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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2012年 02月 27日

JOURNAL

近所の、割と高級感漂うスーパー銭湯のタダ券があり、有効期限が今月いっぱいまでだったので、出かけた。予想より人はいたがそこに行く時は週末や休日ばかりなので、やはりがらんとした印象だった。強烈なストレスからちょっとは解放されて少しずつ気持ちは楽になっているが体はどんどん故障して行っている気がする。塩サウナには一人きりだったので長い時間考え事していた。暑っと声を出したら結構遅れて遠いどこかから別な人の声が「暑っ」と言った。ぎょっとして、変な声、と思ったらこだまであった。
新しいCDを買うペースが一頃に比べてガクンと落ちた。ことブルースに関しては、もう新譜はこれ以上は良いかな、ライナーを書く分はサンプルも届くし、と思ってしまっている。先ずは5、60年代のシカゴブルースの古い音源を聞き飽きるということもないだろうし、という気持ちある。LPしかないアルバムでCD化して欲しいものはまだあるが、新譜にはどうも食指が動かない。これは退行なのかなあ、などと考えながら、久しく聴いていなかったロックやジャズを聴くとおお!という感じで感動したりする。でも新譜に興味が湧かないのはロックもジャズも同じことだ。常々音楽の衰退を嘆いているくせに新譜を買わないというのは矛盾ではないのだろうか。良い新譜がないからだ、というのは聴いてからいいなさいという話だ。
音楽は大事にしているし日常に深く食い込ませて生きているので、少なくとも僕は音楽の敵ではない。良い音楽や紙の本(電子書籍なるものが例え文学の未来にとって有用であるとしても、より人々の生活に密接なレベルの話として)の喪失は人類にとって計り知れない悪影響を及ぼすと僕は考えている。一握りの悪い宗教家や成金や、理屈ばっかりの左翼や、国粋主義をトレンドにしようと企む低能な右翼に洗脳されて、やがては自滅する人が爆発的に増えそうな気がする。ウィ○ペ○ィアを丸呑みして物を調べた気になっている人を見るとよくそう思う。
洗脳といえば、女漫才師の話を近頃よく耳にする。それはまあどうでも良いが、俄かにメディアに向けて早く帰って来い!などとやっている「お仲間」の様子が恥ずかしいし癇に障る。まあ、それもどうでも良いけど。

by nogioh | 2012-02-27 23:16


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