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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2014年 03月 25日

JOURNAL

プロもアマもごちゃ混ぜに、広い会場にいくつか作られたステージにどんどん上がって日がなライブをする。いわゆる音楽フェスだ。そこには何とボブ・ディランも出ている。僕は楽屋から長い廊下を歩いてバックステージに来てステージ脇から後ろ姿のディランを見ていた。そこに同じように空き時間にひと目ディランを、と顔見知りのハーピストがやって来た。やあ、どうもどうも。出番何時から?などと僕たちは会話を交わした。そういう夢を見た。素晴らしい夢だ。何も良いことなどないのに何で?と思うが、とにかく目覚めの良い夢、というのは久しぶりで嬉しい。ディランの登場は、来日が近い(行きたい気持ちはあったが僕は行かない)のと、つい最近スコセッシ監督のディランの映画「ノーディレクションホーム」のDVDを観ていたからだろう。

高校時代の友人は、小泉今日子が家に辞書を返しに来る夢を見たと言っていた。その友人はどこかの屋上でストーンズとセッションする夢も見たらしい(屋上、というのはLet It Beのイメージも混ざっているのだろう)。彼はそこでギターを弾いていたが、左利きの為ギターの向きが逆で、横でドラムを叩くチャーリー・ワッツの腕にネックが当たりそうになる。チャーリーは関西弁で「邪魔やからもうちょっとあっち行って弾け」と友人に注意したそうだ。

何という良い夢だろう!他人が寝てみる夢を羨むのもどうかと思うが、俺もそういうの見たいなと思ったのを30年近く経った今でもよく覚えている。

今日のレッスンは、クオリティの高いロックのライブを長くされてきた方。タングブロックも短期間でマスターされた。スケール感覚を磨いて、曲を作る感じで歌モノに絡んでゆく工夫を色々試みた。難しいものだ、と実感した。安西水丸氏の逝去についての話題になった。村上春樹との絡みでこの人の名を知ったという人がやはり多いのだろうが、僕は氏が若い頃ガロに描いた漫画を集めた作品集をずいぶん昔に買って持っていて、好きだったのでそちらの印象が強い。昨年末に亡くなった大滝詠一ほどの思い入れはなかったが、残念なニュースだった。ご冥福をお祈りします。

by nogioh | 2014-03-25 23:44


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