レッスンは祭日で生徒氏も時間があるので昼間にやった。この人のレッスンは、これまで覚えて来た曲をざっと演奏して問題があれば指摘するという形だ。随分溜まって来たので全曲時間内には出来ない。今日はこれとこれ、という風にイメージして来られるのに合わせて僕は伴奏に徹する。ライブのリハのような感じである。全ての生徒さんの中で、僕が一番ハーモニカを吹かないレッスン、そして一番ギターを弾くレッスンを続けている人。どうも首をやったようで、背中とか腕とか色々痛くて体調が優れないがギターを弾いていると楽しい。祭日なのであまり出かける気にもならずレッスンの後は大人しくしていた。
香山リカの本は一杯出過ぎていて今はもう本屋に行っても手に取らなくなったが、初期の仕事は時折むしょうに読みたくなる。いつかも書いたが「自転車旅行主義」が彼女の本では一番好きだ。読みたくなったが本が見つからなかった。よくある事だ。僕はこれを出版後すぐに買ったが、後に文庫も出ていたはずで、本屋に買いに行こうかと思った。でも、そんな風に書棚の整理の未熟が原因で2冊持っている本が結構あって、考えると馬鹿らしくなってしまったのだ。見つかったら読み返す。