チャーシュー中島さんのライブにゲスト参加。ツーマンの相手は天然デンネンズ。会場は二条城の近くのライブハウスNANO。故・チャーリー藤井さんと一緒にやった思い出がある。この店で大野木バンドがホストになっては月一のブルースセッションをやるという話も出ていたが、藤井さんが亡くなって話もどこかへ流れてしまった。訪れるのは10年ぶりくらいで、予想を超える道の迷い方をした。50分くらい彷徨って漸く到着。僕がいないことに気付いていないくらいの雰囲気でリハが始まっていた。遅れてすみません。僕は5曲くらいハープで参加。お店のヴォーカルマイクで吹いた。アンプリファイドのハープの音は素晴らしいが、PA一発と言うのも僕は大好きで、良い感じの音響の中で吹くとえもいわれぬ快感がある。天然デンネンズのリハも全部見た。アコースティック男女デュオで、オリジナルの楽曲も、ギターの伴奏も素晴らしい。勝見さんのヴォーカルは特筆すべき心地よさで、要するに僕は彼らの歌が好きなのです。
本番では途中から天然の二人も入ってきてセッション風になった。出番が終わり新日本プロレスのTシャツに着替えたところで、勝見さんが走って楽屋に来て「呼ばれてますよ」と言った。ということで、もう一度ステージに戻り、中島さんに「歌って」と急に言われ、ストーミーマンデイを歌った。出演者に優しい値段のビールを飲んで、帰途に着いた。帰りもまた道に迷い、荷物は重いし、駅に辿り着けそうにない雰囲気だったので、大通り(それが堀川だということも判らないくらい迷っていた)でタクシーを拾った。「この車線は京都駅に行く方向ですか」と聞くと「迷ったんだね。大丈夫、合ってます」と言われほっとした。中島さん、バンドの皆さん、天然デンネンズのお二人、お疲れさまでした。NANO、お客様、ありがとうございました。