2016年 06月 07日
関東遠征の3日間だった。フェイスブックには既に書いていて、どうもこちらは遅れがちになってしまうのだが、こちらしか見ていないと言う方もおられる。あちらでは書けない内容(あくまで自主規制的なものですが)も含めてこちらも大事にしないと、と思う。 4日の記述から。吉祥寺駅に12時過ぎに着いてスターパインズカフェに入るとコンペティターの方のリハ中だった。川崎さんの音が聞こえた。ここにいても邪魔かな、と思いすぐに外に出てぶらぶら歩いていると自転車に乗ったKOTEZ氏が前から迫って来て、お茶でも行きましょう、と誘ってくれた。コーヒーを飲みながらハーモニカについてあれこれ話をした。1時くらいまでそうやって過ごし、会場へ。2階で弁当をいただいて一息ついたところで呼ばれ、階下に降り、ゲスト及び審査員の方のリハ開始を告げられた。その間も僕は1年ぶりに会う諸先輩方やハーピスト仲間、モリダイラの人に挨拶しまくっていた。3回目?4回目?になるが、いつも独特のムードがあってちょっと緊張する。吉祥寺に着いたというメールが加藤さんから来て、待っているとコテっちゃんのリハ中に、ステージの後ろから加藤さんが大きなボストンバッグを持って現れて、一瞬演出で「かました」のかな、と思う程びっくりした。そこにいたみんなびっくりしていたが、ちょっと複雑な作りの建物なので入口を間違えたのだろうとすぐに判った。でも笑ってしまった。初出場のインパクトはその時点で絶大だった。リハを終え、長い待ち時間を僕は西友に行ったりして過ごした(着替えが足りないと気付いていたので400円のTシャツを買ったりしていた)。そして会場に戻り、予選を勝ち抜いたコンペティターの方の演奏を会場内、楽屋、ステージ脇のミュージシャンの溜まりをうろうろしながら聴いた。すごいハイレベル。早吹きなんてもう当たり前みたいになっている。ゲスト(&審査員)ライブでは、相変わらず緊張気味に演奏した。緊張していてもリラックスしていても演奏自体はそんなに変わらない。良い事かどうか判らないが、少なくともそれは歳月が僕にもたらしたものだと思う。ステージに、コンペティターの方々のものすごい緊張が残っていること、バンドが考え得る限り日本最高峰のベテランの集まりであること、緊張の理由はいくつも考えられる。それは嫌な緊張ではない。終わると、今流行の言い方で「ロス」が心に起こるような楽しい緊張だ。表彰式、最後のジャムを終え、僕は打ち上げを辞退して会場を後にした。加藤さん(演奏では会場に降りたり、いつものパフォーマンスで音もおんなじだったが、それでもやはり緊張しておられたと後で本人から聞いた)は中野のブライトブラウンのジャムに行こうかどうしようか迷っておられた。僕はコンペティターの方の伴奏で出場するため来ていたドラマーの藤井君から、FIHの後、御徒町の外人バー?ウォリアーケルトでライブするので出てくれませんか、と誘ってもらったのでそちらに向かったのだった。川崎さんが僕と同じ上野のカプセルホテルに泊まる予定なのを知っていたのでメールで誘うと、見に行く、と返事が来た。店に着くと川崎さんはすでに飲んだくれていた。藤井君がドラムを叩くバンド、サチコブラックは会場を大いに沸かせていた。僕は3ステ目に丸々参加した。会場には昨年中華三番でリーちゃんとデュオをやった時に来て下さっていて、素晴らしい絵を描いてくださった女性が偶然おられてびっくりするなど、色々と面白かった。川崎さんとラーメンを食ってチェックインし、別れた。 川崎さんとは翌5日の朝チェックアウトでまた合流し、ルノアールでモーニングコーヒーを飲んでまた別れた。その後、僕は上野周辺をぶらぶらし、頃合いを見て湘南台へ向かった。駅で加藤さんと合流し、ちょっと道に迷ったりしながら中華三番へ。加藤つよしくんはもう店にいて、5年ぶりくらいの再会を喜び合った。おいしい鶏煮込みそば(だったかな)をいただき、短いリハ。会場は満員のお客様で埋まり、昨日の緊張感とは打って変わって、僕は(加藤さんもきっと)のびのび自由にプレイした。ハーピストの方がたくさんおられたので最後はみんなでセッションした。素晴らしい夜だった。終演後居残ったお客さんと話し、その後は加藤さんとともに、店の2階に泊めてもらった。ひそひそ声で結構長い事話した。修学旅行みたいでなかなか面白かった。予想していた通り、朝僕が起きるともう加藤さんはいなかった。6日は午前中からたまプラーザで、レッスンした。どんどんうまくなっておられる。FIHに出ればよいのに、と思う。その後、たまプラーザの駅前のフードコートで牛丼食って、横浜まで出てちょっとだけぶらぶらして帰路に着いた。 遠征終了。加藤さん、つよしくん、お疲れ様でした。お世話になった方々、お客様、ありがとうございました。
by nogioh
| 2016-06-07 23:48
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大野木一彦
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