大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2016年 06月 30日

JOURNAL

マッサージを受けながら居眠っていると、夢の中で流れる音楽があった。施術を受ける部屋にもBGMが流れていて、それを聴きながら別な音楽を思い出していた、ということだと思うので、実際には夢とは言わない気もするが、それが何の曲なのか何時間も思い出せなかった。やっと思い出して、すぐに聴きたいと思ったが、今度はCDが見つからない。困ったものだ。その曲はボビー・ウーマックの「Thank You」だった。セカンドアルバム「My Prescription」の最後の曲だ。その間奏部分がマッサージの間ずっと頭で鳴っていたのだった。
ボビー・ウーマックはマッスルショールズ録音も大好きだが、デビュー盤と2枚目が僕にとっては一番重要で、また思い出深い。デビュー盤に入っている「Baby! You Oughta Think It Over」など、胸の奥が引き攣れるくらい懐かしい。焚火とか、海とか夏とか、深夜喫茶とか、そういう事象の記憶が噴出して本当に息苦しくなる。僕はその頃に戻りたいのだろうか。そんなことはないと思う。全ては過ぎ去って行く、その覚悟なしに僕らは生きられない。過ぎ去るが消える訳ではない。それを確かめるのにある種の音楽はとても有効だと思っている。それでも消えて行く記憶も勿論たくさんある。全部が消える前に、僕自身が消えなければ、と思う。それが出来る限り先の事であるようにと、その程度の生への執着は僕にもまだある。

※1st、2nd一緒になってCD化されてます。
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by nogioh | 2016-06-30 23:48 | Comments(0)


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