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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2012年 07月 28日

JOURNAL

汗だくになってざぶざぶの前のパーキングに車を入れたら程なく松田君到着。最近ずっとまっちゃんのローディをやっている弟子のH君にもご無沙汰のご挨拶。早めにリハをやり、良い感じだったので店を出て右側の(長く京都にいますが、ざぶざぶ周辺の方角が未だに感覚として掴めません)中華屋、店を出て左側のノスタルジックな喫茶店で打ち合わせしながら開演を待つ。松田君とのデュオは久しぶりで、しかもまだ2回目。お客さんの入りも心配だったが、有り難い事にまずまず来て下さり、加えてお店のお客さんも結構おられてお蔭で満員だった。僕はアンプリファイドと生両方で臨み、エレキの方はHarp Gear Ampの一番小さい奴にshure545SDを組み合わせた。まっちゃんもエレアコとエレキギター両方、スピーカーも持参するなど気合が入っていた。セットリスト。
1ステ
JUKE(Little Walter)/You're The One(Jimmy Rogers)/I Need You(Paul Carrack)/Jockey Full of Bourbon(Tom Waits)/So Many Roads,So Many Trains(Otis Rush)/Scratch My Back(Slim Harpo)
2ステ
Roller Coaster(Little Walter)/Is Anybody There(John Hiatt)/But I Do(Bobby Charles)/Blue and Lonesome(Little Walter)/It All Comes Back(Bobby Charles)/She's Tough(Jerry McCain)//Please Forgive(Sonny Boy WilliamsonⅡ)

一般的にブルースとしては全く認知されていない曲、そもそも一般的に知られていない曲も混ぜてセットを組んだが、僕としては自分の中に深く根を下ろしたまさにルーツ的なものばかりだ。僕はそれをブルースと全く同じように演奏する。そもそもブルース以外のハーモニカのイディオムを、結局のところ僕は殆ど持っていない。繊細に、楽曲に入り込んで作りこむ部分と即興部分のバランスがそのポテンシャルの高さを物語るまっちゃんのギターに煽られ助けられ気持ち良く演奏出来た。お客さんも盛り上がっていただけて誠にうれしいです。このデュオはまだまだこなれてゆくし、良くなると思った。2ステの頭の3曲はざぶざぶマスターであり、高名なジャズドラマーでもあるケンボさんに叩いて貰った。安心して胴上げされてるようなグルーヴでした。
まっちゃん、おつかれさまでした。H君もお疲れ様でした。ケンボさん、奥さん、そしてお客さま、本当にありがとうございました。

良い気分でピー・ウィー・クレイトンを聴きながら帰宅。鼻がおかしな感じで、もしかすると風邪がぶり返した気がしないでもないが、とりあえず観た人には喜んでもらえるライブになったようで良かった。

by nogioh | 2012-07-28 23:34


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