多少ぐったりした気分で、それでも何とか昼間の時間をやりすごす。朝起きたらまずジョニー・ギター・ワトソンを聴くと一日中元気でいられた頃がかつてあった。その時はそれが音楽の力なのだと信じ込んでいたが、やはりそれだけではないようだ。受け手が内包しているエネルギー量にも大いに関わることだったのです。それがこの年になるとしみじみ実感できる。第一今起きぬけにブルースなど聴く気にならない。もっと言えば何にも聴く気が起こらない。
夕方から外出。忙しくてなかなか外で羽を伸ばせない友人も誘って楽しい時間を過ごした。明日は何も予定がない。何年か前、大型連休中何も予定もない日がお互い一致してKOTEZ氏と呑みに行った。その時もこんな良い日になぜ二人ともライブがないのか、と言い合ったのだったが、暇が良いことだとは今も思わない。だが、言っても詮無きこと、目覚ましを一切掛けずに自然に目が開くまで寝ることにする。