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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2006年 06月 08日

JOURNAL

風邪をひいたような虚脱感がある。音楽を聴かない日が続く。それでも音楽と無縁でいるわけにもいかない。ニュースが梅雨入りを告げた夕刻からきっちり降り出した。夜レッスンを兼ねたスタジオ入り。生徒氏のライヴが近づいている。僕のバンドのギター三島さんも加わって、フルメンバーだ。僕のつたないギターではそもそも話にならないが、三島さんの参加で曲にきっちりと陰影がつく。たいしたものである。
梅原猛「日本の深層」随分久し振りの再読。太宰に触れた八章が美しい。漫画「三丁目の夕日」にも太宰にちなんだ悲しい一篇があって読みたくなったが、本がどこにいったか判らない。「女生徒」に感心し、「津軽」にびっくりした。若い日の耽溺はなく、大人になってからそういう感想を持った。太宰は僕にとってそんな作家だ。小学生の時、文化祭の演劇で「走れメロス」の老人役をやった。選ばれた理由は、猫背だから、だった。

by nogioh | 2006-06-08 03:49


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