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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2014年 01月 21日

JOURNAL

東京のハーピストY氏が送ってくれたリトル・マック・シモンズの「High & Lonesome」を数日おきペースで聴いている。95年の復帰作だから、出てすぐに買っていたはずでとても好きなアルバムだった。なのにいつからか家の中に見当たらなくなってしまった。どういうことだ、と悲しんでいるところにY氏が届けてくれたのだ。ありがとうございました。

昨日、今日と外でのレッスン。冬景色の中を暖房の効いたバスに揺られていると何となく旅をしている気分になるが、バスに乗っているのは15分くらいで、すぐに凍てついた街区に放り出されるのである。街区、という言葉は昨年末にまとめて読んでいた桐山襲の真似です。詩的で硬質な言葉・文脈に60~70年代の若者の生々しい餓えを生き生きと映し出した夭折の作家。
そういえば、吉野弘氏が亡くなった。高校の時の国語教師(学校出たばかりの、今思うと変な若者だった)が大ファンで、僕も読んでいたから、こいつやるな、と思ったのを思い出す。僕も相当に変な小僧であった。判りやすいという事は、凄いことなのだと実感させられる詩人。その実感に関しては僕の中では谷川俊太郎より吉野弘だ。

気づけば結構久しぶりの方と、正月に既にレッスン初めを済ませている方。前者はまったくの初心者でのんびりペースながら、ベンドも綺麗に下がり始めています。後者はブルースのみならずポピュラー音楽全般に非常に詳しく、ポイントの飲み込みが早い。現場で揉まれて気づくことも多く、一度セッションに行けばいいのにと思う。

ウィリー・ウィリアムス「38ウーマン」聴いて就寝。いわゆる超名盤と呼ばれる作品だが、これにもリトル・マックが入っています。

by nogioh | 2014-01-21 23:55


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