sessions」を聴く。走る道によって合う音楽合わない音楽があって、信号で停止した時を利用して結構こまめにCDを変えたりする。少々危なっかしい。暗い山道に「ネブラスカ」は強烈に、と言いたいほどぴったりくる。深夜の街灯も疎らな舗装道路に寄り添うような静かな悲しみと怒り、そしてほんのりと路面を照らすようなストーリーテラーとしての、言葉への誠意のようなもの。
ホイットニー急逝のニュースに驚く。大きな仕事をまだまだ残せたはずなのに。スケールの大きい凄いシンガーだったと思います。冥福を祈ります。