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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2012年 12月 23日

JOURNAL

昼間一人レッスンして、そのまま西院へ向かう。レッスンは激務故の練習不足を嘆く人だが、その割りに安定していて、訊きたいポイントもちゃんと絞れていた。大したものです。
バンド恒例のクリスマスライブ。もう10年以上続けている。拾得が多いが、昨年は都雅都雅、今年は西院ウーララが会場だ。ゲストはこれも決まっていてヴォーカルの大島ケイちゃんとピアノの田中良明さん。二人とも有無を言わせぬ実力派で、色んなところで活躍されている。クリスマスライブにはお二人のファンも観に来て下さる。ケイちゃんは別な大きな仕事を明日に控え、大阪での大規模なリハを終えて駆けつけてくれた。僕らはこじんまりとリハを終え、アレンジの打ち合わせや新しく思いついた仕掛けを試したりして、一息ついてケイちゃんを待っていた。ケイちゃんが恐縮しながら6時くらいにやって来て軽く音を合わせて店と同じビルの1階にある2号店「Tumblin' Dice」に行きメンバー全員で夕飯。音を出しつつのクリスマスパーティーが行われていて、髪型も顔もニール・ヤングみたいな人が「ライク・ア・ハリケーン」を歌っていた。戻ってすぐライブ開始となった。イブイブ、祭日、歳末、ということでどうかなあ、と思っていたお客さんの入りも上々で会場は満席になった。本当にありがたいことだ。セットリストは以下の通り。
1ステージ
Blues after hours(Pee Wee Clayton)/Blow wind blow(Muddy Waters)/Merry Christmas Darlin'(Hop Wilson)/No reoson to be confused(Original)/Lovin' cup(Paul Butterfield)/Ol' Forks(Dan Penn)/I got to go(Little Walter)
2ステージ
K.O's shuffle(Original)/Bad Girl(Eddie Taylor)/I'd rather go blind(Etta James)/Killer Diller(Betty Everett)/Ball and Chain(Big Mama Thornton)/Hands Off(BettyEverett)//Yoshiaki's Boogie(Original)/How long(Original)
ジャジーでニューオリンズの香りも漂う良明さんのピアノと、ナチュラルな良い声を持ち、発音も綺麗なケイちゃんのソウルフルなヴォーカルが加わると毎年の事ながら僕らバンドが普段なかなか出せない力を引き出してもらえる気がして演奏していて非常に楽しい。
メンバーのみなさん、お疲れ様でした。お店の方、お客さん、ありがとうございました。

エルモア・ジェームスのBOXと、なぜ今の季節に?と思いつつもどうしても聴きたくなって大瀧詠一を鳴らしつつ帰る。さらばシベリア鉄道だけは気分的に今の季節に合うかな。

by nogioh | 2012-12-23 23:51


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