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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2015年 06月 21日

JOURNAL

梅雨と言いつつ、4月に「百年の孤独」(お酒ではありません)なみに雨ばっかり降ったせいか、あまり降らないまま、数日前から季節が少し進んだように思う。一気に地表から臭い立つ熱が湧き上がり暑くなった。夏が嫌いとあちこちで繰り返しているが、僕は屋内の涼しい場所から、ガラス越しに夏の景色を見るのは好きだ。アニメの「時をかける少女」の風景のようなものだ。体感的に暑くなければ夏は特段悪いものではないのです。暑いと朝から晩まで基本的に不機嫌になってしまうし、何を着て良いかも判らなくなる。何を着ても暑いし、だいたい半袖というものを僕は好ましく思わない。機能性よりもあるべきものがそこにないという欠落を感じてしまう。昔東京でコテツ氏と晩飯を、となった時、やけくそでアロハに半ズボン、サングラスに野球帽といういでたちで駅で待っていたら軽く笑われた。似合わないし寝間着みたいだし、自分でも変だと思っていた。
ハウリンバーで大野木バンドライブ。共演はヨシ水野率いる11th street blues band。うだりながら塚本に着いた。改札で橋本君と会い店に行くとジーさんがマスター私物のギターを弾いていた。程なく明里さんも現れ物凄く久しぶりにやるホートン名演のカバー「Southern Woman」を中心にリハをして、水野君たちのリハを少し見学して飯に行った。ジーさんが財布を家に!忘れたことに気付き明里さんに金を借りるというハプニングもあった。11th streetはいなたいシカゴ系のソウルなどもやる格好良いバンドで、今回の久々の共演を僕は楽しみにしていた。観客になりきってステージを楽しんだ。すばらしい。僕らも汗をかきかきやりました。ちょっとした不可抗力的事情で大谷さん欠席だった今日は、いつになくメンバーそれぞれが重責を担っているような気分になっていたように感じた。アンコールでは水野君を呼んで「Big Town Playboy」をやった。両サイドにエディ・テイラーがいるような贅沢な気分で歌い、二人のギタリストの競演を間近で楽しんだ。以前に出張ついでに立ち寄った時に偶然僕の演奏を聴いてくださっていた静岡の方が、もう一度ハーモニカを聴きたくて、と何とご両親を伴ってきてくださった。恐縮でございます。とても嬉しかった。楽しんでいただけたようで何よりです。CDも売れたし、めでたい気分であった。出演の皆さん、お疲れ様でした。水流さん、お集まりのお客様、ありがとうございました。

by nogioh | 2015-06-21 23:33


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