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2016年 10月 12日

JOURNAL

一昨日の西成ジャズで、少しだが界隈をうろつく時間があった。歩いていて衣装に使えそうなシャツ(テロンとして光沢があるポリエステルの柄物)を売る店を見つけ、物は古いが着用の痕跡のないものを買った。千円で釣りが来たが、数えると十円多い。顔を上げた僕に初老の店主が「電話代にしてください」と言った。不意に20年も昔、明け方の繁華街で見た電話ボックスの中にうずくまって泣く女の姿を思い出した。店主の言葉に強い印象を受けて僕は少し混乱していた。。何年、何十年と続けられて来たであろうささやかな接客術、そしてセリフ。一気に年をとったような、逆に子供に戻ったような不思議な感覚にうろたえてしまった。
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by nogioh | 2016-10-12 23:42 | Comments(0)


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