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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2016年 08月 23日

JOURNAL

東京で2日間ライブだった。京都より上の方にあるから涼しいかな、と期待半分予想していたが、湿度もたっぷりでとても暑かった。日曜日から火曜日まで滞在したが結局ずっと暑かったのだった。汗だく度合いが予測を上回り、着替えが足りなくなったが、ホテルにコインランドリーがあったので助かった。日曜日は四ッ谷ブルーヒートで平松悟氏の教室発表会。16時に四ッ谷音楽館に行き、リハーサル。そのあとギターのGENさんと海鮮丼を食べてからブルーヒートへ向かった。皆さんの演奏に一人一人コメントをし、二部はライブをするのが僕の任務だ。何年も連続で呼んでもらっているので、顔見知りになった出場者もおられる。皆さんレベルが高く刺激的だった。それでも大層緊張しておられるので、僕も見ていて何となくハラハラする。BIG ROCK 大岩、T-SLIM 両氏が来ておられたので、ライブでは一緒にやった。平松くんももちろんそうだが、長年の蓄えを感じさせるプレイヤーと演奏するのは楽しいし学ぶところが多い。平松くんいつも呼んでくれてありがとうございます。夜ホテルのテレビで、どうやら台風が東京を直撃すると知りびびりながら寝た。
翌月曜日は荻窪ルースターでKOTEZ、LEE、小出斉という、泣く子も黙る強力な布陣に加わらせてもらってのライブ。天候は大丈夫なのか気が気ではなかった。目覚めると激しい雨、昼前に生徒さんの家に行きレッスンしたが、風も次第に強くなっていった。コテっちゃんに電話すると、リハーサルの時間をずらそう、と言うので勿論賛成して、そのまま生徒さんの家で避難を続けた。レッスンすることも尽き、アイスコーヒーをいただきながらいろんな話をした。なかなか渋みのある良い時間だった。17時になると雨はほぼ上がり、風もやんだ。しかし山手線は倒木で運休中、メトロを経由して荻窪に向かった。時間丁度に5、6年ぶりのルースターに着くと、3人はすでに待機中だった。リハ。良いライブになることがすぐに確信できた。リーちゃん、コテっちゃんとルースターのすぐそばの蕎麦屋に行き僕はモリを頼んで腹ごしらえ。台風一過の平日、どうなることかと案じていたが、満員のお客様が来て下さった。強烈な3人のグルーヴにまみれ、僕もその夜に出せるものは誠意を込めて全部出した、と思う。岩石のような、熱い鋳物のようなシャッフルビートの嵐だった。客席にはたくさんハーピストがおられたので最後はステージに集結してジャム。実に爽快。お客様を交えて談笑し、その後はロッキン保っちゃん、昨夜に続いて来てくれたT-SLIMと阿佐ヶ谷のブルースバー、バレルハウスに行ってウォルター・ホートンの「AN OFFER YOU CAN'T REFUSE」を聴いた。これも良い時間だった。
翌朝(今日です)はもう一人渋谷でレッスンしてから銀座をうろつき(たいした意味も目的もない)帰路に着いた。関わった全てのミュージシャン、お店、そしてお客様、ありがとうございました!

by nogioh | 2016-08-23 22:56


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