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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2015年 04月 26日

JOURNAL

昨日から遠出していたので、戻ってすぐに支度してウーララに向かった。慌ただしい。体はやや悲鳴を上げていたが、楽しい遠出だったので気分は良い。
今日のライブ、ツーマンの相手はConjunt J。日本では珍しいというかもしかして唯一無二のテックスメックスのプロパーバンド。バホセストの人がジーさんと同郷の、40年来の友人であったり、明里さんもコンフントのメンバーとは面識が会ったり世間の狭さを実感した。ドラムの北田君と僕は同い年で、ブルースを共通項にもう随分長い顔見知りである。今回のツーマンライブも僕と北田君で企画した。ブルースのようにより深奥まで探究するには至らなかったが、ダグ・サム、ロス・ロボスらの演奏するポルカを初めとする所謂テックスメックスサウンド(もちろんライ・クーダーの「Chicken Skin…」も)来る日も来る日も聴いていた日々が僕にはある。何というか大変な時期で、テックスメックスを巡ってはつらいことも色々思い出すが、これらの音楽は今も好きで、聴くとやはり気分が盛り上がる。今夜は日本人による本格的なコンフントをライブでたっぷりと堪能した。とても格好良いサウンドでした。僕も2曲参加させてもらった。ありがとうございました。
僕らはいつものようにブルースを淡々と、なるべく元気に演奏しました。これがブルースなの?あれはブルースって言ってたけどそうじゃなかったんだ…という人が増えたら良いのに、と書くとちょっと極端で、排他的になってしまうが、そういう気持ちも少しはある。何度も何度も書いているように色んなブルースがあって良いし、僕らのやっていうる音楽が「本物」だとも思っていない。かと言って僕はガチガチの原理主義者でもない。スタンスとしては中道路線なのかなと思う。何はともあれ「ジャンルとは関係なく彼の歌にはブルースがある」式の拡大解釈にはついていけないし、時々は勘弁してほしいと感じる。
コンフントJ、うちのメンバーの皆さん、お疲れ様でした。ウーララ、お集まりいただき騒いでくださったお客様、ありがとうございました。

by nogioh | 2015-04-26 23:29


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